MT5は全世界で利用される取引ツールであるMT4の次世代版ツールです。
MT4と比べて動作スピードが改善されたり、時間足が増えていたりと至るところにツールの改善点が見られます。
このページでは、そんなMT5のPC版のダウンロード方法から使い方、各種注文と決済方法までをわかりやすく解説していきます!
MT5初心者の方はこの記事を読んでPC版MT5の使い方をマスターしましょう!
このページではPC(パソコン)版のMT5の操作方法の解説を行っています。
「海外FXの基本情報」や「おすすめの海外FX業者ランキング」を知りたい方は、こちらをご覧下さい。
MT5のダウンロード方法と手順
まずはPC版MT5のダウンロード、そしてMT5からトレード口座へログインという順番で操作方法を見ていきましょう。
最後に、ログインできない場合の対処法についてもご説明します。
MT5のダウンロード~ログイン
PC版のMT5ツールは、WindowsはもちろんMacでも利用可能です。
スマートフォン版はAppStoreやGooglePlayからダウンロードしますが、PC版のMT5ツールのダウンロードは基本的に各業者のダウンロード用ページからダウンロードを行います。
ちなみに今回はWindows版MT5を海外FX業者であるXMのページからダウンロードする場合を例に見ていきます。
まずFX業者で口座を開設後、ダウンロードページを開きましょう。
ダウンロードページを開くと以下画像のような画面が表示されますので、「ダウンロード」をクリックします。
ダウンロードをクリックするとインストーラーがダウンロードされますので、インストーラーのダウンロード完了後インストーラーを開きましょう。
インストーラーを開くと以下の画面が表示されますので、「次へ」を押してMT5のダウンロードを行いましょう。
すぐにダウンロードが完了するので、完了部分を押してインストーラーを閉じます。
ダウンロード完了後、自動的にMT5が起動しますので「次へ」をクリックします。
次にログイン情報を入力する画面が表示されます。口座開設時に送られてきたメールに記載されたログイン情報を入力しましょう。入力後、「完了」をクリックします。
ログイン情報を入力し完了を押すと、ログインが完了しMT5を利用可能です。
ログインできない場合ログイン出来ない場合、以下の内容が間違っている可能性があります
- 取引サーバー
- 口座番号
- パスワード
特に間違えやすいのは、「取引サーバー」でしょうか。
例えばXMだけでも、取引サーバーはたくさんあります。ログインできない場合は、口座開設時に送られるメールに記載されたサーバー名を正しく入力しているか、もう一度確かめてみてください。
PC版MT5の使い方(通貨ペアの設定編)
MT5をダウンロードし、ログインまでできたら次はチャートを表示させます。
最初にログインした時にデフォルトで4つチャートが表示されていますが、この状態では見づらいので各チャートを右上の×ボタンで消してしまいましょう。
次に表示させたいチャートを選ぶ必要があります。表示させたいチャートは画面左上にある「気配値」から選択する必要があります。
ここに表示されている通貨ペアを右クリックし「チャートウィンドウ」をクリックすればチャートを表示させられます。
気配値に表示する通貨ペアを追加する
主要な通貨ペアはデフォルトで表示されていますが、表示されていない通貨ペアは追加可能です。
まず最初に気配値のタブの上で右クリックし「銘柄一覧」をクリックしましょう。
表示された画面の左側にツリーが表示されるので「Forex」⇒「口座タイプ名」(下の画像ではStandardと表示されています)と選択していき、「Majors」「Minors」「Exotics」から表示させたい通貨ペアを表示させます。
例えばユーロ円を気配値に追加したい場合は「EURJPY」の部分をダブルクリックすればEURJPYのアイコンが黄色くなり、気配値ウィンドウにEURJPYが追加されます。
また、銘柄一覧を開かずに気配値ウィンドウに直接通貨ペア名を入力して、通貨ペアを追加することも可能です。
気配値ウィンドウに表示されている通貨ペアの一番下にある「クリックして追加」部分をクリックし、通貨ペア名を入力してEnterを押すと直接通貨ペアを追加することもできます。
気配値に表示する通貨ペアを整列、または削除する
気配値に表示されている通貨ペアを好みの順番に並べ直したり、見ることがない通貨ペア・追加したけどやっぱり見ない通貨ペアを<b”>気配値から削除できます。
整列する場合は、気配値ウィンドウ内の通貨ペアをドラッグアンドドロップするだけです。
削除する場合は削除したい通貨ペアを右クリックし「非表示」を押せば通貨ペアを削除できます。
PC版MT5の使い方(チャート編)
ここまでは気配値の操作方法をご説明しました。
ここからは実際にチャートを表示したり、ラインやインジケーターはどうやって表示させるのかを見ていきましょう。
気配値にある通貨ペアのチャートを表示する
まずは先ほども説明した通り気配値ウィンドウから表示させたい通貨ペアを右クリックし「チャートウィンドウ」を選択してチャートを表示させましょう。
チャートウインドウを複数表示する
MT5の特徴の1つに、マルチウインドウが使えるというのがあります。
先ほど解説した気配値にある通貨ペアのチャートの表示方法を使えば、いくらでもチャートを同時表示可能です。
複数チャートを表示しているとどのチャートがどの通貨ペアなのか、またアクティブなチャートはどれなのか、などと混乱してしまいがちですがチャートウィンドウの下に通貨ペアのタブが表示されるため、分からなくなってしまった場合はこのタブを確認するようにしましょう。
時間足を変更する
MT5ではMT4と比べてデフォルトの時間足が追加されておりバリエーションが増えています。
MT5をダウンロードしたばかりの状態では時間足を選択するボタンが表示されていないため、「表示」⇒「ツールバー」⇒「時間足設定」で時間足設定を表示させましょう。
上記操作後に表示される「M1〜MN」のボタンは時間足変更のボタンで、例えばM1は1分足を意味しています。以下にそれぞれの表記を意味をまとめました。
- M1 …1分足
- M5 …5分足
- M15 …15分足
- M30 …30分足
- H1 …1時間足
- H4 …4時間足
- D1 …日足
- W1 …週足
- MN …月足
十時線を表示する
ツールバーの中の「+」のようなボタンを選択すると十時線を表示できます。消す場合は、そのチャート上で一度クリックします。
ライン類を表示する
メニューバーの中の「|」「-」「/」の形のボタンを選択すると、ラインやフィボナッチなどのオブジェクト類を追加できます。
削除する場合は、チャート上のオブジェクトを右クリックして「削除」を選択すると削除ができます。
インジケーターやオシレーターを表示する
インジケーターやオシレーターを表示する場合は「挿入」⇒「インディケーター」を選択するとインジケーターとオシレーターを選択できます。
下の画像はMoving Average(移動平均線)を選んだ場合の一例です。
削除する場合はトレンドラインと同様、削除したいものにカーソルを合わせて右クリックして「削除」を押せば削除可能です。
PC版MT5の使い方(注文・決済編)
チャートを表示し、インジケーター等の設定もできたら次は注文と決済の方法を見ていきましょう。
今回は知っていると便利な、分割決済の方法もご紹介します。
注文画面と各種注文方法
注文の時はワンクリック決済を覚えておくと非常に注文が楽になります。
ワンクリック決済は下の画像の赤枠部分のボタンを押すことで買い注文や売り注文を即時に行う機能です。
スキャルピングなどの高速で注文を回す取引スタイルの方は、このワンクリック決済がおすすめですよ。
このワンクリック注文が出ていない場合はチャート上で右クリックし「ワンクリックトレーディング」をクリックすれば画面が表示されます。
成行注文
ワンクリック注文以外にも成行注文を行う方法はあります。
注文方法は、チャート上で右クリックし「プライスボード」⇒「新規注文」をクリックします。
その後注文画面が表示されるので、ここで成行売り・成行買いを行うこともできます。
成行注文をかんたんにいうと「その時の価格で、指定の数量分注文する」というもので、最も基本的な注文方法です。
ちなみに、約定方式は「IOC注文」。
IOC注文とは、「その時の価格で注文できる分のみを注文する」ということであり、言い換えれば「レートが大きく動いてスリッページが起きた場合は、間に合わなかった分は注文しない」ということです。
不利なレートで約定してしまうリスクを抑えられますね。
買指値と売指値
指値注文とは、一言でいえば「下がったら買う、上がったら売る」という注文。
成行注文はその時のレートでの注文でしたが、指値注文の場合は注文する時に約定するレートをトレーダーが指定します。
例えば現在のレートが1ドル100だとします。1ドル99円になったら買いたい場合は、99円に買指値を入れておく、ということになります。
買ストップと売ストップ
買ストップと売ストップとは、「逆指値注文(ストップ注文)」のことです。
一言でいえば「上がったら買う、下がったら売る」という、指値注文とは反対の注文方法です。
例えば現在のレートが1ドル100だとします。1ドル101円になったら買いたい場合は、101円に買ストップを入れておく、ということになります。
買逆指値と売逆指値
買逆指値、売逆指値とは「ストップリミット注文」のことです。
逆指値注文(ストップ注文)と指値注文(リミット注文)を組み合わせた注文方法になります。ですので、注文画面を開くと価格の入力欄が2つあります。
「価格」欄には指値注文が入る価格を入力し、「ストップリミット価格」欄には実際に注文したい価格を入力します。
決済(クローズ)方法
注文が無事に入ったら、あとはどうやって決済するかです。
使い方がわかっていないと決済の仕方がわからなくて困ってしまう、ということがあるのであらかじめ知っておくと良いでしょう。
成行決済
決済をする場合は、ウインドウの一番下にあるターミナルを参照しましょう。
成行決済は、「成行注文と同じくその価格でポジションを手仕舞いする」という最も基本的な決済方法。
成行決済を行う場合は、ターミナルの中のトレードタブを開き、当該ポジションの右端にある「×」をクリックします。
その後、下の画面が表示されますので赤枠部分のボタンをクリックしポジションを決済します。
なお、ワンクリック注文をオンにしている場合は上記の画面が表示されずに即時決済されるため注意しましょう。
ワンクリック注文の切り替え(オン・オフ)はメニューバーの「ツール」⇒「オプション」を選択し、表示された画面の「取引」タブ内のチェックボックスで操作できます。
指値決済(T/P)
指値決済とは、例えば買いの場合は、「ここまでレートが上昇したら決済しよう」という価格をあらかじめ自分で設定しておく決済方法です。
発注画面や、ターミナルの中に「T/P」と書かれた部分がありますが、「Take Profit(利益を取る)」の略です。
「T/P」は発注時に設定することも、発注後にターミナルから設定することも可能です。
発注後に設定する場合は、ターミナルの中の当該ポジションの「決済指値(T/P)」欄を右クリックし「注文変更または取消」をクリックします。
表示された画面の「Take Profit」欄に指値を入力して画面下の赤いボタンを入力すれば指値決済の注文は完了です。
ただし、現在のレートと近い場合は設定を受け付けない場合がありますので、注意が必要です。
利用しているFX業者ごとに設定は異なりますので、注文可能な価格の範囲(ストップレベル)を利用前に確認するようにしましょう。
逆指値決済(S/L、損切り設定)
逆指値決済とは、損切りの設定のことです。
例えば買いの場合は、「ここまでレートが下がったら決済しよう」という価格をあらかじめ自分で設定しておく決済方法になります。
発注画面や、ターミナルの中に「S/L」と書かれた部分がありますが、「Stop Loss(損失を止める)」の略です。
「S/L」は発注時に設定することも、発注後にターミナルから設定することも可能です。
発注後に設定する場合は、指値決済の時と手順は基本的に一緒でターミナルの中の当該ポジションの「決済逆指値(S/L)」欄を右クリックし「注文変更または取消」をクリックします。
表示された画面の「Take Profit」欄に指値を入力して画面下の赤いボタンを入力すれば指値決済の注文は完了です。
ただし、現在のレートと近い場合は設定を受け付けない場合がありますので、注意が必要です。
利用しているFX業者ごとに設定は異なりますので、注文可能な価格の範囲(ストップレベル)を利用前に確認するようにしましょう。
分割決済
分割決済は、「順調に伸びたからここまでの利益を少し確保したい」というような時に便利な決済方法です。
方法は基本的には成行決済と同じで、当該ポジションの右端にある「×」をクリックします。
決済画面が開いたら、決済したいロット数を調整して決済します。決済後は残りのロットを保有して、取引を継続します。
なお、成行決済と同様にワンクリック注文をオンにしている場合は上記の画面が表示されずに即時決済されるため注意しましょう。
ワンクリック注文をオンにしている場合は当該ポジションをダブルクリックすれば決済画面が表示されます。
PC版MT5の使い方(損益・履歴確認編)
注文・決済方法を確認したところで、次は取引履歴の確認方法を見ていきましょう。
保有中ポジションの損益の確認方法
保有中のポジションの含み益・含み損の確認方法は、ターミナルの「取引」のタブをクリックすれば確認可能です。
保有しているポジションそれぞれの含み益・含み損の確認が可能で、残高が表示されている行の右端に合計の含み益・含み損が表示されます。
トレード履歴の確認方法
トレード履歴を確認するには「口座履歴」のタブをクリックしましょう。
このタブでは自分が行ってきた取引の履歴をすべて確認できます。
「時間」や「銘柄」といった各項目をクリックすれば項目ごとに並び替えが可能です。
さてここまで、PC版MT5のダウンロードから履歴確認方法までをご説明しました。
様々な機能があるMT5ですが基本的に初めて扱う方でも感覚的に使えますので、初めは少し難しくてもすぐに慣れてきます。
では最後に実際にMT5を使える海外FX業者をご紹介します!
MT5が使える海外FX業者一覧【随時更新】
2024年現在MT5に対応している海外FX業者は9社ほど。これからMT5を取り扱う会社はどんどん増えてくることでしょう。
ということで、まずは現段階でMT5を利用できる会社情報を押さえておきたいところですね。ここでは折角なので「MT5を利用しやすい順番」で皆さんに紹介していこうと思います。
どうぞ、参考にしてみてください。
MT5を利用しやすい海外FX業者! | |
---|---|
第1位 XM (XMTrading) | |
第2位 Exness | |
第3位 FXGT | |
第4位 IS6FX | #is6fx |
第5位 HFM(HotForex) | |
第6位 FBS | |
第7位 Tradeview | |
第8位 Land Prime (旧LAND-FX) | |
第9位 FxPro |
XM(XMTrading)
まず第一にご紹介したいのが、XM(XMTrading)です。
XMは全世界196ヶ国以上で350万人ものユーザーを抱える、日本国内のFXトレーダーからの支持も抜群に高い人気No.1の海外FX業者です。
その抜群に高い信頼性や知名度に加え、最大1000倍のハイレバレッジに対応しており、豪華なボーナスキャンペーンも取り揃えています。
スプレッドはやや広めですが全体的なスペックは海外FXトップクラスで、「どの海外FX業者がいいのか迷ってしまう」方は、XMで口座を開設しておけば間違いないでしょう。
XMには通常3,000円のところ、期間限定で15,000円の口座開設ボーナスもあるので、まずはボーナス分だけでも無料でXMを試してみるのがオススメですよ。
Exness
次に紹介する海外FX業者はExness(エクスネス)です。
Exnessは最大レバレッジが無制限となっており、どんな通貨ペアでも1ロット取引する際の必要証拠金は1円以下になります。
また、ロスカット水準は0%となっているため、レバレッジを効かせたハイレバトレードも可能です。
加えて平均スプレッドも海外FX上位の狭さとなっており、スキャルピングにも向いた海外FX業者といえるでしょう。
このように、ハイレバトレードやスキャルピングにも適した業者ですので、ハイスペックな口座を使いたい方にはExnessがおすすめです。
FXGT
FXGTは2019年12月にサービスを開始した比較的新しめの海外FX業者で、近頃人気急上昇中の業者でもあります。
金融ライセンスは、XMと同じセーシェル金融庁の認可を受けたライセンスを所持。仮想通貨FXも為替FXも取引できる「ハイブリッド業者」なのが特徴です。
上記に加えてFXGTはレバレッジ最大5000倍、口座開設ボーナス・入金ボーナスともに豪華と非常に魅力的な業者となっています。
口座開設ボーナスを使えば仮想通貨取引をノーリスクで試せるのも人気ポイントのひとつですね。
そんなFXGTでもMT5が使えるので、仮想通貨に興味がある人はぜひ試してみてください。
IS6FX
IS6FXは2021年に設立された海外FX業者です。
IS6FXは2022年7月よりMT5に対応し、全口座タイプでMT5が利用できるようになりました。
IS6FXは先述の「豪華なボーナス・キャンペーン」という点が大きな特徴となっています。
口座開設ボーナスや入金ボーナスはもちろんですが、IS6FXでは高級時計や財布、バッグなどの高級ブランド品をプレゼントするキャンペーンが特徴的です。
業者名にちなんだ6月やその他アニバーサリー等で豪華キャンペーンが実施されるため、気になる方は最新情報を公式HPでチェックしてみてください。
HFM(HotForex)
HFM(HotForex)は2010年からサービスを展開している海外FXブローカーで、日本では最近知名度が上がってきています。
そんなHFM(HotForex)は特に欧州から評判が高く、世界から得ている評価は世界で5位。
取引環境は年々改善されており、最大レバレッジも2000倍にまで引き上げられました。
さらに各種ボーナスキャンペーンにも対応しているため、ハイスペックな海外FX業者をお探しの方にはHFM(HotForex)もおすすめです。
FBS
FBSの特徴は何といっても最大3,000倍のレバレッジ。
海外FX業者の中でも断トツに高く、さらにお得なキャンペーンを数多く打ち出しています。
ブローカーとしても15年間の営業実績があり、信頼度の高い海外FXだと言えるでしょう。
TradeView
TradeViewは日本人トレーダーから高い評価を得ている海外FX業者で、トレード環境やサービスの質から今でも多くのトレーダーを抱えています。
ライセンスはケイマン諸島の金融庁の認可を得ており、最大500倍のレバレッジや日本語対応の24時間サポートなど、初心者にもおすすめできる魅力的な海外FXです。
Land Prime(旧LAND-FX)
Land Prime(旧LAND-FX)は日本でサービスをしている海外FX業者の中では老舗といえるブローカーです。
ライセンスは最も規制が厳しいと言われているイギリスの金融行動監視機構の認可を受けているため、信頼性が高いことが特徴ですね。
また、サービスの大幅なリニューアルがあり、「最大レバレッジは”2000倍”」「ロスカット水準は0%に引き下げ」などの改善が行われています。
Land Primeは2023年10月に無制限レバレッジの提供を終了しました。
これに伴い、Land Primeの最大レバレッジは以下に変更されています。
口座タイプ | 最大レバレッジ |
---|---|
Pro口座 (旧スタンダード口座) Swap-Free口座 | 2,000倍 |
ECN口座 | 1,000倍 |
レバレッジ無制限で取引したい方は、海外FX業者で唯一レバレッジ無制限が使える「Exness」の利用をご検討ください。
無制限レバレッジは引き下げられましたが、取引スペックは他の海外FX業者と比べても上位に位置しているといえるでしょう。
FxPro
FxProも歴史を持つ老舗ブローカー。
LAND-FXと同じ英国FSAの金融ライセンスを得ており、信頼度の高い海外FXです。
以前は日本語対応は十分ではありませんでしたが、2024年現在ではトレード画面が日本語表示対応となり、日本語のサポートも受けられるようになったため、日本人でも利用しやすくなりました。
それでも一部は英語表記があるため、英語がある程度読めて、且つトレードに関してもある程度熟知している中・上級者向けの海外FX業者でしょう。
以上9社を見てきましたが、もっともおすすめできる海外FXといえば、やはりXMでしょう。
レバレッジの高さや、約定力の強さといった基本スペックはもちろん、入出金の際に日本の銀行口座が使えたり、公式サイトやサポートが完全日本語対応しているなど、日本人にも使いやすい環境が整えられています。
MT5を利用する際の注意点・デメリット
ここからはMT5を利用する上での注意点を紹介していきます。
- MT4のEAやインジケーターは利用できない
- MT5対応の国内業者は少ない
MT4のEAのインジケーターは利用できない
MT4で利用していたEAやカスタムインジケーターはMT5で利用できません。
MT4とMT5は開発されているシステム言語が異なり、MT4のEAなどをMT5にそのまま適用しようとすると動作しませんので注意しましょう。
MT5はMT4に比べてまだまだEAやカスタムインジケーターの対応が進んでいません。
そのため、MT5利用前に利用したいEAやカスタムインジケーターがMT5に対応しているかを確認しておきましょう。
MT5対応の国内業者は少ない
MT5が使える国内FX業者の数は多くありません。
- OANDA JAPAN
- 外為ファイネスト
- AVA TRADE
- フィリップ証券
国内FX業者は各社の独自ツールのみ利用できる業者がほとんどで、そもそもMT4やMT5に対応している業者は多くないのが現状です。
今後もMT5に対応する業者は増えていくでしょうが、2023年6月時点でのMT5対応業者は上記の4社のみとなっています。
一方、海外FX業者はMT4やMT5が一般的な取引ツールであり、利用できる業者は10社以上。
各社ともにデモ口座にも対応しているため、MT5を利用したい方は海外FX業者も選択肢に入れて業者選びしてみるのがおすすめです。
PC版MT5で追加された機能
MT5はMT4の後継ツールということもあり、利用できる機能がいくつか追加されています。
PC版MT5で新しく追加された機能は以下のとおりです。
時間足の追加
MT5では標準の時間足として、以下の時間足が利用可能です。
- 1分足
- 2分足(新規)
- 3分足(新規)
- 4分足(新規)
- 5分足
- 6分足(新規)
- 10分足(新規)
- 12分足(新規)
- 15分足
- 20分足(新規)
- 30分足
- 1時間足
- 2時間足(新規)
- 3時間足(新規)
- 4時間足
- 6時間足(新規)
- 8時間足(新規)
- 12時間足(新規)
- 日足
- 週足
- 月足
新規で12種類も時間足が追加されており、合計21種類もの時間足が標準で利用できます。
追加方法は「チャート」⇒「時間足設定」から追加したい時間足を設定するだけです。
ミニチャートの表示
MT5ではミニチャートを表示できるようになっています。
いままで別のチャートを確認したい場合はチャートの切り替えが必要でしたが、この機能の追加によって切り替えの手間が無くなりました。
操作方法は「挿入」⇒「オブジェクト」⇒「グラフィック」⇒「チャート」をクリックし、ミニチャートを表示させたい位置をクリックすればミニチャートの設置は完了です。
ミニチャートの通貨ペアや時間足を変更したい場合は、ミニチャート上で右クリックしプロパティを開き、「パラメータ」の画面から変更しましょう。
チャートの独立
チャートをMT5の画面から独立させて表示させることも可能です。
チャートだけを独立させて表示できるため、マルチディスプレイでのチャート分析もやりやすくなりました。
操作方法は「チャート上で右クリック」⇒「ドッキング」をクリックすれば、ドッキングの解除ができます。
もう一度「ドッキング」をクリックすればチャートは元に戻るので、自分のお好みで利用してみてください。
経済指標が確認可能
MT5ではツール上で経済指標を確認できるようになっています。
経済指標は経済情報サイトやFX業者のお知らせメールや公式HPで見る必要がありましたが、MT5ひとつで確認できるため非常に便利な仕様になりました。
表示方法はターミナルの「指標カレンダー」をクリックするだけです。
経済指標は1週間分が表示されており、月曜日になると1週間分が更新されます。
MT5の使い方のよくある質問
ここからはMT5の使い方のよくある質問を紹介していきます。
MT4とMT5の違いは?
MT5は動作スピードや標準搭載されている機能がMT4と比べて優れています。
また、ストラテジーテスターが改良されており、EAのバックテストも効率よく実行可能です。
一方で、カスタムインジケーターやEA(自動売買)は未対応のものも多く、MT4の方が利用できる種類が多くなります。
MT4とMT5どっちがおすすめ?
動作スピードや操作性を求める方にはMT5がおすすめです。
一方で、カスタムインジケーターやEA(自動売買)をたくさん利用したい方はMT4を利用すると良いでしょう。
ただし、MT5でもカスタムインジケーターやEAの対応は進んできているため、よほど利用したいインジケーターなどが無い場合はMT5を利用するのがおすすめです。
MT5はMacにも対応している?
MT5はWindowsだけではなく、Macにも対応しています。
MT5ツールはWindows用とMac用でそれぞれ分かれているため、誤ってインストールしないように注意しましょう。
無料で使える?
MT5は無料でダウンロード・利用が可能です。
ただし、インジケーターやEA(自動売買)は有料のものもあるので、利用の際は注意しましょう。
デモ口座とリアル口座で違いはある?
デモ口座とリアル口座の違いは「口座残高」のみです。
デモ口座では仮想の口座残高が設定されているため、すぐにデモ取引を始められますがリアル口座では仮想の口座残高は設定されていません。
なお、操作方法はデモ口座とリアル口座で違いはありません。
まとめ
以上、PC版MT5のダウンロード方法から使い方までを見てきました。
XMはじめ、各社デモトレード用の口座も提供していますので、初心者の場合はまずデモトレードでMT5の使い方に慣れると良いかもしれません。
コメント