海外FXスプレッド比較!狭い・最狭・低スプレッドの業者まとめ【2024年最新版】

海外FX業者のスプレッドは売値と買値の差額のことであり、取引コストに直結する重要な要素です。

特に、スキャルピングやデイトレードなど短期売買をメインにする場合は、狭いスプレッドの海外FX業者を選ぶことが大切になります。

この記事では、Exness、XM、AXIORYなど人気の海外FX業者のスプレッド比較をしながら、あなたに最適な低スプレッドの口座を見つけていきましょう。

当記事の内容
  • 海外FX業者のスプレッド比較ランキング
  • 通貨ペア別の低スプレッド業者
  • スプレッドと取引手数料の関係性
  • 初心者向け・上級者向けのおすすめ口座

今利用している海外FX業者のコストに不満がある方や、スプレッドが狭い口座をお探しの方は、ぜひ最後までお読みください。

スプレッドの狭さも選定基準に含めた、総合的におすすめの海外FX業者は以下の記事でご確認ください。

目次

スプレッドが狭いおすすめ海外FX業者ランキング

海外FX業者の中から、特にスプレッドが狭いおすすめの業者をランキング形式で紹介します。

スプレッドは取引コストに直結する重要な要素で、特にスキャルピングトレーダーにとっては業者選びの重要な判断基準となります。

それでは、低スプレッドでおすすめの海外FX業者を見ていきましょう。

1位:Exness(ロースプレッド口座)

Exnessは、海外FX業者の中でも圧倒的な取引量を誇る大手の業者です。

項目詳細
最大レバレッジ無制限
ドル円スプレッド0.7pips
ユーロドルスプレッド0.7pips
取引手数料あり($3.5/片道)
ボーナスなし
Exnessの概要

特にロースプレッド口座は、業界最狭水準のスプレッドを提供しています。

スキャルピングも可能で、高速約定と組み合わせることで短期売買に最適な取引環境を実現できますよ。

2位:XMTrading(KIWAMI極口座)

XMTradingは、日本人トレーダーに絶大な人気を誇る海外FX業者です。

項目詳細
最大レバレッジ1000倍
ドル円スプレッド0.8pips
ユーロドルスプレッド0.7pips
取引手数料なし
ボーナスあり
XMTradingの概要

KIWAMI極口座は、取引手数料なしで低スプレッドを実現した画期的な口座タイプとなっています。

高いレバレッジと組み合わせることで、効率的なスキャルピングが可能ですよ。

3位:MYFXMarkets(プロ口座)

MYFXMarketsは、機関投資家でも利用するようなのハイレベルな取引環境を個人トレーダーにも提供する海外FX業者です。

項目詳細
最大レバレッジ500倍
ドル円スプレッド0.9pips
ユーロドルスプレッド0.8pips
取引手数料あり($4/片道)
ボーナスなし
MYFXMarketsの概要

プロ口座は高速約定と狭いスプレッドを両立しており、スキャルピングに最適な環境を実現しています。

特にECN方式による透明性の高い取引環境が特徴ですね。

4位:FBS(ECN口座)

FBSは、ECN方式による低スプレッド取引に特化した海外FX業者です。

項目詳細
最大レバレッジ500倍
ドル円スプレッド1.0pips
ユーロドルスプレッド0.9pips
取引手数料あり($3/片道)
ボーナスなし
FBSの概要

ECN口座では、取引所直結の環境で低スプレッドでの取引が可能となっています。

さらに、スキャルピングも無制限で可能なため、短期売買を得意とするトレーダーに人気がありますよ。

5位:AXIORY(ナノ/テラ口座)

AXIORYは、高い約定力と狭いスプレッド、そしてトップクラスの安全性が特徴の海外FX業者です。

項目詳細
最大レバレッジ1000倍
ドル円スプレッド0.9pips
ユーロドルスプレッド0.9pips
取引手数料あり($3/片道)
ボーナス不定期開催
AXIORYの概要

ナノ口座とテラ口座は、スキャルピングトレーダーに最適な取引環境を提供しています。

特に約定力の高さは業界トップクラスで、スリッページの心配もほとんどありませんよ。

6位:Tradeview(ILC口座)

Tradeviewは、プロトレーダー向けの高性能な取引環境を提供する海外FX業者です。

項目詳細
最大レバレッジ400倍
ドル円スプレッド0.8pips
ユーロドルスプレッド0.8pips
取引手数料あり($5/片道)
ボーナスなし
TradeViewの概要

ILC口座は特に取引コストを抑えた口座タイプで、スキャルピングも可能となっています。

手数料は若干高めですが、その分スプレッドは非常に狭く設定されていますね。

7位:TitanFX(ブレード口座)

TitanFXは、安定した約定力と狭いスプレッドで定評のある海外FX業者です。

項目詳細
最大レバレッジ500倍
ドル円スプレッド1.33pips
ユーロドルスプレッド0.9pips
取引手数料あり($3.5/片道)
ボーナスなし
TitanFXの概要

ブレード口座では、ECN方式による透明性の高い取引環境を提供しています。

スキャルピングにも対応しており、短期売買を行うトレーダーに人気がありますよ。

8位:TradersTrust(プロ口座)

TradersTrustは、高い信頼性と低スプレッドを両立させた海外FX業者です。

項目詳細
最大レバレッジ3000倍
ドル円スプレッド1.1pips
ユーロドルスプレッド0.9pips
取引手数料あり($1.5/片道)
ボーナスなし
TradersTrustの概要

プロ口座では、取引手数料を抑えながら狭いスプレッドでの取引が可能です。

スキャルピングやデイトレードなど、あらゆる取引手法に対応していますね。

9位:LandPrime(ECN口座)

LandPrimeは、大手海外FX業者と同等レベルの狭いスプレッドを提供するFX業者です。

項目詳細
最大レバレッジ500倍
ドル円スプレッド1.2pips
ユーロドルスプレッド1.0pips
取引手数料あり($3/片道)
ボーナスなし
LandPrimeの概要

ECN口座では、インターバンク市場に直接アクセスできる環境を実現しています。

スキャルピングも無制限で可能なため、短期売買を得意とするトレーダーに好評ですよ。

10位:HFM(ゼロ口座)

HFMは、取引手数料なしで低スプレッドを実現した海外FX業者として知られています。

項目詳細
最大レバレッジ2000倍
ドル円スプレッド1.1pips
ユーロドルスプレッド1.4pips
取引手数料なし
ボーナスあり
HFMの概要

ゼロ口座では、スプレッドを最小限に抑えた取引環境を提供しています。

2000倍という高レバレッジと組み合わせることで、効率的なスキャルピングが可能になりますよ。

11位:BigBoss(プロスプレッド口座)

BigBossは、高いレバレッジと低スプレッドを両立させた誰でも使いやすい海外FX業者です。

項目詳細
最大レバレッジ1111倍
ドル円スプレッド1.1pips
ユーロドルスプレッド1.4pips
取引手数料あり($4.5/片道)
ボーナスあり
BigBossの概要

プロスプレッド口座では、手数料は若干高めですが、その分スプレッドを抑えた取引が可能となっています。

スキャルピングにも対応しており、短期売買を行うトレーダーから支持を集めていますよ。

海外FXのスプレッド一覧表による比較

ここでは、海外FX業者のスプレッドを口座タイプ別に一覧表で比較していきます。

スプレッドは取引コストに直結する重要な要素であり、特にスキャルピングを行う場合は慎重に比較することが必要です。

それでは、ECN口座とSTP口座それぞれの特徴を見ていきましょう。

中上級者向けECN口座の比較

ECN口座は、市場と直接取引できる口座タイプで、狭いスプレッドが特徴です。

以下のように、各海外FX業者がECN口座を持っています。

海外FX業者ドル円手数料
(片道)
Exness(プロ)0.7pips$3.5
AXIORY(ナノ)0.9pips$3.0
TitanFX(ブレード)1.33pips$3.5
Tradeview(ILC)0.8pips$5.0
主要海外FX業者におけるECN口座のスプレッド比較

やはり、STP口座(スタンダード口座)と比べると、圧倒的にスプレッドが狭いことがわかりますね。

特に、Exnessのプロ口座は手数料を含め総合的に見ても最も低コストで、スプレッドが狭い口座を探している方にはぴったりの口座と言えるでしょう。

ただ、スプレッドの狭さでExnessに劣っている海外FX業者も独自の強みがそれぞれあるので、利用するFX業者を決める際には広い視野で判断することが大切です。

初心者向けSTP口座の比較

STP口座は、取引手数料が無料で、スプレッドのみで取引できる口座タイプです。

ECN口座と比べるとスプレッドは広めですが、コスト計算が簡単で初心者に向いています

主要な海外FX業者のSTP口座のスプレッドを比較してみましょう。

スクロールできます
海外FX業者ドル円のスプレッドユーロドルのスプレッド
XMTrading
(スタンダード)
1.9pips1.6pips
BigBoss
(スタンダード)
1.4pips1.9pips
FXGT
(スタンダード)
1.3pips1.1pips
HFM
(プレミアム)
1.6pips1.4pips
主要海外FX業者におけるSTP口座のスプレッド比較

スプレッドの狭さでは、FXGTのスタンダード口座が最も優れているようです。

日本人人気が高いXMTraidngは、ややスプレッドが広い部類の海外FX業者と言えるでしょう。

海外FX初心者の方はまずはXMTradingからの利用をおすすめしますが、トレードに慣れてきたらより取引環境が良い業者に乗り換えることも選択肢の一つと言えそうです。

海外FXの通貨ペア別スプレッド分析

海外FX業者のスプレッドは、通貨ペアによって大きく異なります。

取引したい通貨ペアごとに、最適な海外FX業者を選ぶことが重要です。

それでは、主要通貨ペアごとのスプレッド比較を見ていきましょう。

この章でスプレッド紹介する銘柄一覧
  • ユーロドル
  • ドル円
  • ポンド円
  • ユーロ円
  • ポンドドル

ユーロドルのスプレッド比較

ユーロドルは、世界で最も取引量の多い通貨ペアです。

流動性が高いため、全体的にスプレッドが狭くなっています。

スクロールできます
海外FX業者実質コストスプレッド取引手数料
Exness
(プロ口座)
約1.0pips0.7pips$3.5
XM
(KIWAMI極口座)
0.7pips0.7pipsなし
AXIORY
(ナノ口座)
約1.2pips0.9pips$3.0
ユーロドルの海外FXのスプレッド比較

スプレッド値で言えばExnessとXMTradingが互角ですが、取引手数料も含めた総合的なコストはXMの方が優れている結果となりました。

スタンダード口座ではスプレッドが広かったXMですが、KIWAMI極口座の取引ではコストをかなり抑えられるようです。

ユーロドルを中心に取引する予定の方は、ExnessやXMの利用を考えてみましょう。

ドル円のスプレッド比較

ドル円は、日本人トレーダーに最も人気の高い通貨ペアです。

流動性も高く、数ある通貨ペアの中でもかなり狭いスプレッドが提供されています。

スクロールできます
海外FX業者実質コストスプレッド取引手数料
Exness
(プロ口座)
約1.0pips0.7pips$3.5
XMTrading
(KIWAMI極口座)
0.8pips0.8pipsなし
TitanFX
(ブレード口座)
約1.6pips1.33pips$3.5
AXIORY
(ナノ口座)
約1.2pips0.9pips$3.0
ドル円における海外FXのスプレッド比較

この表では、ユーロドルと同様XMTradingのKIWAMI極口座が最もコストを抑えた取引ができることがわかりました。

次いで低コストでドル円をトレードできるのは、Exness、AXIORYのようです。

ドル円を中心にトレードしたい方は、まずはXMのKIWAMI極口座を利用してみてくださいね。

ポンド円のスプレッド比較

ポンド円は、ドル円に次いで日本人トレーダーに人気の通貨ペアです。

値動きが大きく、スプレッドは他の通貨ペアと比べて広めに設定されています。

スクロールできます
海外FX業者実質コストスプレッド取引手数料
Exness
(プロ口座)
約1.5pips1.2pips$3.5
XMTrading
(KIWAMI極口座)
1.4pips1.4pipsなし
AXIORY
(ナノ口座)
約1.8pips1.5pips$3.0
ポンド円における海外FXのスプレッド比較

今まで同様、XMのKIWAMI極口座が最も低コストでポンド円をトレードできるようです。

取引コストへの意識が強い方は、XMのKIWAMI極口座を利用しておけば間違いないでしょう。

ユーロ円のスプレッド比較

ユーロ円は、ボラティリティが高く、スキャルピングに人気の通貨ペアです。

海外FX業者によってスプレッドの差が大きいのが特徴となっています。

スクロールできます
海外FX業者実質コストスプレッド取引手数料
Exness
(プロ口座)
約1.7pips1.4pips$3.5
XMTrading
(KIWAMI極口座)
2.0pips2.0pipsなし
AXIORY
(ナノ口座)
約2.0pips1.7pips$3.0
ユーロ円における海外FXのスプレッド比較

今までの通貨ペアとは異なり、ユーロ円を最も低コストで取引できるのはExnessのプロ口座でした。

クロス円の銘柄の多くはXMのKIWAMI極口座での取引がおすすめでしたが、ユーロ円はExnessでトレードするといいでしょう。

複数の銘柄を取引する方は、通貨ペアごとに口座・海外FX業者を使い分けるのもおすすめですよ。

ポンドドルのスプレッド比較

ポンドドルは、ユーロドルに次ぐ取引量を誇る主要通貨ペアです。

海外FX業者各社が狭いスプレッドを提供しており、スキャルピングにも適しています。

スクロールできます
海外FX業者実質コストスプレッド取引手数料
Exness
(プロ口座)
約1.1pips0.8pips$3.5
XMTrading
(KIWAMI極口座)
0.7pips0.7pipsなし
TitanFX
(ブレード口座)
約1.8pips1.47pips$3.5
ポンドドルにおける海外FXのスプレッド比較

実質的な取引コストは、XMのKIWAMI極口座が最も低い結果となりました。

スプレッドの狭さでも他社を圧倒しており、かつ取引手数料が無料なので当然の結果ですね。

ポンドドルを取引する際には、XMを利用するのがおすすめですよ。

海外FXのCFD銘柄スプレッド解説

海外FXでは、通常の通貨ペア以外にもCFD取引が可能です。

CFD銘柄のスプレッドは通貨ペアと比べて広めに設定されていることが一般的です。

それでは、主要なCFD銘柄のスプレッドを見ていきましょう。

仮想通貨FXのスプレッド比較

ビットコインを始めとする仮想通貨FXは、海外FX業者で人気の取引銘柄です。

ボラティリティが高いため、スプレッドも比較的広めに設定されています。

スクロールできます
海外FX業者ビットコイン/USDイーサリアム/USD手数料
XMTrading
(KIWAMI極口座)
30pips2.5pips無料
Exness
(プロ口座)
35pips3.0pips$3.5
AXIORY
(ナノ口座)
40pips3.5pips$3.0
仮想通貨銘柄における海外FXのスプレッド比較

海外FXでの仮想通貨取引では、XMの取引コストが圧倒的に低いようです。

スプレッドがほかの海外FX業者に比べて低く、手数料も無料なので、総合的な取引コストも抑えられているわけですね。

海外FX業者でFXトレードだけでなく仮想通貨FXも行う方は、XMがおすすめですよ。

ゴールド取引のスプレッド比較

ゴールド(XAUUSD)は、通貨ペアに次いで人気の高いCFD銘柄です。

海外FX業者によってスプレッドの差が大きく、業者選びが重要となります。

海外FX業者スプレッド手数料
XMTrading
(KIWAMI極口座)
1.6pips無料
TitanFX
(ブレード口座)
2.81pips$3.5
AXIORY
(ナノ口座)
1.9pips$3.0
Exness
(プロ口座)
6.9pips$3.5
ゴールドにおける海外FXのスプレッド比較

ゴールドは値動きが激しい半面スプレッドが広がりやすい銘柄ですが、XMなら取引コストを最小限に抑えられそうです。

反対に、それ以外の海外FX業者ではスプレッドが広く、思ったように稼げない可能性もあるので気を付けましょう。

日経225のスプレッド比較

日経225は、日本の株価指数CFDとして人気の取引銘柄です。

取引時間が限られており、スプレッドも時間帯によって大きく変動します。

海外FX業者スプレッド手数料
XMTrading
(KIWAMI極口座)
30-50pips無料
AXIORY
(ナノ口座)
35-55pips$3.0
Exness
(プロ口座)
40-60pips$3.5
日経225における海外FXのスプレッド比較

スプレッド値は各海外FX業者で大差ないですが、取引手数料が無料なXMが最も取引コストを抑えてトレードできそうです。

Exnessのプロ口座はXMと比較して最大2倍以上の取引コストがかかりかねないので、利用する海外FX業者選びは慎重に行いましょう。

海外FXにおけるスプレッドの基礎知識

海外FXでのスプレッドについて、基本的な知識を解説していきます。

スプレッドは取引コストに直結する重要な要素であり、正しく理解することが大切です。

それでは、スプレッドの基礎知識を見ていきましょう。

スプレッドとは売値と買値の差額のこと

スプレッドは、通貨ペアの売値(Bid)と買値(Ask)の差額を指します。

具体的なスプレッドの算出例を見てみましょう。

項目計算例
買値(Ask)150.500円
売値(Bid)150.495円
スプレッド0.5pips(0.005円)
スプレッドの算出例

このスプレッド値が少ないほど取引コストが低いとされています。

ですので、コストを抑える形で利益額を上げたい方は、利用する海外FX業者のスプレッドを必ず確認するようにしましょう。

海外FXの取引コストは、スプレッド以外に手数料がある

海外FXの取引コストは、スプレッドだけでなく手数料も考慮する必要があります。

特にECN口座では、低スプレッドである一方で取引手数料が発生します。

以下に、主な取引コストの種類をまとめてみましょう。

取引にかかるコスト
  • スプレッド(売値と買値の差額)
  • 取引手数料(1lot単位で計算)
  • スワップポイント(ロールオーバー時)

取引スタイルに応じて、スプレッドと手数料のバランスを考慮した口座選択が重要ですね。

海外FXと国内取引所のスプレッド比較

海外FXと国内FX業者では、スプレッドの設定方法が大きく異なります。

国内FXと海外FXのスプレッドの違いは、以下の詳しく見ていきましょう。

比較項目国内FX海外FX
スプレッド制固定制が主変動制が主
ドル円平均0.2-0.3pips0.7-1.5pips
スプレッド変動少ない大きい
取引手数料なし場合による
海外FXと国内FXの比較

スプレッドだけを見ると国内FXが有利に見えますが、海外FXには高い最大レバレッジやゼロカットというメリットがあります。

取引スタイルに応じて、国内FXと海外FXを使い分けるのがおすすめですよ。

海外FXでスプレッドを比較する際のポイント

海外FXでスプレッドを比較する際は、いくつかの重要なポイントがあります。

これらのポイントを理解することで、より適切な業者選びが可能になります。

それでは、スプレッド比較の重要ポイントを見ていきましょう。

掲載されているスプレッドが平均値か、最低値かを確認する

海外FX業者は、それぞれ公式サイトで異なる基準のスプレッドを掲載しています。

最低値のみを掲載している業者もあれば、平均値を掲載している業者もあるのです。

各海外FX業者のスプレッド表記
  • XMTrading:最小スプレッド
  • Exness:平均スプレッド
  • FXGT:最小スプレッド

この場合、平均スプレッドと最小スプレッドを混同していると、XM・FXGTがExnessに比べて狭いスプレッドを提供していると誤認してしまうでしょう。

公式サイトでスプレッドを確認する際には、掲載されている値が平均値・最小値のどちらかをチェックするようにしてくださいね。

各業者の平均値を確認することが重要

海外FX業者のスプレッドを比較する際は、平均値での比較が最も重要です。

海外FXのスプレッドは日々変動するため、必ずしも最小スプレッドで取引できるわけではないからです。

海外FX業者ドル円平均最低値
Exness0.7pips0.5pips
XM0.8pips0.6pips
AXIORY0.9pips0.7pips
主要海外FX業者のスプレッド比較

最低スプレッドが低いからと口座開設しても、蓋を開けたら実際のスプレッドは広かったということがよくあります。

まずは信頼できるソースから平均スプレッドを調べたり、デモ口座で実際のスプレッド値をチェックするようにしましょう。

ECN口座は総コストで判断する

ECN口座では、スプレッドに加えて取引手数料が発生します。

そのため、スプレッド値と取引手数料をあわせた総コストでの比較が必要不可欠です。

以下の表で、ECN口座の総コストの比較例を見てみましょう。

スクロールできます
海外FX業者総コストスプレッド手数料
Exness
(プロ口座)
約1.0pips0.7pips$3.5
AXIORY
(ナノ口座)
約1.2pips0.9pips$3.0
TitanFX
(ブレード口座)
約1.6pips1.33pips$3.5
ECN口座の取引コスト比較

正確なコスト計算をすることで、より効率的な取引が可能になりますよ。

海外FXでスプレッドが変動するタイミング

海外FXのスプレッドは、時間帯や市場状況によって大きく変動します。

変動のタイミングを把握することで、より効率的な取引が可能です。

それでは、スプレッドが変動するタイミングを詳しく見ていきましょう。

早朝や深夜

日本時間の早朝や深夜は、特にスプレッドが広がりやすい時間帯です。

これは、市場参加者が少なく流動性が低下するためです。

深夜や早朝だけでなく、トレーダーが少なくなる時間帯はスプレッドが広がりやすいので注意しましょう。

経済指標発表時

重要な経済指標の発表時は、スプレッドが急激に拡大することがあります。

主要な経済指標とスプレッドの関係を見てみましょう。

経済指標スプレッド変動
米国雇用統計通常の3-5倍
FOMC通常の2-4倍
GDP通常の2-3倍
CPI通常の1.5-2倍
経済指標とスプレッド変動の関係

この表でもわかる通り、特に米国の雇用統計や金利発表時にはスプレッドが大きく拡大することがあります。

こういったタイミングでは、取引を控えるようにしましょう。

災害などのアクシデント発生時

予期せぬ事態が発生した場合、スプレッドは急激に拡大します。

自然災害や政治的イベント、市場の急激な変動時には特に注意が必要です。

以下のような状況でスプレッドが広がりやすくなりますよ。

イベントスプレッド継続時間の目安
自然災害通常の2-4倍数時間〜数日
政治的混乱通常の3-5倍数日〜数週間
市場急変動通常の2-3倍数時間〜数日
テロ事件等通常の3-6倍数日〜数週間
イベントとスプレッドの関係

スプレッドが広がりやすい時間帯やイベント時は、取引を控えめにすることをおすすめします。

よくある質問

海外FXのスプレッドに関して、トレーダーからよく寄せられる質問に答えていきます。

海外FXのスプレッドに関するよくある質問
  • 海外FXで最小スプレッドの業者はどこですか?
  • ゴールドのスプレッドが狭い業者を教えてください。
  • スプレッド0の海外FX業者は存在しますか?
  • なぜ海外FXはスプレッドが広がるのですか?

海外FXで最小スプレッドの業者はどこですか?

海外FX業者の中で、最も狭いスプレッドを提供しているのはExnessのプロ口座です。

主要通貨ペアで、業界最狭水準のスプレッドを実現しています。

スクロールできます
海外FX業者ドル円ユーロドル
Exness
(プロ口座)
0.7pips0.7pips
XM
(KIWAMI極口座)
0.8pips0.7pips
AXIORY
(ナノ口座)
0.9pips0.9pips

ただし、Exnessのプロ口座では取引手数料が発生するため、手数料ゼロのXMのKIWAMI極口座と比較すると総コストは大きくなってしまいまs。

ゴールドのスプレッドが狭い業者を教えてください。

ゴールド取引で最もスプレッドが狭いのは、XMのKIWAMI極口座です。

取引手数料なしで、低スプレッドでのゴールド取引が可能となっています。

以下に、ゴールド取引のスプレッド比較表を示しましょう。

スクロールできます
海外FX業者スプレッド取引手数料
XM
(KIWAMI極口座)
1.6pipsなし
AXIORY
(ナノ口座)
1.9pips$3.0/片道
TitanFX
(ブレード口座)
2.81pips$3.5/片道
ゴールドにおける海外FXのスプレッド比較

スプレッド0の海外FX業者は存在しますか?

完全なゼロスプレッドを提供する海外FX業者は存在しません

ただし、一部の業者ではゼロスプレッドに近い取引環境を提供しています。

以下で、狭いスプレッドを提供する口座を確認してみましょう。

スクロールできます
海外FX業者最小スプレッド手数料
Exness
(ゼロ口座)
0.0pips$7.0/往復
TitanFX
(ブレード口座)
0.0pips$7.0/往復
AXIORY
(ナノ口座)
0.1pips$6.0/往復
主要海外FX業者の取引コスト比較

なぜ海外FXはスプレッドが広がるのですか?

海外FXでスプレッドが広がる主な理由は以下の通りです。

スプレッドが広がる要因
  • 市場の流動性低下
  • 重要経済指標の発表
  • 政治的イベントの発生
  • 市場の急激な変動
  • 取引時間帯による影響
状況スプレッド拡大の理由
早朝/深夜取引参加者の減少
指標発表市場の不確実性上昇
特定状況下のスプレッド拡大の理由

このような特徴を理解した上で、適切な取引タイミングを選ぶことが重要ですね。

まとめ

最後に当記事のポイントまとめましょう。

スプレッド比較をする際のポイント
  • スプレッドとは買値と売値の差額のこと。
  • スプレッドが狭いおすすめ海外FX業者はXMTradingのKIWAMI極口座
  • スプレッドの狭さと同じくらい取引手数料の有無が重要
  • 早朝や経済時評発表時はスプレッドが広がりやすい

海外FXのスプレッドは、取引コストに直結する重要な要素です。

主要な海外FX業者の中でも、Exness、XM、AXIORYなどが特に狭いスプレッドを提供しています。

特にスキャルピングをメインとするトレーダーは、各海外FX業者のECN口座を使った取引をおすすめしますよ。

この記事を書いた人

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