- BingXの総評
- トレードスペック
- BingXを使うメリット
- BingXを使うデメリット
- BingXの使い方(口座開設・入出金など)
仮想通貨取引所の中でも近年、特に人気を博している「BingX」(読み:「ビンエックス」、旧名称:「Bingbon」)についてご紹介します。
日本ではまだあまり馴染みのないサービスですが、発祥国の香港をはじめ中国・アメリカ・シンガポールなどで人気があり、日本語でも展開しており、いま注目の仮想通貨取引所のひとつです。
(BingX公式サイト)
BingXとは?どんな取引所?
BinXはコピートレードで人気の海外仮想通貨取引所。主な特徴は以下の通りです。
- 2018年に香港で設立された取引所
- コピートレードで人気
- 高レバレッジの商品が多い
- デリバティブ商品のラインナップが豊富
ここでは、BingXがどんな取引所か詳しく見ていきます。
総評:デリバティブが強く海外で人気の取引所
BingXの日本国内での知名度はまださほど高くはありませんが、海外では人気の取引所です。
BingXの一番の特徴は、コピートレードとデリバティブの強さです。
コピートレードはその名の通り、取引の方法をコピーして実行してくれる機能。
つまり専門知識が無くとも腕利きのトレーダーと同じ基準で取引をしてくれます。
一度コピートレードを設定すれば、自動で取引を行ってくれるので、四六時中画面に張りつかなければならないということもありません。
また、BingXはBTCやETHなどの暗号資産のみならず、為替・貴金属・CFDといった商品の取引ができるプラットフォームです。
CoinMarketCapの「仮想通貨デリバティブ取引所」ランキングでは10位台の常連であり、世界的な取引高もかなり多い部類だと言えるでしょう。
BingXの基本情報
BingXは2018年に設立された仮想通貨取引所であり、運営会社である「Bingbon International Finance Limited」の本社の所在国は香港です。
アメリカ・カナダ・オーストラリア・EUにもそれぞれ支社があります。
日本版も展開されており、アプリやサポートが日本語対応しているほか、日本版のTwitterアカウントやブログ(note)も運用されています。
元はBingbonという名前の取引所だった
「BinhgX」について調べていると、「Bingbon」という似た名前の仮想通貨取引所を目にしたという方もいらっしゃるかもしれません。
「BingX」と「Bingbon」は同じサービスです。旧「Bingbon」の新名称が「BinhgX」となります。
2018年より取引所として始まった「Bingbon」ですが、2021年11月に名称を現在の「BinhgX」にリニューアルしました。
“bingbon” の音を残しつつ、 “X” には初心者ユーザーと熟練トレーダーが一堂に会して欲しいという意味が込められています。
コピートレードを実装し、運用の腕を問わず様々なユーザーが集まる市場形成を目指していた旧Bington らしいブランド名だと言えるでしょう。
BingXのトレードスペック一覧
BingXのスペックは、高レバレッジの商品が多く、デリバティブ商品のラインナップが豊富なことが特徴です。
種類の多さゆえにそれぞれの商品に応じたスプレッドが設けられています。
一見すると複雑ですが、合理的かつ安全な取引を心掛けた結果とも言えるでしょう。
BingXのトレードスペックは下表の通りです。
レバレッジの高さを筆頭に、海外の取引所らしいスペックとなってます。
【BingX のトレードスペック一覧】
最大レバレッジ | USDT無期限:最大150倍 FX為替契約:最大300倍 コモディティ・市場指数インデックス取引:最大100倍 |
---|---|
スプレッド | 仮想通貨:0.02%〜0.1% BTC以外の仮想通貨:0.02%〜0.2% グローバルインデックス:0.02%〜0.15% 原油・貴金属商品:0.02%〜0.1% 外国為替:0.02%〜0.1% |
取引手数料 | メイカー:0.0020 テイカー:0.0045 |
仮想通貨取扱数 | 約9,000 |
為替取扱数 | 6 |
貴金属取扱数 | 3 |
金融ライセンス類は4つ獲得している
BingXが獲得している金融ライセンスは4つです。下記の4つの機関から承認・登録を受けています。
このように、BingXは4つの政府関係機関からの認証ライセンスを取得しています。
それぞれの子会社ごとへの認証ではあるものの、4カ国からの認定は暗号通貨取引所の中でも多い部類であると言えるでしょう。
詳しい解説は省きますが、いずれも主に金融犯罪を監視・監督する機関となっています。
それぞれのライセンスの概要につきましてはBingX公式サイトをお読み下さい。
なお、BingXは日本の金融庁の認めるライセンスを取得していませんが、これは大きなデメリットではありません。
というのも、日本の金融庁の認定ライセンスはレバレッジ率が海外に比べて低いからです。
ハイリターンの金融商品を提供するためには、日本の金融ライセンスはかえって足枷になるため、BingXに限らず海外の金融事業者は認定ライセンスを取得しない傾向にあります。
BingXを使うメリット
ここからは、BingXの特徴・メリットをご紹介します。
- 話題のコピートレードが実装されている
- 仮想通貨・為替・貴金属など様々なジャンルが取引可能
- 取引手数料・スプレッドの仕組みはやや複雑
- 口座開設ボーナスなどの新規ユーザー特典がある
- スマホアプリは既に実装済み
- デモトレードで練習も可能
代表的な特徴・メリットは以上です。それぞれ順番に解説していきましょう。
話題のコピートレードが実装されている
BingXは、コピートレードが可能な仮想通貨取引所として人気に火をつけた海外のプラットフォームです。
初心者であってもプロのトレーダーの知見が練り込まれたトレーディング戦略をコピーして取引できることから、実際のデリバティブ取引の総額も大きくなっています。
なお、「プロトレーダー」はBingX運営が厳格なスクリーニングをして策定します。
彼らの戦略を採用してコピートレードを行うユーザーを “フォロワー” と表現し、フォロワーの得た利益の最大8%がプロトレーダーに還元されます。
この最大8%の利益還元をインセンティブにして、より効率的でより有効な投資戦略が立案される仕組みです。
プロトレーダーは収益の成績とフォロワー数が開示されており、ユーザーはこうした指標も参考にしながら取引を模倣するトレーダーを“フォロー” することができます。
現在の世界各国のプロトレーダーの数は1500ユーザー以上です。
対してBingXの総登録ユーザー数は100万人。
「プロトレーダー」の門戸は非常に狭く、概算で0.15%です。
この希少性は取引の精度の高さを裏打ちすると考えても良いでしょう。
新機能「スポットグリッド・コピートレード」の導入も開始
また、2022年からは「スポットグリッド・コピートレード」も導入されました。
この機能はその名が示す通り、グリッド取引とコピートレーディングの両方のメリットを組み合わせたシステムで、暗号資産ボラティリティから収益を上げるためにプロトレーダーの戦略を活用します。グリッド取引は自動マーケットメーカーの分散型取引所(AMM DEX)における流動資産取引と同様に、定義した価格帯の範囲で段階的に売買注文を行うよう設定されており、価格変動の振り幅が設定の範囲内にある限り、ユーザーは確実に利益を得られるようになっています。
引用:BingXプレスリリース
グリッド取引とコピートレーディングを掛け合わせた機能であり、仮想通貨取引所の中でも珍しい機能と言えるでしょう。
仮想通貨・為替・貴金属など様々なジャンルが取引可能
BingXは、仮想通貨のみならず、様々なデリバティブ商品の取引が可能なプラットフォームです。
為替、貴金属、NFTデータなど、さまざまな商品が展開されています。
仮想通貨 | 為替 | 貴金属 | |
---|---|---|---|
取扱数 | 約9,000 | 6 | 3 |
レバレッジ数 | 最大150倍(USDT無期限) | 最大300倍(FX為替契約) | 商品に準拠 |
取引手数料・スプレッドの仕組みはやや複雑
BingXの取引手数料・スプレッドの仕組みは他のプラットフォームと比較するとやや複雑です。
詳しくこの項で解説していきます。
※出金手数料はこのページの別の項で後述します。
まず最初にお伝えしたいのは、「BingXの各手数料は変動する」ということです。
日々変動する市場に応じて、BingXが合理的な価格を算出するため、手数料の額はリアルタイムで変わります。
この項内では、目安となる数字をご紹介しましょう。
BingXの契約取引手数料について
契約取引手数料に関するスプレッドは、ロング・ショート比率により決定します。
計算方法はロングポジションにスプレッドがある場合、
ロング価格 = 現在の価格 * (1 + スプレッド比率)
となります。
対してショートポジションにスプレッドがある場合、
ショート価格 = 現在の価格 * (1 – スプレッド比率)
となります。
代表的な取引ペアでの条件は下表をご覧ください。
取引ペア | スプレッド範囲 |
---|---|
TC/USDT | 1日の平均値:0.04% |
ETH/USDT | 1日の平均値:0.04% |
BCH/USDT LTC/USDT EOS/USDT XRP/USDT BSV/USDT LINK/USDT DOT/USDT | 1日の平均値:0.1% |
ADA/USDT UNI/USDT FIL/USDT AAVE/USDT DOGE/USDT ENJ/USDT MANA/USDT CHZ/USDT SAND/USDT KSM/USBDT PHA/USDT AKRO/USDT VET/USDT SUSHI/USDT SOL/USDT NEAR/USDT ATOM/USDT LUNA/USDT THETA/USDT AVAX/USDT SRM/USDT ALGO/USDT CELR/USDT | 1日の平均値:0.1% |
また「標準契約取引手数料」は下記の通りです。
- 取引手数料率:
割引限定0.045%
(普通手数料率は0.075%) - コピー注文の取引手数料率:
割引限定0.0375%
(普通手数料率は0.075%)
取引手数料=取引金額 x 取引手数料率(注文時のみ徴収)
上記の計算式に応じて算出されます。
BingXの公式ヘルプページでは、希望の取引ペアごとに詳細な情報が更新されています。
ヘルプページで【例「ENJ USDT 手数料」】などのキーワードで検索すると良いでしょう。
- 注文単位
- 最小変動価格
- 次第レバレッジ倍率
- 取引手数料率
- 取引時間
などに関する信憑性のあるデータにアクセスすることができます。
BingXのその他の手数料について
また、費用徴収または報酬獲得に関する重要事項は下記の3つです。
- 料金の徴収・報酬は、毎日0時、8時、16時に行われます。
- ポジションページで累積の資金費用を確認できます。
- クロスポジションモードが決済時に徴収・報酬をします。
やや複雑ではありますが、自分が取引したい商品ごとにこうした条件を把握する必要があります。
反対に、こうした諸条件を知っておけば自由に複数の金融商品を横断的に扱えるのがBingXの強みの一つとも言えるでしょう。
必ずしもすべてを暗記しておく必要はありません。
特に手数料のレートなどは日々変動するので、ある程度を感覚で掴んでおいて、あとは更新された公式のサポートページ(日本語にも対応)を参照すれば良いでしょう。
口座開設ボーナスなどの新規ユーザー特典がある
BingXは、口座開設すると100ドルが付与されるボーナスキャンペーンを開催しています。
そんな口座開設ボーナスの受け取り方は非常に簡単で、新規登録する際に「ボーナス登録」といった部分から登録するだけです。
まだBingXの口座を開設していない方は、誰でも簡単に受け取れるので、今のうちにサクッとボーナスを受け取っておきましょう。
また、キャンペーンは時期により複数存在しますが、新規登録と携帯電話認証が必須の場合が多いです。
キャンペーンに応じて、新規会員登録・携帯電話認証・フォロー&RTなど、参加条件が異なるので注意してください。
ほかにも、入会とは別に「入金」「取引」を初めて行う毎に報酬がもらえるキャンペーンが開催されています。
BingX側には「実際に取引をしてもらってサービスを定着させたい」という意図があるように見受けられますが、順を追って入金や取引をするだけでボーナス報酬がもらえるのはユーザーとしては嬉しい仕組みです。
詳しくはBingX公式サイトを参考にしてください。
「BingX が実施するキャンペーン」「BingX Japan が開催するキャンペーン」などといった具合で複数のキャンペーンが同時に開催されている場合もあるので、定期的に確認しておきましょう。
自分にとって最も有益だと思うキャンペーンを選んで入会することをオススメします。
スマホアプリは既に実装済み
BingXはブラウザ版だけでなく、スマートフォン用アプリもリリースされています。
Android版、iOS版が既にリリースされており、日本語にも対応しています。
いずれもダウンロードにかかる費用は無料です。
アカウントの新規登録で100ドルが貰えるキャンペーンなどが実施されており、キャンペーン内容は時期によって変わります。
知名度・ユーザー数が伸びてくるとこうしたキャンペーンが今後実施されなくなる可能性もあるので、少しでもBingXのことが気になっているという方はまずは新規会員登録を済ませておくと良いでしょう。
デモトレードで練習も可能
デモトレードが実装されており、実際の資金を投じることなく安全に取引の練習をすることができます。
ほかの暗号通貨取引所に比べて複雑なBingXの諸操作を覚えることはもちろん、投資・投機の感覚を掴むことにも役立ちます。
投資や資金運用それ自体が初心者だという人にも心強い機能ですね。
初めてのコピートレードであっても、デモトレードで操作方法や仕組みを学ぶことが可能です。
特にBingXではレバレッジの大きな金融商品を扱うため、リスク無しの環境で事前にいろはを学ぶことは非常に重要と言えるでしょう。
具体的には、VST(=Virtual USDT) というBingX公式の “模擬金” が存在し、この通貨をデモとして使用します。なお、VSTに価値はなく出金は不可能ですが、1VST=1USDと見なしてシミュレーションします。
BingXの新規登録者には自動的に100,000VSTが付与され、VSTの合計(資金口座と契約口座)が、20,000 VST未満の場合は、7日間以内に1回のみ増額の申請をすることができます。
シミュレーションディスクの最も重要な役割は、初心者のリスクを制御し、新規利用者がエントリー段階でリスクを認識できるようにすることです。BingXのVST模擬金は週に1回追加申請ができますが、合理的かつ慎重に使用することをお勧めします。
出典:BingX公式サイト
VSTを用いた「トレーディングコンテスト」がBingX内で開催されることもあり、優れた取引成績を残したユーザーには賞金として出金可能なUSDTなどが配布されます。
高いモチベーションを持ったユーザーと腕を競い(またはときにチームメンバーとして協力して)、熱を帯びた真剣な取引を疑似体験して学ぶことができます。
BingXのデメリット
BingXのデメリットは、主に下記の3つです。
- 取引手数料がやや高め
- システム・仕組みが少し複雑
- 他の取引所との差別化が難しい
それぞれ順番に説明していきましょう。
取引手数料がやや高め
取引手数料が他の取引所と比較するとやや高いのがBingXのデメリットの一つ。
BingXの提供する機能やUIなどにイマイチ魅力を感じられず、手数料の安い別の海外取引所をご希望の場合は、たとえばBinanceなどがオススメです。
システム・仕組みが少し複雑
BingXはスプレッドのシステムが他の取引所に比べて複雑なため、把握して慣れるには時間を要するでしょう。
BingXのような形式の取引所はまだ珍しく、「わかりやすく取引したい」という人は別の暗号通貨取引所をメインで使う方が良いかもしれません。
ただし、「複雑」は裏を返せば「高い自由度」の証でもあります。
デモトレード機能もありますので、時間をかけて仕組みを覚えると今後の資産運用の可能性が大きく拓けてくるでしょう。
他の取引所との差別化が難しい
BingXはシェア・取引額も高く、将来性もあり、さまざまな金融商品を扱い、そしてコピートレードなどの機能も実装しています。
BingXには総合的なメリットがある一方で、他の取引所と比較すると目立った特異点に欠けてしまいます。
コピートレード単体であれば、Bitget、Bybitなどのサービスと競合してしまいますし、単純に仮想通貨だけを取引したいという人にとってはBinanceの方が完結で使いやすいかもしれません。
為替などのデリバティブ商材を全般的に取引したいという人にとっては最大レバレッジが1000倍まで使えて、なおかつスプレッドが低めに設定されているFXGTの方が好ましいと感じるでしょう。
しかしながら総合的なバランスの良さや、実際にトレードをしてみたときのフィーリング、コミュニティとしての心地よさ、あるいはBingX運営の雰囲気・情報の透明性やスピードなどが気に入ってBingXを使い続けるという人も少なくはありません。
それぞれの数値で比較すると突出したポイントは薄いですが、BingXのようなサービスが少なく、数値で比較できない点において価値を感じた人がこの取引所を利用し続けています。
BingXの使い方を簡単に紹介
ここからは、BingXの実際の使い方をご案内します。
- まずは口座開設・登録しよう
- 新規会員登録で100ドルのボーナスが貰える
- 必要に応じてKYC認証も終わらせておこう
- BingXへの入金方法
- BingXへの出金方法
上記の事柄について、実際の操作画面のスクリーンショット等を交えながら解説していきます。
まずは口座開設・登録しよう
まずはBingXのホームページなどから「登録」のボタンをクリックします。
上の画像であれば右上に配置されています。
ボタンをクリックすると上のような画面に遷移します。
メールアドレスまたは携帯電話番号でアカウントを作成します。
「招待コードオプション」は新規入会の際のキャンペーンなどに関するコードです。
複数の入会キャンペーンが同時に並行して行われる場合もあるので、登録する前にしっかりと精査しましょう。
新規会員登録で100ドルのボーナスが貰える
BingXはユーザー数を増やすためのキャンペーンとして入会者特典を設けており、新規会員登録や携帯電話連携をするだけで、ボーナス報酬がもらえることがしばしばです。
この入会者特典は他サービスと比較しても豪華なものが多く、現在は口座開設するだけで、100ドルのボーナスが受け取れます。
ちなみに、過去には20USDTが貰えるキャンペーンや、iPhone13(定価10万円以上)がプレゼントされるキャンペーンもありました。
また、新規登録から7日以内に行ったコピートレードで損失を最大10USTDまで補填する特典も実施した実績も。
時期によってキャンペーン内容は異なり、また入会特典には複数の選択肢があります。
BingXの公式サイト、およびBingX Japan の公式Twitterのそれぞれで情報をチェックしておきましょう。
必要に応じてKYC認証も終わらせておこう
KYC認証とは本人確認のこと。
“Know your Customer” の略がKYCです。
パスポートなどの本人確認書類の画像をアップロードして本人であることを認証できます。
KYC認証をせずともBingXを使用することができますが、KYC認証を経ることで出金制限が緩和されます。
他にも何らかトラブルがあった際に認証がある方が円滑に対処することができるでしょう。
KYC認証で変更される出金制限については以下の通りです。
【KYC認証が完了した場合の出金制限】
- USDT:
1日あたり10,000まで
1回最大10,000USDT
合計40,000 USDT - ETH:
1日上限50ETHまで
1回最大50ETH
合計200ETH - BTC:
1日あたり1BTCまで
1回最大1BTC
合計4BTC
【KYC認証が完了した場合の出金制限】
- USDT:
1日あたり100万まで
1回最大100,000USDT
合計制限なし - ETH:
1日あたり400ETHまで
1回最大150ETH
合計制限なし - BTC:
1日あたり5BTCまで
1回最大2BTC
合計制限なし
BingXでのKYC認証のやり方
BingXでのKYC認証のやり方を画像を交えてご紹介します。
BingXアプリから「アカウント」→「本人確認」に移動します。
「本人確認」から 名前とID番号の関連情報を入力します。
※入力情報が証明書と一致する必要があります。
最後に身分証明書類の写真を2種類(表面と裏面)アップロードして完了です。
書類をアップロードして提出したあとはBingX側の審査があります。
公式サイトによると、特に大きな異常がない場合は1営業日以内に審査が通り、KYC確認が完了するとのことです。
BingXへの入金方法
下記の画面に沿って操作を行うことでBingXへ入金することができます。
まずは「資産」メニューから「入金」を選択します。
入金したい仮想通貨を選択してください。
QRコードと通貨のアドレスが表示されます。
このQRコード・アドレスのいずれかを活用すればBingX以外の取引所やウォレットからBTCやETHなどといった仮想通貨をBingXへ入金することができます。
また、BingXは当面の間は法定通貨の入金ができず、暗号資産だけの入金のみの対応となります。
ご了承ください。(2024年5月現在)
さらに詳しい入金方法についてはBingX公式サイトにてご確認ください。
BingXへの出金方法
下記の画面に沿ってBingXから別のプラットフォームなどに出金(送金)することができます。
出金先のプラットフォームから取得したアドレスを入力し、希望する金額を打ち込むと外部に出金することができます。
着金までにタイムラグがあり、タイムラグは10分から最大120分ほどとなります。
時折、日本のBingXユーザーから出金に関するトラブル(プラットフォームから出金拒否された等)が報告されていますが、いずれもBingXが取引所として定める規約に反するケースがほとんど。
取引規定にしっかりと目を通すことで未然に防ぐことができます。
いざその時になって困った場合でもヘルプページが日本語対応しているので、時間をかければ解決に辿りつくことができるでしょう。
また、BingXから別の取引ツールやウォレットに出金する場合には手数料が発生します。
各通貨のガス料金の変動に基づいてリラるタイムで自動計算されるため、手数料は固定ではありませんが、BingX公式が発表している参考価格を下記にてご紹介します。
出金通貨 | 出金手数料/回 |
---|---|
USDT-ERC20 | 20 USDT |
USDT-TRC20 | 1 USDT |
USDT-OMNI | 28 USDT |
USDC | 20 USDC |
BTC | 0.0005 BTC |
ETH | 0.007 ETH |
XRP | 0.25 XRP |
BingXでよくある質問・補足情報
ここからは、BingXに関する情報を、さらに補足的にお伝えします。
グリッド取引とは?
グリッド取引(=グリッドトレードとも表記)とは、あらかじめ設定した価格帯や間隔に従ってbotが自動で行う取引のこと。
転じてbotなどの取引ツールそのものが「グリッド取引」と呼称されます。
価格が不安定な商品や、横ばいの商品などで特に有効な戦略であり、適切な設定をすることで着実な収益が期待できます。
BingXでは2022年から「スポットグリッド・コピートレード」機能が導入されており、プロのトレーダーの戦略に基づいたグリッド取引をコピーして活用することができます。
初心者であっても、簡単に効果の見込める質の高い取引を実践することが可能になる機能であり、BingXの特性が最大限に反映された機能と言えるでしょう。
スプレッド・取引手数料を詳しく確認したい
BingXのスプレッドや取引手数料などは、それぞれの通貨ごとに異なり、また変動する市場に応じてBingXが合理的とする価格をリアルタイムで自動計算します。
そのため、残念ながらこのページでスプレッドや取引手数料について一概にお伝えすることは難しいです。
詳しくはBingX公式サイトにてご確認ください。
目安となる比率や、詳しい計算方法が記載されています。
入金手数料・出金手数料はかかる?
BingXの入金手数料は無料です。
出金手数料は、取引する額の大きさによって上下します。
BingXの入金手数料について
BingXに限らず、仮想通貨取引所では原則として入金に関する手数料はかかりません。
ただし、法定通貨を投じる際に生じるクレジット手数料や、仮想通貨を送金する際に生じるマイニング手数料が発生することをお忘れなく。
なお、BingXはドルや円などといった法定通貨そのものの入金は利用できず、暗号通貨のみの入金となります。
ご注意ください。(2024年5月現在)
BingXの出金手数料について
BingXの出金手数料は、変動する市場に応じてその都度リアルタイムで変更されます。
目安となる手数料は以下の通りです。
※あくまでも参考値であることをご理解ください。
出金通貨 | 出金手数料/回 |
---|---|
USDT-ERC20 | 20 USDT |
USDT-TRC20 | 1 USDT |
USDT-OMNI | 28 USDT |
USDC | 20 USDC |
BTC | 0.0005 BTC |
ETH | 0.007 ETH |
XRP | 0.25 XRP |
詳しくはBingX公式サイトを参照してください。
まとめ
この記事では、BingXの概略、メリットやデメリットを紹介してきました。
- BingXは仮想通貨のみならず、為替や貴金属などのデリバティブ金融商品が豊富なプラットフォーム
- 特に特徴的なのが「コピートレード」機能。プロトレーダーの腕を借りることができるので、初心者も利幅の大きな商品の投資・投機に挑戦することができる
- 自由度が高い反面、その分操作は複雑なのが難点。デモトレードで練習すればノーリスクで知識と経験を磨ける
あらためて箇条書きでまとめると、BingXの主な特徴は以上の3点です。
日本での知名度はまだ不十分ですが、公式サイトやスマホアプリは日本語対応していますし、新規会員登録をした際にはボーナスプレゼントのキャンペーンも盛んに行われています。
入出金の手数料が低く、スピードが早いのも仮想通貨における共通の特徴ですから「まずは一度BingXを触ってみて合わなければ別のプラットフォームに移ってみよう……」くらいの気軽さで始めてみても良いでしょう。
(BingX公式サイト)