FTXは、近年急激に人気を集めている仮想通貨デリバティブ取引所の1つです。
取引通貨の豊富さや手数料の安さ、数々のキャンペーンの開催もさることながら、レバレッジトークンや自動売買サービスを始めとした独自のシステムが多くのトレーダーから支持されています。
そこで、本記事では現在大注目の仮想通貨取引所FTXについて、取引所としての概要や利用上のメリット・デメリット、トレードペックといった点を中心にまとめました。
また、FTXへの具体的な登録方法やFTX が開催した数々のキャンペーン内容についても合わせてご紹介していきます。
ただし、FTXは2022年11月11日に経営破綻しているので、口座開設できません。
そのため、仮想通貨を取引したい方は、FTXではなく他の取引所を利用してください。
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FTXとは
FTXとは2019年に設立されたばかりの、仮想通貨デリバティブ取引所です。
日本での知名度こそさほど高くないものの、レバレッジトークンや自動売買サービス「Quant Zone」を始めとした数々の革新的な取り組みによって、世界中のトレーダーから高い注目を集めています。
基本情報
FTXにおけるレバレッジ倍率や取引通貨数・手数料といった基本情報については、以下の通りです。
FTXの基本情報 | |
---|---|
レバレッジ倍率 | 3〜101倍 |
取引通貨数 | 現物 ー 80種類以上 先物(FX)ー 120種類以上 |
取引手数料 | Maker手数料 ー 0.01〜0.02% Taker手数料 ー 0.04〜0.07% |
入出金手数料 | なし |
追証 | なし |
日本語対応 | なし(ヘルプのみ対応) |
取引方法 | 現物取引・先物取引・株式・レバレッジトークン・インデックストークン・MOVE・オプション...etc |
取引ツール | Trading / view |
セキュリティ対策 | コールドウォレット / マルチシグ対応 / 2段階認証 |
設立状況
FTXは2019年4月、仮想通貨デリバティブ取引所としてアンティグア・バーブーダ(カリブ海頭東部の独立連邦国)に設立されました。
CEOはSam Bankman-Fried、運営元はFTXTrading LEDです。
安全性・セキュリティ
FTXでは、以下の様なセキュリティ対策が実装されています。
- マルチシグ対応
- 複数の秘密鍵を組み合わる事で認証を行う仕組み。単体のパスワードで認証を行う(シングルシグ)よりもセキュリティー性が高いので、多くの仮想通貨取引所で採用されている。
- コールドウォレット
- オフライン環境(インターネットに接続されていない状態)で取引データの管理を行う手法。オンライン状態下でデータを保管する(ホットウォレット)場合と比べて安全性が高く、ハッキング被害の対象となるリスクが低い。
- 2段階認証
- ログインパスワードと確認コードの、2段構えによる認証の 仕組み。メールや電話によるSNSメッセージ・認証アプリを使った方法等ある。
FTXのメリット
では次に、FTXを利用する上でのメリット・デメリットについて見てみましょう。FTXを利用する際の主なメリットとしては、以下の9つが挙げられます。
では、FTXのメリットについて確認していきましょう。
なお、FTXは、2022年11月11日をもって経営破綻しているので、口座開設できません。
「FTXで取引を始めたい…」といった方は他の取引所を利用しましょう。
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独自トークンが取引可能
FTXにおける特徴の1つとして、「FTTトークン」と呼ばれる独自トークンを発行している点が挙げられます。
このFTTトークンを所有していると、「先物取引の証拠金として利用できる」、「FTTトークンを一定額以上保有している場合、先物取引における手数料が割引される」といったメリットが得られます。
更に、FTTトークンの保有額次第では手数料割引に加えて、店外取引における割引を受けられるケースも存在します。
またFTXではFTTトークン以外にも、「2020年アメリカ大統領選トークン」「レバレッジトークン」「アルトコイン連動トークン」といった様々な独自トークンを取り扱っています。
レバレッジトークンの取引は強制ロスカットが発生しない
FTXでレバレッジトークンの取引を行う場合では、強制ロスカットが発生しません。
レバレッジトークンとは、1つの銘柄に対して異なるポジション・レバレッジ幅を持つトークンを5種類購入できる仕組みの事を指します。
レバレッジトークンはあくまでトークン購入での取引である為、証拠金取引を行うケースの様に強制ロスカットが発生しないのです。
ロスカットのリスクを気にすることなく相場に応じてその都度レバレッジを調節できる点が、レバレッジトークンの持つ強みであると言えます。
全取引通貨で101倍のレバレッジが適用可能
FTXでは3倍、5倍、10倍、20倍、50倍、100倍、101倍の7種類の中からレバレッジ倍率を選択できます。
取引通貨ごとに個別の最大レバレッジが定められているケースが多い中、全ての取引通貨において最大レバレッジ101倍が適用可能であるFTXは、ハイリターン取引を希望するトレーダーの方にとって使い勝手の良い仮想通貨取引所であると言えます。
取引量・トークン所持量に応じた手数料割引
FTXでは取引通貨量や所有しているトークンの量に応じて、手数料割引を受けることができます。FTTトークンの保有額と手数料における割引率の関係については、以下の表の通りです。
FTXの手数料割引 | |
---|---|
FTTトークン保有量 | 先物取引の手数料割引率 |
100USD以上 | 3% |
1,000USD以上 | 5% |
5,000USD以上 | 10% |
10,000USD以上 | 15% |
50,000USD以上 | 20% |
100,000USD以上 | 25% |
200,000USD以上 | 30% |
500,000USD以上 | 35% |
1,000,000USD以上 | 40% |
2,500,000USD以上 | 50% |
5,000,000USD以上 | 60% |
取引通貨数が豊富
FTXではビットコイン・イーサリアム・リップル・ライトコイン・イーサリアムクラシックといったメジャーなものを中心に、80種類以上の現物と120種類以上の無期限先物が取引可能となっています。
取り扱っている金融商品の種類も仮想通貨・ビットコイン先物・レバレッジトークン・独自トークンと多様である事から、FTXは幅広いトレーダーの方々からの注目を集めています。
入出金手数料が無料
入出金手数料が無料である点も、FTXを利用する上で嬉しいポイントの1つです。
前述した手数料割引の存在と合わせて考えると、取引や入出金こまめに行うトレーダーの方にとってFTXはうってつけの仮想通貨取引所であると言えます。
自動売買サービス「Quant Zone」
FTXが提供している革新的なサービスの中でも特に使い勝手が良いのが、自動売買サービス「Quant Zone」です。
「Quant Zone」で取引を実行に移す為の条件である「トリガー」と注文の実行/キャンセル/一時停止といった「アクション」を予め設定して置くことで、自動で取引を行事が可能となります。
必要最低限のプログラムを書くだけで自動売買botを運用できるサービスである「Quant Zone」ならば、サーバー準備等の作業を必要とする事なくスムーズに取引を開始できます。
Binanceと提携済み
2019年の12月、FTXは大手仮想通貨取引所であるBinanceとの間にパートナーシップを締結。これによりFTXではBinanceコインの注文が、BinanceではFTXの独自トークン3種類の注文がそれぞれ可能となりました。
Binanceは全世界で60万人以上の登録者数を誇る世界トップクラスの仮想通貨取引所で、手数料の安さや取扱通貨の豊富さ、そして徹底したセキュリティ対策が多くのトレーダーから高い評価を得ています。
Binanceとの提携により、FTXの信頼性は一層高まったと言えるでしょう。
スマホアプリに対応
FTXが提供しているスマートフォン向けアプリをダウンロードすることで、パソコンを使用する場合と同様の操作で取引を行うことができます。
サブアカウントへの切り替えやアカウント間での資金移動もかんたんに行えるので、仮想通貨取引初心者の方にとっても使い勝手の良いアプリに仕上がっています。
FTXのデメリット
一方で、FTXを利用する上では以下の様なデメリットも存在します。
FTXにおける利用上のデメリットの中でも、特に気をつけるべき4つのポイントについて順番に見てみましょう。
日本語・日本円への対応が不十分
FTXの公式サイトは日本語に対応している一方で、お知らせメール等の文面は全て英語で送られてきます。
また日本円での入金も不可能となっているので、FTXで取引を行う際には国内の仮想通貨取引所で仮想通貨を購入した上でFTXの口座に送金する、といった手順が必要となります。
日本人トレーダーがFTXで取引を行う際には、インターネットの翻訳機能を活用したり仮想通貨を送金する際のアドレスをしっかりとメモしておくといった注意が必要となります。
50倍以上のレバレッジは追加で手数料が発生する
FTXでは7種類の異なるレバレッジ倍率のいずれかを適用する仕組みとなっていますが、この内50倍・100倍・101倍の倍率を選択した場合、メイカー/テイカー手数料の双方において追加の手数料が発生する点に注意が必要です。
具体的には、レバレッジ50倍の場合は0.02%が、レバレッジ100倍以上の場合は0.03%の保険料が通常の手数料にプラスされます。
取引手段が多様で慣れるまで時間がかかる
FTXでは様々な取引手段が用意されている為、初心者トレーダーの方にとってはどの取引手段を利用するべきか迷う場面が生じる可能性があります。
最初は仮想通貨取引やレバレッジトークンを中心としたトレードのみに専念し、FTXでの取引に慣れた後は複数の取引手段を組み合わせてリスク分散を行うのが良いでしょう。
Taker手数料自体はやや高め
FTXにおけるテイカー手数料は0.07%と、メイカー手数料(0.02%)と比べてやや高めに設定されています。
FTXを利用する際の手数料をできるだけ抑えたい場合には、取引量やトークン保有量を増やして手数料割引の適用を受けることをおすすめします。
以上がFTXにおけるメリット・デメリットとなります。
FTXの特徴について総評すると、日本人トレーダーが利用する上で多少の不便はあるものの、独自トークンの存在やゼロカットシステム・取引通貨数の豊富さといった面で優れた仮想通貨取引所である、と言えるでしょう。
FTXへの登録を検討されているトレーダーの方は、上記のような利用上のメリット・デメリットを事前に把握しておく様に心がけましょう。
FTXの評判・口コミ
ここでは、実際にFTXを利用して取引を行った方の評判や口コミについてご紹介します。
良い評判
まずは、FTXに対する好意的な評価やFTX利用者からの評価が高かった点について見てみましょう。
今時流に乗って、FTXでアルトコイントレードしてます(*^^*)
私の拙いチャート分析でも、指値エントリーがバチバチに決まります✨トレンドが分かりやすいし、勢いついたらすごく伸びるから、とにかく、楽しい~💛— mimi (@mimimumno14) March 10, 2021
トレード画面が見やすく自動売買サービスの使い勝手も良い為、初心者トレーダー方でも効率的な仮想通貨取引が行える。
FTXにおけるこういった点が多くのトレーダーから支持を集めている様です。
また、アメリカのゴールドマンサックスと提携するウワサから信頼性も高いといえるのではないでしょうか?
仮想通貨の大手取引所FTXと米投資銀行ゴールドマン・サックスが提携する模様。長らくビットコインの否定派だった老舗の投資銀行が、態度を変える意味は大きいです。海外で起こったことは、数年遅れて日本にやってくるとも言われます。日本の金融業界も変わると思うとワクワクしますね。
— てってぃ│パワポ×ショート動画 (@tettiblog) April 23, 2022
こちらはFTXが実施しているキャンペーンに参加して報酬を受け取った方のツイートです。
ftx japanアカウントに謎の一万円入金がきてた😳
連絡とか何もなかったけどしばらく前やってた引用RTキャンペーンに当たったのかな?嬉しい😚— むむ (@mumusanmusan) October 7, 2022
FTXの資産移動キャンペーン8000円入ってた!
— あーちゃん (@aaa__walking) September 28, 2022
詳しくは後述しますが、FTXでは初めて口座開設を行った方等を対象とした様々なキャンペーンを開催しています。
こうした情報はSNSや公式ホームページを通して耳に入ってくることが多いので、FTXの利用を検討されている方はお得な情報対するアンテナを常に張り巡らせておく様に心がけましょう。
悪い評判
次に、FTXに対するネガティブな評判についてご紹介します。
FTXの内部機構を利用した裁定取引をこの何ヶ月か試行錯誤してるんだけど、bullの日歩調整botはちっとも儲かんないわよ。単純にCompoundとFTX USDとの金利カスリの方が効率がいいわ。
— てぃなちゃん (@btc_AP) March 28, 2021
FTXが提供している自動売買サービスは比較的かんたんにbotを組める点が優秀ですが、使いこなせる様になるまでには一定のトライ&エラーを繰り返す必要があるかも知れません。
FTXの利用者が増加した事でbotを組むコツを紹介したブログ等もネット上で公開されているので、興味のある方はぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?
評判・口コミまとめ
FTXに対する評判・口コミについて総評すると、トレード面における自由度の高さやキャンペーン内容を高く評価する意見が多数見られました。また、FTXに関する否定的な意見が殆ど見られなかった点が印象的でした。
FTXのキャンペーン情報
FTXでは新規登録者等を対象とした、様々なキャンペーンが開催されています。
キャンペーンの中には参加条件や開催期間が限られるものがあるので、公式サイトやSNS等を活用して現在どういったキャンペーンが行われているのかリサーチを行う事をおすすめします。
以下ではFTXにおけるキャンペーンの内、常設中のものや過去に開催されたものについていくつかご紹介しておきます。
Legend 69 パート1 フェーズ1
開催期間;2020年10月23日12:00(香港時間)〜14月30日11:59(香港時間)
「Legend 69」は、新規ユーザーを紹介すると一定期間内における取引手数料のキャッシュバック率がアップするキャンペーンです。
10USDドル以上の紹介料を発生させるユーザーの紹介を30人以上行うとフェーズ2の期間において、紹介した人数に応じて30〜69%の手数料キャッシュバックが受け取れます。
ただし、同キャンペーンに参加する為にはKYCレベルが2以上(身分証明証の提出、および住所・電話番号の登録を完了させる)である必要があります。
Legend 69 パート1 フェーズ2
開催期間;2021年1月1日12:00(香港時間)〜4月30日11:59(香港時間)
「Legend 69 パート1 フェーズ1」で満たした条件に応じて、手数料キャッシュバックが受け取れる期間です。
加えて、FTXに選ばれたユーザーはLegend Discordチャットに案内され限定プロモーションを閲覧することができます。
更に、紹介者数上位25%以内にランクインした方は手数料キャッシュバックアップの期間が1ヶ月、紹介者数上位10%以内にランクインした方は同期間が2ヶ月延長されます。
口座開設ボーナス
こちらは2020年夏頃に開催されたキャンペーンで、FTXのノート経由で口座開設を行うと30USDドル又は3,000円分のキャッシュバックを受け取れる、という内容のものでした。
具体的な開催期間に関する記載がない状態で開催され、2021年3月時点で同キャンペーンは終了しています。
今後も類似した内容のキャンペーンが開催される可能性は十分考えられるので、気になる方はFTXの公式ホームページやSNSアカウントをこまめに確認するようにしましょう。
新年トレーディングキャンペーン
開催期間;2021年2月1日0:00(香港時間)〜2月28日11:59(香港時間)
2021年2月に開催された、取引量に応じて一定額のキャッシュバックを受け取れるキャンペーンです。
10万USD相当のトレードで55USDのキャッシュが、50万USD相当のトレードで320USDのキャッシュが、100万USD相当のトレードで700USDのキャッシュがそれぞれ受け取れます。
FTXのトレードスペック
FTXの詳しいトレードスペックについて、レバレッジや取引通貨・手数料といった各分野ごとに詳しくご紹介します。
レバレッジ
FTXにおけるレバレッジ倍率は全通貨共通となっており、3倍、5倍、10倍、20倍、50倍、100倍、101倍の7種類の中から選択します。
また、レバレッジトークンにおけるレバレッジ倍率は1〜10倍で、こちらは各トークンごとにポジションとレバレッジ倍率がそれぞれ異なります。
ロスカットライン
FTXにおけるロスカット率は相場によって変動します。
具体的なロスカット基準としては、マージン分数(証拠金をマーク価格で割った数値)が証拠金維持率を下回った段階で強制ロスカットが実行されます。
マージン分数・証拠金維持率は共にトレード画面右側にあるインフォメーションボックスから確認できるので、こまめに確認するようにしましょう。
ちなみにFTXにおける証拠金維持率は、レバレッジ20倍以下の場合3%〜、レバレッジ50倍以上の場合0.6%〜となっています。
またレバレッジトークンを取引する場合では、強制ロスカットが発生しません。
これはFTXのメリットに関する項目でも触れた様に、レバレッジトークンはあくまでトークン購入での取引である為です。
取引通貨数
FTXでは80種類以上の現物と120種類以上の無期限先物(FX)が取引可能です。更に先物取引以外にも、仮想通貨とひもづいたレバレッジトークンも取引可能となっています。
FTXで取引可能な仮想通貨の内、代表的なものは次の通りです。
・イーサリアム(ETH)
・ビットコインキャッシュ(BCH)
・イーサリアムクラシック(ETC)
・ファイルコイン(FIL)
・ライトコイン(LTC)
・リップル(XRP)
・カルダノ(ADA)
またFTXで取引可能なレバレッジトークンには、次の5つがあります。
FTXのレバレッジトークン | ||
---|---|---|
レバレッジトークン | レバレッジ倍率 | ポジション |
HEDGE | 1倍 | ショート |
BEAR | 3倍 | ショート |
DOOM | 10倍 | ショート |
BULL | 3倍 | ロング |
MOON | 10倍 | ロング |
取引手数料
FTXにおけるメイカー手数料およびテイカー手数料はそれぞれ0.01〜0.02%、0.04〜0.07%で、過去30日間における取引量に応じて変動します。取引量と手数料の関係は以下の表の通りです。
FTXの取引手数料 | ||
---|---|---|
過去30日間の取引量(ドル) | メイカー手数料(%) | テイカー手数料(%) |
0〜100万 | 0.02 | 0.07 |
100万〜500万 | 0.02 | 0.06 |
500万〜1,000万 | 0.015 | 0.055 |
1,000万〜1,500万 | 0.015 | 0.05 |
1,500万〜3,500万 | 0.01 | 0.045 |
3,500万〜 | 0.01 | 0.04 |
入出金手数料
FTXにおける入出金手数料は無料です。
取引ツール
FTXでは、「Trading View」と呼ばれる取引ツールが使用可能です。Trading Viewはブラウザで利用できる高性能チャートツールで、海外の仮想通貨投資家の多くが愛用しています。
スマートフォンでも利用できる点や仮想通貨以外に株・国債・為替といった金融商品もトレード可能な点が人気を呼び、日本国内でも徐々に利用者が増加しています。
更に、Trading Viewの有料プランに登録することで同時表示できるチャートの数を増やしたり、より多くのインジケーターやカスタム時間足が利用可能となったりと、より利便性の高いチャートツールとして使用できるようになっています。
FTXの口座登録手順
利用上のメリット・デメリットやトレードスペックに関する確認を終えた所で、実際にFTX上で取引を行うまでの登録手順について解説します。
ステップ1 口座開設手続きを行う
FTXの公式ホームページにアクセスし、画面右上の「REGISTER」をクリックします。
登録先メールアドレスとログイン用のパスワードを入力してから画面右上の「Sign Up」をクリックすれば、口座開設手続きは完了です。
パスワードに関しては、大文字、小文字、数字、記号をそれぞれ1文字以上ずつ組み合わせた8文字以上のものを選ぶようにしましょう。
口座開設手続きが完了した時点でFTX上で取引を行えるようになりますが、この段階では2,000USD(約20万円)分までしか出金処理を行う事が出来ません。
FTXでより快適なトレードを行う為にも、以下でご紹介する「本人確認手続き」や「2段階認証の設定」を済ませておきましょう。
ステップ2 本人確認手続き
FTXへログインしてからアカウントメニューを開き、「設定」→「本人確認」の順でクリックします。
氏名や住んでいる国・地域についての入力欄が表示されるので、指示に従って必要事項を入力後、画面下青枠で表示されている「情報を送信する」をクリックします。
以上が、FTXにおける本人確認手続きとなります。また本人確認手続き完了後は、1日あたり2,000〜9,000ドルの出金処理が可能となります。
ステップ3 2段階認証の設定
アカウントメニューから「設定」→「セキュリティ」→「2段階認証」の順に進み、「AUTHY/GOOGLE OPT」をクリックします。
表示されたQRコードをスマートフォンの2段階認証アプリでスキャンし、認証に必要な6ケタの数字を入力。その後、画面右下の「送信」をクリックすれば2段階認証手続きは完了となります。
2段階認証手続きの完了以降は、出金額に関する制限が解除されます。
これら一連の手続きを行う際、2段階認証アプリを持っていない方は事前にアプリをダウンロードしておく事をおすすめします。
また、専用コードや出金パスワードは仮想通貨を別の取引所に送付する際に必要となるので、忘れずにメモを取っておくようにしましょう。
FTXの注意点
最後に、FTXを利用する上での注意点についてカンタンにまとめておきます。本記事の内容を再確認する意味でもぜひ確認しておきましょう。
50倍以上のレバレッジは追加手数料が発生する
FTXにおける7種類の異なるレバレッジ倍率の内、50倍・100倍・101倍の倍率を選択した場合には、追加でメイカー/テイカー手数料を支払う必要があります。
レバレッジ50倍の場合は0.02%が、レバレッジ100倍以上の場合は0.03%の保険料が通常のメイカー/テイカー手数料にプラスされるので、高いレバレッジでのトレードを行う際には注意が必要です。
レバレッジトークンは購入手数料と保有手数料が必要
FTXでレバレッジトークンを注文する際には、過去30日間の取引量を基に算出される購入手数料に加え、毎日0.03%の保有手数料が発生します。
1日当たりの保有手数料としては安価ですが長期的なポジションを取る場合には思わぬ出費となりかねないので、レバレッジトークンの保有期間には十分気をつけましょう。
資金調達率が1時間に1回と多い
仮想通貨取引では、取引価格と現物価格のズレを解消する目的で、資金調達率による手数料の支払いが発生します。
資金調達率がマイナスの場合、ショートポジションを持つ人がロングポジションを持つ人に対して手数料を支払う仕組みとなっています
(資金調達率がプラスの場合はロングポジション→ショートポジションへ支払う)。
FTXではこの資金調達率が1時間に1回という頻度で発生するので、長期的なポジションを保有する際には資金調達率の値に留意する事が重要です。
入金の際には2段階認証が必須
FTXの口座開設自体はメールアドレスを登録すれば完了しますが、開設した口座に入金を行う為には2段階認証手続きを行う必要があります。
本記事でもご紹介した通り、2段階認証を行うには専用の認証アプリが必要となるので、FTXの利用を検討されている方は事前に認証アプリを自身のスマートフォンにダウンロードしておくようにしましょう。
また、FTXでは日本円による入金は不可能です。
別の仮想通貨取引所で現金を仮想通貨に換える→FTXの口座宛に仮想通貨を入金する、という手続きが必要になる為、入出金を行う際には計画性を持って臨む必要があります。
FTXに関する情報まとめ
いかがでしたか?本記事では仮想通貨取引所であるFTXについて、
- 取引所としての概要
- 利用する際の具体的なメリット・デメリット
- 実際に利用した方の評判や口コミ
- トレードスペック
- 口座登録手順
- 利用する際の注意点
といった点を中心にご紹介しました。
利用するにあたっていくつか注意点はあるものの、総合的に見ればFTXは幅広いトレードスタイルに対応した、優秀な仮想通貨取引所であると言えます。
2019年の設立以来トレーダー目線での様々なキャンペーンを開催しており、今後も取引銘柄の増加やセキュリティ面での改善といったアップグレードが随時行われていくことでしょう。
ただし、現在FTXは2022年11月11日に経営破綻しているので、口座開設が停止されています。
そのため、現在はFTXで取引できないので注意してください。
ちなみに、仮想通貨を取引したい方は、FXGTとMEXCがおすすめですよ。
特に、FXGTは今なら口座開設ボーナスが増額されているので、今のうちに口座開設しておきましょう。
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