Binance(バイナンス)でクレジットカードで仮想通貨を購入したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
海外取引所は基本的に日本円に対応しておらず、取引をする場合は国内取引所からビットコインを送金してから取引をする方が多いでしょう。
しかしBinanceで2020年6月よりクレジットカードで仮想通貨を購入することができるようになりました。
そこで今回はBinanceでクレジットカードを使って入金する方法を徹底解説します。
まずは注意点や使えるクレジットカード会社から紹介していきますが、すぐに購入手順が見たいという方は以下のリンクですぐに該当見出しへジャンプできます
>>PCでクレジットカード入金をする方
>>アプリでクレジットカード入金をする方
すでにBinanceの登録がお済みの方はそのまま利用し続けることができますが、Binanceで新しくアカウントを作成することはできませんのでご注意ください。
これから海外取引所を利用したいという方は、最大レバレッジ100倍で日本語サポートが充実している「Bybit(バイビット)」をおすすめします。
Bybitの登録・使い方については「Bybitの使い方を解説|取引方法やアプリの活用法まで網羅」を参考にしてください。
VISAカードは180か国に対応
Binanceは2020年6月にVISAのクレジットカードを使うことで、180ヶ国の通貨で仮想通貨の購入ができるようになりました。
この180ヶ国の中に日本も含まれており、「Simplex」という決済プロバイダを利用することで、入金の処理が行われるのです。
そのため、海外取引所で日本円での仮想通貨購入が可能なのです。
クレジットカード決済に対応している仮想通貨
現在JPY決済におけるクレジットカードで購入できる仮想通貨は以下になります。
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- XRP(リップル)
- BNB(バイナンスコイン)
- USDT(USDテザー)
- BUSD(バイナンスUSD)
今後クレジットカード決済に対応する通貨が増えていく予定となっているため、アルトコインの取引もしやすくなるでしょう。
Binanceで使えるクレジットカードは2種類
現在Binanceで使えるクレジットカードはVISAとMaster Cardの2種類です。
日本ではJCBカードを使っている人も多いのですが、JCBカードで仮想通貨を購入することが出来ないため注意しましょう。
また、銀行で発行したクレジットカードを使う場合は3Dセキュアの認証が必要です。
- 3Dセキュアとは
- 3Dセキュアはインターネット上でクレジットカードを使うときに行う本人認証のこと。
クレジットカード会社によって認証方法が変わりますので、3Dセキュアの利用方法やパスワードがわからない方は自分のクレジットカード会社へ問い合わせましょう。
クレカを利用する際の注意点
Binanceでクレジットカード決済で仮想通貨を購入する際、注意点があります。
- 金融庁から認可されていない
- クレカで買える仮想通貨が少ない
- パスポートがないと利用不可
- 取引所で購入するより手数料が高い
- 使いすぎるリスクがある
Binanceは世界最大級の仮想通貨取引所ですが、日本の金融庁から認可されていません。
その点、Binanceでの取引は日本国内の取引所と比べるとある程度リスクがあると言えるでしょう。
またクレジットカードで購入できる仮想通貨が少ないため、草コインなどの珍しい仮想通貨の取引がしたい方には使いづらいでしょう。
さらに、クレジットカードの登録をするにはパスポートを登録する必要があります。
運転免許証が使えないため注意してください。
Binanceで仮想通貨をクレジットカードで購入する方法(PC版)
では早速Binanceでのクレジットカード決済の方法を見て行きましょう。
PCとスマートフォンで手順が異なりますが、まずはPCで仮想通貨を購入するやり方を解説していきます。
STEP1:仮想通貨購入画面を開く
画面左上の「仮想通貨購入」を選び、「クレジット/デビットカード」をクリックします。
ちなみに法定通貨のマークをクリックすることで対応通貨が一覧で表示され、虫眼鏡のマークから法定通貨を選択できます。
STEP2:購入通貨と数量を選択する
ここでいくら分、何の通貨を買うかを入力していきます。
STEP3:クレジットカード情報を入力する
購入したい仮想通貨の額を入力して「続行」をクリックすると、初回の方は「ベーシック認証」画面に行きます。
ここで、個人情報やクレジット番号などを入力します。
まずは個人情報からの入力です。
いずれも入力は日本語でOKです。
続いて、クレジットカード情報を入力していきます。
こちらも日本語で記入し、完了したら「カードを追加」をクリックします。
STEP4:決済完了
ここまで入力しますと、入力内容の確認画面が出てきます。
※今回は例で10,000円でXRPを買ってみました
内容に問題がなければ「続行」をクリックしましょう。
すると最後に注文確認画面が出てきますので「承認」をクリックし、クレジットカード決済は完了します。
※尚アカウントレベルによって上限額が設定されており、限度額以上の購入はエラーになってしまうので気を付けましょう。
Binanceで仮想通貨をクレジットカードで購入する方法(スマホ版)
スマホでもアプリ内でクレジットカード決済で仮想通貨を購入することが可能です。
アプリでクレジットカード決済をする手順ややり方を見ていきましょう。
STEP1:クレジット/デビットカードをタップ
Binanceアプリ開いてログインし、「クレジット/デビットカード」をタップします。
STEP2:購入したい仮想通貨を入力する
すると決済できる仮想通貨が一覧で出てきますので、購入したい仮想通貨を選択します。
※前述しましたようにJPYで決済できるのはBTC、ETH、XRP、BNB、USDT、BUSDの6種類のみです
選択したら購入する量をJPYで入力し、「継続」をタップします。
※こちらは1万円でBTCを購入してみます。
STEP3:クレジットカード情報を入力する
お支払い方法の右下に「新しいカードを追加」をタップ。
続いてカード番号や名前、有効期限、CVVを入力して、「次へ」をタップします。
STEP4:完了
すると登録したカード情報が追加されているはずですので、こちらで「確認」をタップし購入を完了します。
購入が完了したらウォレットに購入した仮想通貨が入っているか確認しましょう。
クレジットカードを利用するメリット
Binanceでクレジットカードを利用するのには2つのメリットがあります。
- 即座に仮想通貨が購入できる
- ポイント還元が受けられる
まず資金が手元になくても仮想通貨の購入が可能です。
さらにクレジットカードを利用することで即座に購入ができるため、買い時のタイミングを逃さずにトレードできますね。
またクレジットカードで決済をすることで、ポイント還元を受けることも可能。
還元率が高いクレジットカードを利用することで、よりお得に投資を始めることができます。
クレジットカードを利用するデメリット
逆にバイナンスでクレジットカードを利用して仮想通貨を購入する際のデメリットは、ずばり手数料が高いことです。
クレジットカードで仮想通貨を購入すると、取引手数料の他にカード利用手数料がかかります。
具体的にはカード利用手数料は仮想通貨の価格の3.5%か10USDほど。
手数料は積み重なると馬鹿にならない額になってしまうので、安易に何度もクレジットカードで購入するのはおすすめしません。
ちなみに海外の取引所における手数料をまとめた記事もありますので是非チェックしてみてください。
Binanceでのクレジットカード利用に関するQ&A
Binanceでクレジットカードを利用するに当たり、疑問点が出てくる方も多いでしょう。
そこでここではよくあるQ&Aを紹介します。
しかもカード利用手数料は仮想通貨の価格の3.5%か10USDの高いほうがかかります。
そのため手数料をあまりかけたくないなら、事前にBinanceに仮想通貨を送金しておくのがいいでしょう。
カードの登録情報と入力した内容が一致しないと、決済が出来ずにエラーとなってしまいます。
また対応していないカードを使おうとしたり、クレジットカードの利用制限国で取引をするとこちらも認証することが出来ないため、利用不可になった21ヶ国のどこかに滞在していないか確認しましょう。
- 利用不可の国一覧
- アルゼンチン、イスラエル、インド、インドネシア、カザフスタン、韓国、ケニア、コロンビア、シンガポール、スイス、台湾、トルコ、ナイジェリア、ペルー、フィリピン、ブラジル、ベトナム、香港、マレーシア、南アフリカ、メキシコ
まとめ
BinanceではVISAもしくはMaster Cardを使うことで、日本円でも仮想通貨を購入することが可能です。
クレジットカード決済に対応している通貨が少なく手数料も高いのですが、対応している通貨が買いどきなのに手持ちがないときは非常に便利な機能だと言えるでしょう。
普通の仮想通貨取引とクレジットカードでの仮想通貨取引をうまく利用して投資を行うのがおすすめです。