- Bybitで買い(ロング)だけでなく、売り(ショート)をしたい
- Bybitの取引でスマホやパソコンを使ったやり方を知りたい
こんな疑問を持っていませんか?
結論から言うと、Bybitならロングだけでなくショート(空売り)での取引もできます。
ショートで取引することによって、下落相場でも利益を出すことも可能ですよ。
この記事では、Bybitでのショート取引のやり方を、スマホ・パソコン別にそれぞれまとめました。
Bybitなら、スマホやパソコンからでもスムーズに売り(ショート)取引ができますよ!
(Bybit公式サイト)
Bybit(バイビット)でのショート・空売りとは【徹底解説】
Bybitでの売り取引(空売り/ショート)は、仮想通貨を持っていない状態から取引を始められます。
ショートは「売り注文」から行う取引で、利益確定するまでの流れは以下の通りです。
Bybitにおけるショートの利益確定の流れ
- 10,000円で仮想通貨の売り注文を入れる
- 仮想通貨の売り注文が約定する(売りポジションを保有)
- 価格が下落したので、5,000円で決済注文を入れる(買い戻す)
- 10,000円で売った仮想通貨が5,000で決済(買い戻せた)できたので、5,000円の利益が確定
対比するとよりわかりやすくなるので、買い取引(ロング)の手順も見てみましょう。
Bybitにおけるロングの利益確定の流れ
- 10,000円で仮想通貨の買い注文を入れる
- 仮想通貨の買い注文が約定する(買いポジションを保有)
- 価格が下落したので、5,000円で決済注文を入れる(売り注文)
- 10,000円で買った仮想通貨を5,000円で決済(売れた)したので、5,000円の損失が確定
このように、ショートとロングでは売り買いの手順が逆になります。
ショートでは、価格が下がると利益、価格が上がると損失が発生します。
Bybit(バイビット)でショート・空売りするメリット
Bybit(バイビット)でショート・空売りのメリットを3つ見てみましょう。
Bybitにおけるショート・空売りのメリット
- 下落相場でも利益が出せる
- Bybitでは最大レバレッジ100倍でショート取引できる
- 追証のリスクがない
では、Bybit(バイビット)でショート・空売りするメリットについて確認していきましょう。
なお、仮想通貨の先物取引について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
関連:仮想通貨・ビットコインの先物取引とは?現物取引との違い・やり方を解説
下落相場でも利益が出せる
ショートのメリットはなんといっても、下落相場でも利益を出せること。
つまり、ショートだと、どんな相場でも理論上利益を出せることが分かりますね。
また、ショートはリスクヘッジにも利用可能です。
例えば、仮想通貨のロングポジションを長期保有している場合、一時的な下落に合わせてショートを入れれば、長期のロングポジションの含み損をカバーすることができます。
さらに、上昇タイミングに合わせて利益確定できれば、リスクヘッジしながらも利益を狙えますよ。
ただし、このようなショート利用は、高度なテクニックを要するため注意してください。
Bybitでは最大レバレッジ100倍でショート取引できる
Bybitでは最大レバレッジ100倍でショート取引ができるというのもメリットのひとつでしょう。
高いレバレッジで取引ができれば、必要となる証拠金は少なくなります。
国内取引所でビットコインをショートした場合と、Bybitでショートした場合とで、必要になる資金を比較してみましょう。
ビットコイン価格を450万円とした場合
- Bybit:必要証拠金は45,000円(450万円÷100倍)
- 国内取引所:必要証拠金は225万円(450万円÷2倍)
このように、国内取引所の最大レバレッジは2倍で必要証拠金は225万円となっています。
一方で、Bybitの最大レバレッジは100倍で必要証拠金は45,000円と少ないことから、資金効率が優れていることが分かりますね。
「国内取引所よりも少ない資金で取引を始めたい…」といった方は、Bybitを試してみましょう。
(Bybit公式サイト)
関連:Bybit(バイビット)のレバレッジ取引のやり方を完全解説
ちなみにですが、Bybitと非常に似たスペックで、デリバティブ取引に特化した取引所である「Zoomex(ズーメックス)」なら、最大レバレッジ150倍で仮想通貨FXを行うことができます。
Bybitよりも高いレバレッジで取引したい方は、「Zoomexとは?|仮想通貨取引所の特徴やメリット・デメリットなどを徹底解説」の記事も参考にしてください。
追証のリスクがない
Bybitでは追証のリスクがないというのもメリットです。
Bybitでの取引なら、自己資金以上の損失が発生したとしても、追証を求められません。
というのも、Bybitではゼロカットシステムを採用しているためです。
- ※:ゼロカットシステムとは
- ゼロカットシステムとは、口座残高以上の損失が発生した場合、Bybitが損失分を補填して、マイナスになった口座残高をゼロにリセットしてくれる仕組みのこと
つまり、Bybitでは、最大損失は口座残高に限定されます。
一方で、国内取引所では顧客に対する損失補填は法律で禁止されているため、ゼロカットシステムを採用できません。
そのため、国内取引所では、追証のリスクがあるため、ショートを行う際は特に注意が必要です。
なお、ロングの場合は価格がゼロになれば、それ以上の損失は発生しませんが、ショートの場合だと、価格上限がないため理論上はどこまでも損失は大きくなってしまいます。
したがって、Bybitでのショート取引はゼロカットシステムにより、追証が一切発生しないので、借金の心配なく安心して取引できますよ。
Bybit(バイビット)を使ったショートのやり方・取引方法
Bybit(バイビット)を使ったショートのやり方・取引方法を見ていきましょう。
Bybitのショートのやり方・取引方法
- パソコン版でのやり方
- スマホ版でのやり方
では、Bybit(バイビット)を使ったショートのやり方・取引方法について確認していきましょう。
パソコン版でのやり方
Bybit(バイビット)のショートのやり方・取引方法について、パソコン版でのやり方を見ていきましょう。
なお、Bybitに口座がない方は、Bybit公式サイトから口座開設してください。
Bybitに口座を開設している方はログインしてください。
Bybitのアカウントへ入金します。
入金の際は、Bybit上部メニューにて、「資産」「デリバティブ」「入金」の順にクリックし通貨の選択を行います。
現物資金がある場合
- Bybit上部メニュー「資産」>「現物」>「振替」をクリック
- 振替先に「デリバティブ」を選択
- 通貨の選択および数量を入力し「確定」をクリック
そして、取引画面を開きましょう。
なお、Bybitの「USDT無期限」でBTCUSDをショートする場合の手順です。
Bybitの「USDT無期限」でBTCUSDをショートする手順
- 上部メニュー「デリバティブ」「USDT無期限」「BTCUSD」をクリック
- チャートと注文欄が表示されたら「売りで参入」をクリック
Bybitでは、ウェブトレーダー(専用ツール)の他に、「MT4」を利用することも可能です。
(MT5には対応していません)
BybitのMT4アカウント作成方法やMT4を使ったトレード方法については、「Bybit(バイビット)のMT4口座の開設方法から入金・トレード方法を徹底解説」で詳しく解説しているので参考にしてください。
スマホ版でのやり方
スマホ版でのやり方を見ていきましょう。
Bybitに口座がない方は口座開設してください。
Bybitに口座をもっている方はログインしてください。
Bybitのアカウントへ入金します。
入金の際はBybitホーム画面にある「入金」をタップし、通貨を選択します。
現物資金がある場合
- Bybit下部メニュー「資産」>「振替」の順にタップ
- 振替先に「デリバティブ」を選択
- 通貨の選択および数量を入力し「はい」をタップ
そして、取引画面を開きましょう。
なお、Bybitの「USDT無期限」でBTCUSDTをショートする場合は以下の通りです。
Bybitの「USDT無期限」でBTCUSDTをショートする場合
- 下部メニュー「契約」をタップしてチャートを表示
- チャート上部の「USDT無期限」をタップし「BTCUSDT」を選択
- BYBITスマホ売り2画像挿入
「取引」をタップし数量調整を行い、「売りで参入」をタップ
Bybit(バイビット)でショートするときの注意点
Bybit(バイビット)でショートするときの注意点は以下の通り。
Bybitでショートするときの注意点
- 損切りラインを設定する
- 手数料がかかる
- 下降スピードが速い
- 現物取引よりも損失が出やすい
では、Bybitでショートするときの注意点について確認していきましょう。
損切りラインを設定する
Bybitでショートする際は、必ず損切ラインを設定しておきましょう。
というのも、損切ラインを設定しておけば、リスクを明確にできるからです。
ショートはデリバティブ取引で最大100倍のレバレッジ利用ができるため、リスク過剰に陥りやすくなります。
デリバティブ取引でリスク過剰に陥ると、1回の取引で資金のほとんどを失う可能性が非常に高くなります。
したがって、損切ラインを設定し、適切なリスク範囲かどうかを判断する必要があるでしょう。
リスクの把握ができていれば、利益を得るためにどの程度のリターンが必要なのかがわかります。
手数料がかかる
Bybitでショートするときは、手数料がかかるという点にも注意しましょう。
なお、Bybitでかかる手数料は注文方法によって異なります。
Bybitの取引手数料
- 成行注文:取引金額の0.03%~0.06%
- 指値注文:取引金額の0.01%~0.03%
このように、指値注文で取引した方が取引手数料が安くなります。
取引手数料はトレードするたびにかかるため、取引回数が多くなる短期トレードメインの場合は、トータルの取引手数料にも注意を払う必要があるでしょう。
「取引手数料をできるだけ抑えてトレードしたい」という方は、当サイトが作成した「海外取引所総合ランキング」をご参考いただき、自身に適した仮想通貨取引所を探してみてください!
下降スピードが速い
下降スピードの方が上昇スピードよりも速いというのも、ショートする場合に知っておくべき注意点のひとつです。
下降スピードの方が速い理由として、一般的に売りから取引する人よりも、買いから取引する人の方が多いということが挙げられるでしょう。
というのも、売りから取引できることを知らない人や、売りから取引するのはリスクが高いと考える人もいるからです。
また、現物しか取扱いがない場合、そもそも売りから取引することはできません。
さらに、人間には損失回避傾向が備わっているため、利益を得ようとするよりも、損を回避する傾向の方が強く働きます。
このような理由から、下落に対するパニック売り、下落したことで損したくないという不安や恐怖から多くの売りが一斉に出やすくなります。
多くの売りが出ることで、下落スピードの方が速まると考えるは自然なことでしょう。
したがって、下落スピードは一般的に速くなる傾向にあるため、下落時は素早く判断してください。
現物取引よりも損失が出やすい
Bybitでは、100倍のレバレッジをかけて取引できますが、レバレッジ倍率が高いほど損失が大きくなるので注意しましょう。
また、レバレッジをかけずに取引したとしても、下降スピードが早いので、現物取引に比べるとリスクが高くなってしまいます。
とはいえ、Bybitにはゼロカットシステムが採用されているので、入金額以上の損失が発生することはありません。
したがって、Bybitにてショートで取引する場合は、余剰資金で取引を始めましょう。
【Q&A】Bybit(バイビット)におけるショートのやり方
Bybit(バイビット)におけるショートのやり方のQ&Aについてまとめました。
【Q&A】Bybit(バイビット)におけるショートのやり方
- スマホでのやり方は?
- パソコンでのやり方は?
- ロングとの違いは?
- 先物取引と現物取引の違いは?
では、Bybit(バイビット)におけるショートのやり方のQ&Aについて確認していきましょう。
スマホでのやり方は?
スマホでのショートのやり方は、以下の通りです。
スマホでのショートのやり方
- Bybit公式サイトから口座開設
- Bybitのアカウントへ入金 or 振替
Bybitの「USDT無期限」でBTCUSDTをショートする場合
- 下部メニュー「契約」をタップ
- チャートを表示させ「ショート」をタップ
パソコンでのやり方は?
パソコンでのショートのやり方は、以下の通りです。
パソコンでのショートのやり方
- Bybit公式サイトから口座開設
- Bybitのアカウントへ入金 or 振替
Bybitの「USDT無期限」でBTCUSDをショートする場合
- 上部メニューから「デリバティブ」「USDT無期限」BTCUSDをクリック
- チャートと注文が表示されたら「売りで参入」をクリック
ロングとの違いは?
ショートとロングとの違いは「売り」と「買い」の違いです。
つまり、ポジションを持つ方向の違いといえるでしょう。
ショートは「売り」ポジションを持つため、価格が下方向へ動くと利益、上方向へ動くと損失になります。
一方で、ロングは「買い」ポジションを持つので、価格が上方向へ動くと利益、下方向へ動くと損失になります。
先物取引と現物取引の違いは?
先物取引とは、対象商品(仮想通貨)を将来のある時点の価格で売買することを約束する取引方法のこと。
そんな先物取引のメリットは以下の通りです。
先物取引のメリット
- 差金決済が可能
- レバレッジ取引ができる
- ショートで取引可能
しかし、先物取引では、自己資金以上の損失が発生する場合があるなどのデメリットがあるので注意しましょう。
先物取引をする場合は、ゼロカットが採用されている取引所を選択することをおすすめします。
一方で現物取引は、現在の価格で実際に対象商品(仮想通貨)を購入、売却する取引のこと。
現物取引のメリットは、自己資金以上の損失が発生しないことです。
ただし、現物取引では、ロングしかできないことを覚えておいてください。
まとめ/Bybitにおけるショートのやり方
Bybitでは、売り注文から取引できる「ショート取引」が可能です。
Bybitでショートするメリットは、3つ挙げられます。
Bybitでショートするメリット
- 下落相場でも利益が出せる
- Bybitでは最大レバレッジ100倍でショート取引できる
- 追証のリスクがない
Bybitでのショートのやり方は、本文内容を参考にしてください。
また、Bybitでショートするときは、以下の注意点も確認するとよいでしょう。
Bybitのショートにおける注意点
- 損切りラインを設定する
- 手数料がかかる
- 下降スピードが速い
- 現物取引よりも損失が出やすい
Bybitで売り注文から入れる「ショート取引」がしたい方は、是非当記事を参考にしてください。
(Bybit公式サイト)