OKX(オーケーエックス)は、中国のオーケーグループが運営している、中国三大取引所の一つです。
取り扱っている通貨が豊富なうえに、セキュリティ対策が万全ということもあり、ユーザーから高い評判を得ています。
この記事では、OKXの基本的な情報・評判からメリットやデメリット、さらには口座開設や入出金方法まで、分かりやすく解説していきます。
この記事を読めばOKXのことが一通り理解でき、すぐに取引を開始することができます。
トレードやステーキングの利用等はもちろん、口座開設もできないため注意してください。
当サイトではOKX以外にも、様々な仮想通貨海外取引所を紹介しています。
特に、
などがおすすめ!
上記の取引所もぜひ検討してみてください。
仮想通貨取引所のOKX(旧OKEx)とは
OKX(旧OKEx)は、中国に拠点を置く仮想通貨取引所で、オーケーグループが運営しています。
以前はOKExの名前で運営していましたが、2022年にOKXへと名称変更されました。
日本人にはあまり知られていない取引所ですが、世界的に見れば仮想通貨取引所の中で5番目に大きい現物取引高を誇ります。
ちなみに、デリバティブ取引量ならBinance・Bybitに次ぐ世界3位の取引高(2024年5月現在)です。
銘柄数も豊富で、550種類以上の通貨ペアを取り揃えている点も大きな魅力。
最大レバレッジは125倍で取引ができるため、資金効率よく取引をすることができるでしょう。
OKXの基本情報
最大レバレッジ | 125倍(パーペチュアルスワップ) |
---|---|
取扱仮想通貨の数 | 350種類以上(通貨ペアは550種類以上) |
取引手数料 | ・メイカー:0.1% ・テイカー:0.15% |
送金手数料 | 通貨によって異なる |
スマートフォン対応 | iOS、Androidに対応 |
日本語の対応 | ×(英語、中国語) |
取引ルール | - |
セキュリティ対策 | ・二段階認証 ・FundPassword設定 ・24時間の引出制限 |
取引の種類 | ・現物取引 ・レバレッジ取引 ・先物取引 ・パーペチュアルスワップ ・オプション取引 |
日本ではあまり認知度がないかもしれませんが、OKXは中国三大取引所の一つで、世界では有数の取引量を誇る、評判の高い仮想通貨取引所となっています。
主な特徴としては、取り扱っている仮想通貨の数が350種類以上なこと、セキュリティ対策が豊富なこと、取引の種類が5種類と多いことが挙げられます。
またOKXでは、取引手数料が少し複雑であったり、海外の取引所のため日本語対応になっていなかったりと、多少の制限があるのも特徴的。
ですが、世界で有数の取引量を誇っているということは、取引が成立しやすく流動性が高いということを意味しています。
ユーザーにとってはそれだけで、大変魅力的な取引所と言えるでしょう。
OKXの設立情報
OKXを運営している会社情報を見ていきましょう。
【OKXの設立情報】
運営会社 | OKX Fintech LLC. |
---|---|
設立 | 2014年 |
在籍国 | マルタ |
2014年に設立されたOKXは、運営会社がOKX Fintech LLC.となっています。
設立当初から拠点を香港として活動していましたが、2018年にBinance(バイナンス)と同じ「マルタ」へ移設しました。
OKXの安全性・セキュリティ
OKXは、2017年8月に約600BTC(ビットコイン)が盗難されるという、ハッキングの被害がありました。
しかし、原因を調べてみるとユーザー側のセキュリティ対策に、問題があったことが確認されています。
ですので、OKXの取引所でのセキュリティ対策に、問題があったわけではありません。
ユーザー側が、推測されやすいパスワード設定や、パスワードの使い回しをしていたのが原因だと考えられています。
OKXとしては、二段階認証などセキュリティ対策は万全に行っていますので、しっかりと設定を済ましておけば、問題はないようですね。
ここも、OKXが評判の高い取引所であると言えるでしょう。
このように会社側にミスはなくても、ユーザー側のミスで資産が奪われてしまうことがありますので、そこはしっかりとみなさん自身で、対策を行うようにしましょう。あくまでも、投資は自己責任ということです。
以下に現在、OKXで行っている安全性・セキュリティ対策について、まとめてみました。
コールドウォレット | ○ |
---|---|
二段階認証 | ○ |
アカウントロック | ○ |
取引時の暗証番号入力 | ○ |
その他の対策 | 独自のFundPasswordの設定 |
OKXでは複数のセキュリティ対策によって資産を守るように施されているため、安心して預けておくことができます。
以下に、上記のセキュリティ対策について、簡単に解説しています。より詳しく知りたい人は、参考程度にご覧になってください。
- コールドウォレットとは?
- コールドウォレットとは、インターネットの世界から完全に切り離されたウォレットのことです。
つまり、仮想通貨を物理的に保管することになり、オフラインでの利用方法になります。この「コールドウォレット」を用いることで、不正アクセスなどによる盗難のリスクがなくなります。
ですが、物理的に盗まれてしまうといった危険性が出てきますので、そこは注意しないといけません。
- 二段階認証とは?
- 二段階認証とは、みなさんがお持ちのスマートフォンを使い、メールアドレスとアドレスでログインする方法とは別に、認証コードなどでセキュリティを高める手法になります。
一つのパスワードだけだと、それが解読されてしまったら資産が簡単に盗まれてしまいます。
そのリスクを減らすために作られたのが「二段階認証」になります。ほとんどの取引所・販売所で導入されているシステムなので、みなさんの資産を守っていくためにも、忘れずに設定を行っておきましょう。
- アカウントロックとは?
- アカウントロックとは、設定したパスワードを一定回数以上間違って入力してしまうと、アカウントにログインできなくなるシステムのことです。
これは、第三者がみなさんのパスワードを解読しようと、何通りもあるパスワードを入力させないように導入されているシステムになります。
スマートフォンなどのロック解除にも導入されていますので、みなさんなじみのあるシステムだと思います。
- 取引時の暗証番号入力とは?
- 取引時の暗証番号とは、みなさん自身が設定する暗証番号のことになります。何かみなさんが、取引を行う直前などに聞かれる番号になっています。
- FundPasswordとは?
- FundPasswordとは、OKXが独自に導入しているセキュリティシステムとなります。
OKXでは、取引や送金時など、パスワードや二段階認証に加えて、この「FundPassword」を独自で導入することにより、セキュリティを高めています。
「FundPassword」という、パスワードとは別で、また新たにパスワードを設定することで、セキュリティ対策へ意識が高まると考えています。
OKXのトレードスペック
それでは次に、OKXの6つのトレードスペックを解説していきます。
- レバレッジ
- ロスカットライン(必要証拠金維持率)
- 取扱通貨・通貨ペア
- 取引手数料
- 入出金手数料
- 取引ツール
それぞれ一つずつ見ていきましょう。
レバレッジ
OKXでは、「最大125倍」の高いレバレッジを利用して、取引を楽しむことができます。
ですが、「取引の種類」や「通貨ペア」によって、その利用できるレバレッジは異なってきます。
最大125倍の高いレバレッジを利用できるのは「パーペチュアルスワップ」です。
また、1~125倍の間で、みなさんのお好きな数値で、刻んでレバレッジを設定できるのも魅力と言えます。
これは、OKXが評判の高い取引所となっている一つの理由と言えるでしょう。
ロスカットライン(必要証拠金維持率)
先ほど、OKXのデメリットでも紹介しましたが、ロスカットライン(必要証拠金維持率)が、110%とやや他の海外取引所と比べると、高い傾向にあります。
取扱通貨・通貨ペア
OKXでは、現在350以上の通貨を取り扱っており、通貨ペアは550種類以上となります。
日本国内では見ることのない草コインが多くありますので、気になる人は見てみるといいでしょう。
草コイン好きの投資家には、たまらない取引所となっています。
取引手数料
OKXの取引手数料は、過去30日間の取引量に応じて、以下の2種類に分けられます。
- 通常ユーザー
- VIPユーザー
またそこから、通常ユーザーは「OKBの保有量+BTCの取引量」によって、VIPユーザーは「BTCの取引量」によって、レベル分けがされます。
さらに取引の種類によっても変わってきます。
今回は「通常ユーザー」について、取引の種類別に手数料をまとめてみましたので、参考にご覧ください。
現物取引
現物取引では「過去30日間の取引量が1,000BTC以下」で通常ユーザーとなります。
レベル | OKB保有量 | メイカー | テイカー | 出金限度(BTC) |
Lv1 | <500 | 0.100% | 0.150% | 500 |
Lv2 | ≧500 | 0.090% | 0.135% | 500 |
Lv3 | ≧1,000 | 0.080% | 0.120% | 500 |
Lv4 | ≧1,500 | 0.070% | 0.105% | 500 |
Lv5 | ≧2,000 | 0.060% | 0.090% | 500 |
先物取引
先物取引でも「過去30日間の取引量が1,000BTC以下」で通常ユーザーとなります。
レベル | OKB保有量 | メイカー | テイカー | 出金限度(BTC) |
Lv1 | <500 | 0.020% | 0.050% | 500 |
Lv2 | ≧500 | 0.018% | 0.045% | 500 |
Lv3 | ≧1,000 | 0.017% | 0.040% | 500 |
Lv4 | ≧1,500 | 0.016% | 0.035% | 500 |
Lv5 | ≧2,000 | 0.015% | 0.030% | 500 |
パーペチュアルスワップ
パーペチュアルスワップでは、「過去30日間の取引量が5,000BTC以下」で通常ユーザーとなります。
レベル | OKB保有量 | メイカー | テイカー | 出金限度(BTC) |
Lv1 | <500 | 0.020% | 0.050% | 500 |
Lv2 | ≧500 | 0.018% | 0.045% | 500 |
Lv3 | ≧1,000 | 0.017% | 0.040% | 500 |
Lv4 | ≧1,500 | 0.016% | 0.035% | 500 |
Lv5 | ≧2,000 | 0.015% | 0.030% | 500 |
オプション取引
最後四つ目は「オプション取引」です。
オプション取引では、「過去30日間の取引量が1,000BTC以下」で通常ユーザーとなります。
レベル | OKB保有量 | メイカー | テイカー | 出金限度(BTC) |
Lv1 | <500 | 0.020% | 0.050% | 500 |
Lv2 | ≧500 | 0.018% | 0.045% | 500 |
Lv3 | ≧1,000 | 0.017% | 0.040% | 500 |
Lv4 | ≧1,500 | 0.016% | 0.035% | 500 |
Lv5 | ≧2,000 | 0.015% | 0.030% | 500 |
入出金手数料
OKXでは、入出金にかかる手数料が無料となっています。
入出金は頻繁に行う作業ですから、これはユーザーにとっては助かる仕組みです。
投資を行う上で、少しでも出費は安く抑えたいですから、無料という仕組みはありがたく使わせていただきましょう。
OKXの評判・口コミ
続きまして、OKXの評判・口コミを紹介していきます。
良い評判
まずは、OKXの良い評判から見ていきましょう。
ここも良いよね。
仮想通貨取引所OKExはレバレッジ倍率を5倍に引き上げ ⁰ビットコインやイーサリアムなど6種で対応 | Cointelegraph https://t.co/lSLp0C44NH— DEG (@DEG_2020) February 27, 2019
レバレッジ倍率が引き上げられたことによって、喜ぶ人は多く、こういったニュースは取引所の評判を上げる一つの要因になります。
ビットコイン先物取引高世界一であるOKEXはOI、資金調達履歴、トップ100トレーダーのLS比・平均レバレッジなどのデータを一ページで確認出きる。便利かも。https://t.co/PObhmTOMrU pic.twitter.com/oNUaHtFKxw
— bit仙人🇯🇵ビットコイン狂騒曲 (@bitmexsen) May 4, 2020
このようにOKXは、細かいデータを簡単に確認できるところが強みとなっています。これらは、トレーダーさんの間では非常に評判がよく、これがあるからOKXを利用しているという人もいます。
しかし残念ながら、OKXは日本語対応しておらず、こういったことが日本人へ伝わりにくい状況にはなっています。
悪い評判
次に、悪い評判も見ていきましょう。
OKEXのオプションってどういう証拠金計算されてるんだこれ
ロスカットされる時ってドルに変えてから持っていかれるわけじゃなくてビットコインでそのまま持っていかれる?
そしたらカバードコールの意味なくない?— たすちゃん (@tasutyan) January 17, 2021
このように証拠金の計算がうまく合わなくて困るケースもあるみたいですから、事前にしっかりと計算しておくとよさそうです。
これはひどい。
OKExレベルの出来高があってもこのザマです。
取引所(特に海外)には絶対必要以上に置かないでください。カナダのQuadrigaCXも日本のMtGOXもそうですが、取引所の多くは部分準備制度を採用している可能性が高い。
仮想通貨取引所の運営陣なんて信用出来ませんよ? https://t.co/dKJ5PFnjBK
— cryptographile ₿ (@cryptographile) October 29, 2020
やはりOKXのような世界的な仮想通貨取引所でも、安心して資産を預けるのは危ないようです。
どこの取引所でもそうですが、自分の資産は自分で守りましょう。
評判・口コミまとめ
以上のように、OKXでは高いレバレッジで取引が楽しめることや、いろいろな取引データを閲覧できることに、メリットを感じている人が見受けられました。
一方で、ロスカット率がやや高いことや、過去の事件で少し取引所に不安を感じているなどのマイナスの評判もありました。
どこの取引所もそうですが、いい評判ばかりではありません。
しっかりと悪い評判も受け止めながら、うまく取引所と向き合っていかないといけません。
事前に取引所の評判を見ておくことも大切ですが、実際に利用してみて自分に合うのかどうかを確認することも大切な作業になってきます。
OKXの10のメリット
まずは10個のメリットについてです。
以下にまとめてみましたので、ご覧ください。
- 取引量が多く、流動性が高い
- 400種類以上のトレーディングペアを取り扱っている
- 取引の種類が多い
- 口座開設が簡単
- 使いやすいスマホアプリ
- 24時間年中無休のオンラインサポート
- クレジットカード入金に対応している
- 初心者向けのチュートリアルが手厚い
- 豊富な取引ツール
それぞれ一つずつ見ていきましょう。
取引量が多く流動性が高い
OKXは、上記のように現在マーケットキャップでの、取引所別の取引量(デリバティブ)において、第3位に位置しています。(2024年5月現在)
上位を見てみますと、1位がBinance(バイナンス)で、3位がBybit(バイビット)です。
このように、取引量が多いと流動性が高くなるため、ユーザーにとってはメリットだと言えるでしょう。
500種類以上のトレーディングペアを取り扱っている
OKXでは、現在550種類以上の仮想通貨ペアを取り扱っています。
豊富な通過ペアであるOKXの特徴は、投資家の間でも評判の良い取引所として話題となっています。
日本国内の仮想通貨取引所では、取り扱っていないような草コインが数多くあり、草コイン好きの投資家にはおすすめの海外仮想通貨取引所でしょう。
種類が豊富ということはそれだけチャンスがあるということですから、この機会に一度チャレンジしてみてもいいかもしれませんね。
取引の種類が多い
OKXでは、以下の5つの取引種類があります。
- 現物取引
- レバレッジ取引
- 先物取引
- パーペチュアルスワップ
- オプション取引
このように一つの取引所で5つも取引方法が試せるのは珍しいことです。
その中でも注目なのが、「パーペチュアルスワップ」と呼ばれている取引方法です。
パーペチュアルスワップでは最大で125倍のレバレッジ取引が可能。
そのため、高いレバレッジ取引を行ってみたいと考えていた人に、おすすめの取引所です。
また、オプション取引や先物取引などが手軽に行えることから、OKXは多くの仮想通貨投資家に注目され、また評判も高くなっています。
口座開設が簡単
後ほど画像付きで解説していきますが、OKXは口座開設について本人確認が不要で、「メールアドレス」のみで登録が可能となっています。
口座開設時に、入力するのが面倒で億劫になっていた人には朗報ですね。
細かい個人情報を入力することなく、「メールアドレス」のみの入力で、1分もかからず口座開設ができます。
こういったシンプルなサイト設計も、高い評判を得ている一つの要因だと感じています。
登録するのは無料ですから、口座開設にあまり時間をかけたくない人は、さくっとOKXで口座開設をしてみてください。
使いやすいスマホアプリ
OKXには公式のアプリがあり、iOSとAndroidストアにそれぞれ存在しています。
アプリ内は日本語に対応しておらず、英語もしくは中国語での使用となりますが、出来ることはパソコン版と同じで使いやすいと評判です。
スマホアプリで出来ることを、以下にまとめてみました。
- 新規口座開設
- セキュリティ設定
- 入出金
- 取引
- 資金の移動
公式アプリを出していない海外の仮想通貨取引所も多くありますので、パソコンからではなくて、簡単にアプリから操作ができることは、みなさんにとって使いやすい取引所の一つとなってくるでしょう。
英語といっても、簡単な単語レベルの理解で不自由なく利用できますので、まずはインストールしてみてはいかがでしょうか。
24時間年中無休のオンラインサポート
OKXでは、「ログインできない」などのトラブルになったときに、そのサポートとして「24時間の年中無休オンラインサポート」を行っています。
ユーザーはいつ・どこでトラブルになるのか分かりませんから、24時間対応していただけるのは、大変助かる体制です。
お問い合わせ方法は、以下の2つの方法となっています。
- チャット(Chat with us)
- リクエスト送信(Submit a request)
チャットでは「名前」と「メールアドレス」を入力し、あとは困っている内容を記載する形になっています。
一方、リクエスト送信ではカテゴリーを絞りながら選択していき、困っている内容を記載する形となっています。
どちらの方法でも応対に変わりはありませんので、自分の使いやすい方法で試してみることをおすすめします。
レジットカード入金に対応している
OKXはクレジットカード入金にも対応しています。
一般的には日本の仮想通貨取引所から通貨を送金したり、銀行振込などの方法が主流の中、クレジットカードで入金できるのは嬉しいメリット。
ちなみに対応しているカード会社は、「VISA」と「MasterCard」の2つとなっています。
日本でも馴染みあるカード会社ですので、安心して入金できますね。
初心者向けのチュートリアルが手厚い
OKXでは、初心者向けにチュートリアルが用意されています。
ビットコインの基礎からOKXでの細かい取引方法まで、いろいろと手厚いサポートがあります。
海外の取引所が初めてで不安な人も、安心して利用できるようになっています。
こういったサポートが手厚い点も、OKXが評判の高い取引所となっている理由の一つとなっています。
豊富な取引ツール
九つ目は「豊富な取引ツール」についてです。
OKXには、以下の3つの取引ツールが用意されています。
- K Line
- Full Screen
- Classic Trading
それぞれ一つずつ見ていきましょう。
K Line
「K Line」は、指標や作図など、高い性能や多くの機能を持つチャートがあります。
そのため、いろいろなテクニカル分析をすることができます。
Full Screen
「Full Screen」は、みなさんが必要としている投資情報を、一つの画面にコンパクトにまとめた使いやすいチャートになっています。
Classic Trading
「Classic Trading」は、チャート自体が小さく表示されており、数字が見やすい画面設計となっています。
OKXのデメリット5つ
5個のデメリットについてです。以下にまとめてみましたのでご覧ください。
- 日本語に対応していない
- 取引所閉鎖リスクがある
- 手数料の仕組みが難しい
- 日本円が入金できない
- ロスカット率が110%とやや高い
それぞれ見ていきましょう。
日本語に対応していない
一つ目は「日本語に対応していない」についてです。
OKXで現在対応している言語は、英語・中国語・スペイン語の3つです。日本語は対応していません。
ですので、外国語に抵抗のある人は、使いにくさを感じるかもしれません。
特に、トラブルが起きたときなどに英語が分からず、そこで諦めてしまう可能性も考えられます。
単語程度だけでも勉強しておくと、全然理解度が違ってくるでしょう。
どうしてもオーケーグループで取引を行いたい場合は、先ほどご紹介した「OKCoinJapan」を利用するといいでしょう。こちらでは、日本語対応しています。
まず英語を勉強しながら「OKCoinJapan」で取引を行うのも良いかもしれません。
取引所閉鎖リスクがある
2017年10月には、中国国内向けに取引を行っていた「OKCoin.co」が取引所を閉鎖しています。
これは、中国政府の仮想通貨の規制強化によるものでした。
閉鎖した後も、オーケーグループは全世界にユーザーシェアを拡大させていますが、これからも中国政府からの規制は、ますます強まっていくのではないかと危惧されています。
2019年には一変して、中国政府が仮想通貨投資へ力を入れていくといったニュースが報道されましたが、動向の激しい中国政府ですから、今後も注目していく必要がありそうです。
手数料の仕組みが難しい
OKXで手数料が必要となってくるのは「取引手数料」のみです。
ですが、ユーザーの取引量や以下4つの取引種類によって、またテイカーとメイカーによっても、その手数料は変わってきます。
- 現物取引
- 先物取引
- パーペチュアルスワップ
- オプション取引
難しいといっても、その取引ごとにしっかりと確認していけば心配はいりません。
取引を積極的に行って、やりながら慣れていきましょう。
日本円が入金できない
OKXではいくつか法定通貨での入金に対応していますが、現状日本円には対応していません。さらに、JPY建てにも対応していません。
日本円で入金できないということは、まず国内の取引所へ日本円で入金し、その取引所でビットコインなどの仮想通貨を購入しないといけません。
日本での知名度・評判があまりないのは、こうしたところからきていると考えられます。
入金する場合は、国内の取引所で購入した仮想通貨をOKXへ送金するかたちになります。
少し手間になり、また入金作業でミスをしてしまえば、一瞬で資産がなくなってしまうといったリスクも出てきます。
ですから初心者には、少しややこしく感じるかもしれません。
ロスカット率が110%とやや高い
OKXでは証拠金維持率が110%以下になると、強制ロスカットになります。
110%というロスカット基準は、ほかの海外取引所と比べるとやや高く設定されています。
そのため、口座の残高が少ない状態で取引を行ってしまうと、すぐにロスカットが起こってしまうので注意が必要です。
OKXに限ったことではありませんが、取引を行う時は事前に失ってもいいと想定できる範囲で、投資を行うようにしましょう。
以下に、他の海外取引所との「ロスカット率の比較表」を作成しました。参考までにご覧ください。
海外取引所 | ロスカット率 |
---|---|
Bybit | 50% |
baseFEX | 50% |
Bitfinex | 15% |
Huobi Japan | なし |
CryptoGT | 100% |
Poloniex | 50% |
BitMEX | 50% |
OKX | 110% |
このように「CryptoGT」では100%と高いですが、他の取引所ではそこまで高いロスカット率ではないことが、お分かりいただけると思います。
OKXの口座登録手順
ここではOKXの「口座開設」について見ていきましょう。
口座開設は驚くほど簡単で、本人確認不要&メールアドレスのみで完了です。
手順は3つで、以下のようになっています。
- OKXの公式サイトへ
- メールアドレス入力
- アカウントにログイン
それぞれ一つずつ見ていきましょう。
STEP.1 OKXの公式サイトへ
まずはOKXの公式サイトへアクセスし、「Try OKX」をクリックします。
STEP.2 メールアドレス入力
「Try OKX」をクリックすると上記のような画面が出るので、「メールアドレス」を入力し、「Sign up」をクリックしましょう。
STEP.3 アカウントにログイン
登録したメールアドレス宛に「認証コード」が送られてきますので、その認証コードを入力してください。
これでアカウントへ、ログインすることができるようになります。
OKXの入金手順
続きまして、OKXの入金手順を見ていきましょう。
今回は、仮想通貨での入金方法を紹介します。ですので、事前に国内の取引所か、他の海外取引所で仮想通貨を購入しておかないといけません。
仮想通貨入金手順説明
まずは、OKXの公式サイトへログインし、右上にある「Assets」へカーソルを合わせます。
次に、選択肢から「Deposit」をクリックします。
そうすると、上記の画面になりますので①の「Select currency」からみなさんが入金したい通貨を入力します。
人気でよく選ばれている通貨に関しては、下の選択肢から選べるようにもなっています。
今回は下の選択肢から「BTC」を選びました。そして、下の「Continue」をクリックします。
「Continue」をクリックすると、上記のように「こちらはビットコイン専用のアドレスです」という確認画面になりますから、「I Understand」をクリックして承認しましょう。
こちらで、最後に「入金ウォレット」の選択をしていきます。「Deposit to」からみなさんが希望している入金先を選択してください。ちなみに、選択可能なウォレットは、以下の6種類となっています。
- Stop Account:現物取引用アカウント
- Futures Account:先物用アカウント
- P2P Account:ユーザー同士の売買アカウント
- Funding Account:OKXの総合アカウント
- Perpetual Swap Account:パーペチュアル取引用アカウント
- Options Account:オプション取引用アカウント
OKXでは、このように取引の種類ごとにウォレットアカウントが細かく分かれています。
まだ、どの取引にするのか決まっていない人は、④の「Funding Account」へ、ひとまず預けておくといいでしょう。
入金先が決まりましたら、あとは下にある「アドレス」へビットコインを送金すれば入金完了となります。
OKXの出金手順
次に出金の種類を見ていきましょう。
OKXの出金方法は、入金方法とほとんど同じ手順になります。入金作業が問題なくできた人なら、出金も簡単にできるでしょう。
仮想通貨出金手順
まずは、OKXの公式サイトへログインし、右上にある「Assets」へカーソルを合わせます。次に、選択肢から「Withdraw」をクリックします。
そうすると、上記の画面になりますので①の「Select currency」からみなさんが出金したい通貨を入力します。
入金と同じく、人気でよく選ばれている通貨に関しては、下の選択肢から選べるようになっています。
今回も入金と同様に、下の選択肢から「BTC」を選びました。そして、下の「Continue」をクリックします。
こちらで最後に、「Recipient Account」へ出金先のアドレス、「Amount」へ出金したい通貨の数量を入力していきます。
そして、内容に間違いがなければ、下の「Continue」をクリックすれば、出金完了となります。
入金もそうですが、この最後でアドレス入力を間違えて送金してしまうと、その資金は二度と戻ってきませんので、最後は焦らず慎重に行うようにしましょう。
OKXの注意点
最後にOKXを利用する上での、注意点を解説して終わりにします。注意点は、以下の3つです。
- 日本語非対応
- 日本円が入金できない
- ロスカットの条件が厳しい
それぞれ一つずつ見ていきましょう。
日本語非対応
OKXで対応している言語は、英語・中国語・スペイン語で、日本語には対応していません。
とは言っても、難しい長文があるわけではありませんので、ある程度の単語を理解していれば問題なく利用できると考えています。
何かトラブルがあったときにも当然英語が必要となってきますが、そこは慣れていくしかありません。
どうしても不安な人は、記事の前半で紹介しました「OKCoinJapan」を利用してみることをおすすめします。
OKCoinJapanであれば、日本円にも日本語にも対応しています。利用が開始されたばかりですが、評判は上々のようです。
日本円の入金はできない
OKXでは、日本円の入金に対応していません。こちらも、日本人からの評判がよくない原因の一つとなっているでしょう。
ですから、OKXで入金したい場合は、事前に国内の取引所、もしくはほかの海外取引所から仮想通貨を、送金しておかないといけません。
ロスカットの条件が厳しい
OKXでは、ロスカット率が110%と、ほかの海外取引所に比べるとやや高い数値となっています。
ですから、証拠金維持率が110%になった時点で、強制的にロスカットになってしまいます。そのため、資金には余裕をもって取引を行う必要があります。
OKXのまとめ
この記事では、OKXの評判・セキュリティと特徴やメリット・デメリット、さらには口座開設~入出金方法まで、いろいろと解説してきました。
最後に、もう一度OKXの「メリット」と「向いている人」をおさらいしていきます。
- 取引量が多く、流動性が高い
- 400種類以上のトレーディングペアを取り扱っている
- 取引の種類が多い
- 口座開設が簡単
- 使いやすいスマホアプリ
- 24時間年中無休のオンラインサポート
- クレジットカード入金に対応している
- 初心者向けのチュートリアルが手厚い
- 豊富な取引ツール
OKXは、日本での知名度・評判はあまりありませんが、世界的な仮想通貨取引所の一つとして数えられています。
数多くの取扱通貨やトレーディングペアがあるほか、取引の種類や取引ツールも充実しています。
日本国内の取引所に少しでも物足りなさを感じている人は、一歩先のステージへチャレンジする気持ちで、一度OKXで取引をしてみるといいでしょう。
また新たな仮想通貨取引の魅力が、見つかるかもしれません。
またOKXは、セキュリティ対策にも力を入れていて、二段階認証のほかにも、独自で「Fund Password」と呼ばれるパスワードを設定させるように、仕組み作りをしています。
海外の仮想通貨取引所ということで、少し不安に感じていた人も、今回のこの記事を読んでいただければ、少しは不安が解消できたのではないでしょうか。
口座開設はメールアドレスのみで簡単にできますし、今なら口座開設ボーナスや少額の取引で無料のビットコインがもらえるボーナスもしていますから、ぜひこの機会にOKXへ口座開設をしてみてはいかがでしょうか。