この記事では、現在注目を集めているFXツール「cTrader」が使える海外FX業者について大特集していきます。
2024年現在、cTraderを利用できるFX業者の中でおすすめなのは、以下の4社です。
結論から言うと、cTraderを初めて利用するなら「AXIORY」が最もオススメです。
海外FX業者としての安全性や取引スペック・使いやすさを考慮すると、他の3社はAXIORYと比較すると一段劣ります。
ただ、プロトレーダーであればスペック重視のTradeviewもおすすめですので、取引目的や資金状況によってベストな海外FX業者を選んでみてください。
cTrader対応のおすすめ海外FX業者を徹底比較【2024年最新】
さっそく、cTrader対応のおすすめ海外FX業者4社を徹底比較していきましょう。
項目 | AXIORY ★オススメ |
Tradeview | FXPro | IC Markets |
---|---|---|---|---|
最大レバレッジ | 1000倍 | 400倍 | 500倍 | 500倍 |
ロスカットレベル | 20% | 100% | 30% | 80% |
約定力 | 〇 | 〇 | △ | 〇 |
平均スプレッド (USD/JPY) |
0.3pips | 0.2pips | 0.4pips | 0.3pips |
取引手数料 | $6 | $5 | $9 | $6 |
最低取引量 | 1,000通貨 | |||
初回最低入金額 | $200 | $1,000 | $500 | $200 |
総合力ではAXIORYが圧倒的におすすめ
cTraderを初めて利用する方には、総合力で圧倒的に有利なAXIORY(アキシオリー)がおすすめです。
- 業界最高水準のスプレッド
USDJPUの平均スプレッド:0.3pips - 99.99%の高約定力!約定実績も全て公開
- 資金管理は信託保全を採用し高い安全性を誇る
- 全通貨ペアのストップレベルが0
- 豊富な入出金方法が利用可能
- 完全日本語対応の充実サポート
AXIORYは2007年に設立された海外FX業者で、そのスプレッドの狭さや約定力の高さからスキャルピングトレーダーからの評判は非常に高いです。
また、Tradeviewと比較して初回入金額が200ドルと低いのもcTrader初心者にとっては非常に大きなメリットです。
AXIORYの年2回の入金ボーナスを利用すれば、FX初心者でもより効率的に資金を増やすこともできるでしょう。
プロ向けのTradeviewと比較すると取引スペックがやや劣りますが、使いやすさや日本語サポートの充実度を考慮するとAXIORY一択です。
海外FX
オンライン
プロトレーダーにはTradeviewがおすすめ
Tradeview(トレードビュー)は、cTrader対応の海外FX業者4社の中で最強スペックを誇る海外FX業者です。
- 業界最狭のスプレッド:
USDJPYの平均スプレッド:0.2pips - 取引手数料は最小の5ドル
- cTrader以外の取引ツール(MT4/MT5/Currenex)も利用可能
Tradeviewは、業界最強水準のスプレッドと高い約定力で有名な海外FX業者で、取引スペックを重視するプロトレーダーに多く利用されています。
ただ、Tradeviewの低スプレッド口座を利用するためには10万円以上の初回入金が必要です。
また、ロスカット水準は100%と国内FX業者並みに高いため、十分な資金とFXの実力のあるプロトレーダーでなければ利用しにくいかもしれません。
口座残高が1000万円以上になると、レバレッジが100倍に制限されてしまうのもデメリットといえますね。
関連:Tradeview(トレードビュー)の評判・口コミ!安全性とスペックを辛口評価
Tradeviewは、AXIORYの口座スペックには物足りなくなった場合のセカンド口座として利用するのをおすすめします。
cTrader対応業者のスプレッド比較
続いて、cTraderに対応している業者のスプレッドを比較・検証していきます。
スプレッドを比べる場合は、取引手数料も加味した総合的なコストで比較するのが合理的。
ということで、下記のまとめ表は取引手数料も加味したスプレッドで比較してみました。
項目 | ||||
---|---|---|---|---|
USD/JPY 平均スプレッド |
0.3pips | 0.2pips | 0.4pips | 0.3pips |
取引手数料 | 0.6pips | 0.5pips | 0.9pips | 0.6pips |
1通貨あたりの 総コスト |
0.9pips | 0.7pips | 1.3pips | 0.9pips |
結果を見ると、スプレッドと取引手数料を合算したコストが最も安いのはTradeViewの0.7pips。
次いでAXIORYとIC Marketsの0.9pipsという結果になりました。
この結果を踏まえると、スプレッド・取引コストでで選ぶならTradeViewが最もおすすめです。
以上、cTrader対応の海外FX会社4社を比較しておすすめの業者を紹介してきました。
次に、4つの海外FX業者それぞれについて特徴と欠点・デメリットについて詳しく解説していきます。
安定したトレード環境を提供する「AXIORY」
まず、最初に紹介するのはAXIORY(アキシオリー)。
AXIORYは2007年から営業している海外FX業者で、ベリーズの金融ライセンスを取得しています。
金融ライセンス | IFSC(ベリーズ) |
---|---|
取り扱い金融商品 | FX、株価指数・商品(資源・エネルギー・金・銀)CFD |
通貨ペアの種類 | 61種類 |
顧客資金の安全性 | 分別管理、破産管財人は第三者の監査機構 |
日本語サポート | 公式サイトは完全日本語対応 |
そんなAXIORYの特徴やcTraderとの相性について見ていきましょう。
万が一でも全額保証される高い安全性
AXIORYは、「顧客資金」を金融機関に分別管理していますが、会社が破綻した際には、第三者である監査機構が管財人となり顧客資金の全額が返還されることになっています。
参照:Axiory公式サイト
顧客資金の分別管理は他の業者でも行われていますが、第三者機関である監査機構が破産管財人となり顧客、顧客資金の全額を返還する旨を明示している海外FX業者はあまりありません。
出金拒否の噂も少なく、非常に透明性の高い海外FX業者といえるでしょう。
完全日本語対応のサポート体制
またAXIORYは公式サイトとカスタマーサポートが完全日本語対応となっており、日本人スタッフとメールかチャットでやり取りできます。
サポートの対応時間はメールは平日の9:00~24:00、チャットは平日の10:30~23︰30となっているので、仕事終わりにトレードしている方でも使いやすい海外FX業者です。
AXIORYはcTraderを取り扱いしている4社の中で最も日本語サービスの充実している海外FX業者といえるでしょう。
始めてcTraderを使う人でも安心して利用できますよ。
少額から取引できるので初心者にもおすすめ
AXIORYは、最低入金額が200ドル(約22,000円)、最低取引量も1,000通貨と低めの設定となっています。
まずはcTraderの使い心地を試してみたい人にもおすすめの海外FX業者といえますね。
スプレッドの狭いナノスプレッド口座との相性はバツグン
業界最高水準のスプレッドの狭さを誇るAXIORYのナノスプレッド口座(ECN口座)と約定力の高いcTraderはバツグンの相性を誇ります。
特に約定力が重要な大口のトレーダーや超短期のスキャルピング重視のトレーダーにとっては最高の組み合わせと言えるでしょう。
cTraderが使える海外FX業者はいくつかありますが、まずは信頼性や安全性の高いAXIORYを試してみることをおすすめします。
AXIORYの欠点
cTraderを利用する上で非常に魅力的なAXIORYですが、知っておくべき欠点も存在します。
- ボーナスキャンペーンは少ない
AXIORYは他の海外FX業者と比べると、極端に高い最大レバレッジや豪華なボーナスキャンペーンを提供している業者ではありません。
高いレバレッジやボーナスを使ったギャンブル的なトレードより、安定した取引環境での堅実な取引に向いた海外FX業者です。
これらの欠点が許容できる人であれば、AXIORYはcTraderの取引環境としては最適な環境といえるでしょう。
世界で高い評判を得ている「TradeView」
2つ目は「TradeView(トレードビュー)」を紹介します。
TradeViewは2004年から営業している歴史あるFX業者で、顧客に提供するトレード環境の改善・充実に力を入れています。
金融ライセンス | CIMA(ケイマン諸島) |
---|---|
取扱い金融商品 | FX、株式、ETF、株式インデックス、資源・貴金属 |
通貨ペアの種類 | 36種類 |
顧客資金の安全性 | 信託保全 |
日本語サポート | 日本人スタッフはいるが、公式サイトが日本語対応不完全 |
では、そんなTradeViewの特徴とデメリットを見ていきましょう。
スプレッド・取引手数料のコストが安い
TradeViewの最も大きな特徴は、スプレッド・取引手数料がトップレベルに狭いことです。
USD/JPYの平均スプレッドが0.2pipsで、10万通貨あたりの往復手数料が5ドルを加味しても0.7pips。
さらにcTraderはスキャルピングに優位性がある取引プラットフォームであることから、cTraderと低スプレッド・低取引手数料をセットにトレードを行えば非常に大きなメリットがあるといえるでしょう。
海外FX業者の中で唯一、全FXツールが使える
TradeViewのもう1つの大きな特徴は、cTraderを含めた主要なFXツールに全て対応していることです。
cTrader以外にもMT4、MT5、そしてCurrenex(カリネックス)を使用でき、それぞれ自分に合ったトレードツールで始められますね。
TradeViewの欠点①
そんなTraderViewの欠点は、ロスカット水準が100%という点です。
ロスカット水準が100%だと、最大レバレッジで取引すると一瞬で強制ロスカットされるリスクが一気に高くなります。
つまり、実質的にはTradeviewの400倍レバレッジを目一杯使ってのFXトレードはできないことを意味します。
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AXIORYと比較するとTradeviewのロスカット水準100%は大きなデメリットです。
海外FXの魅力である高いレバレッジを活用できないのは、Tradeviewが利用しにくい理由の一つですね。
またTradeviewには、1000万円以上の口座残高で最大レバレッジが100倍に制限されるデメリットがあることも覚えておきましょう。
TradeViewの欠点②
TradeViewのもう1つの欠点は、少額で始められない点です。
TradeViewの初回最低入金額は1,000ドル。TradeviewでFX取引を行うためには10万円以上入金しなければなりません。
まずは少額でcTraderの使い方・操作を試してみたい方は、初回入金額が200ドルと低めのAXIORYで口座開設してみましょう。
関連:Tradeview(トレードビュー)の評判・口コミ!安全性とスペックを辛口評価
海外FXの老舗「FXPro」
「FXPro(エフエックスプロ)」は、2006年に海外FX業者として営業を開始した老舗のFX業者です。
金融ライセンス | CySEC(キプロス)、SCB(バハマ) |
---|---|
取扱い金融商品 | FX、先物、指数、株式、金属、エネルギー |
通貨ペアの種類 | 69種類 |
顧客資金の安全性 | 分別管理 |
日本語サポート | 公式サイトは日本語対応、問い合わせは英語対応 |
FXProの特徴や欠点を詳しく見ていきましょう。
10年以上の運営実績と金融ライセンス
FXProは、海外FX業者として10年以上運営している実績と金融ライセンスによって非常に高い信頼性を誇ります。
特に世界4地域の金融ライセンスを取得しており、日本人に対応するライセンスは「CySEC(キプロス)」と「SCB(バハマ)」ですが、その他に以下のライセンスも保有しています。
- FCA(英国)
- FSB(南アフリカ)
- DFSA(ドバイ)
この中ではFCA(英国)の金融ライセンスは取得難易度が高いといわれており、この両方を取得しているFXProの信頼性は高いといえます。
FXProの欠点
FXProは信頼性の高い海外FX業者ですが、その取引スペックは並レベル。
項目 | AXIORY |
---|---|
最大レバレッジ | 500倍 |
ロスカットレベル | 30% |
約定力 | △ |
平均スプレッド (USD/JPY) |
0.4pips |
取引手数料 | $9 |
初回最低入金額 | $500 |
先程紹介したAXIORYやTradeviewと比較してしまうと、運営実績は長くてもスペックの低いFXProをわざわざ利用しようとは思えません。
cTraderは、取引手数料こそかかるもののスプレッドが狭いことが大きなメリットですが、FXProではcTraderのせっかくのメリットがあまり生かされていないといえるでしょう。
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特別な理由がなければFXProを利用するメリットは少ないでしょう。
関連:【FxProの評判・口コミ】安全性は高いけどスペックは微妙?
オーストラリアで最も人気のある「IC Markets」
最後に、「IC Markets(アイシーマーケッツ)」を紹介します。
IC Marketsはオーストラリアで最も人気があるFX業者で、過去に日本市場から1度撤退して再び営業を始めた経緯があります。
金融ライセンス | ASIC(オーストラリア) |
---|---|
取扱い金融商品 | FX、CFD |
通貨ペアの種類 | 56種類 |
顧客資金の安全性 | 信託保全 |
日本語サポート | 公式サイト・問い合わせともに日本語対応 |
ではそんなIC Marketsにはどんな特徴と欠点があるのでしょうか?
狭いスプレッドと素早い約定
IC Marketsは、インターバンク直結のECN取引のメリットを生かした狭いスプレッドを提供しています。
変動スプレッドのため常に変化しますが、時期によっては0pipsやマイナススプレッドを実現しています。
また、注文・決済はニューヨークおよびロンドンの最新データセンターで処理しており、素早い約定が可能となっています。
ただ、AXIORYやTradeviewと比較して格段に高いわけでもないので、よほどの理由がなければAXIORYなど日本人利用者の多いFX会社が無難でしょう。
IC Marketsの欠点
IC Marketsの欠点は、約定時に滑る可能性があることです。
IC Marketsは、狭いスプレッドと高速の約定に定評がありますが滑りの発生も報告されています。
今、他の業者がドル円103.55くらいのときにIC MarketsのcTraderのレートが103.47でスプ0.3pipsくらいだったので、「なにこれバグ?裁定できちゃう?」とわくわくしつつ買ってみたら普通に103.55くらいで約定されててぬか喜び。。。
— 春 (@KoichiTakizawa) October 5, 2016
約定時に滑ってしまうと、スプレッドが狭くても結果的に不利な価格で売買することになってしまいます。
約定力が高いのがcTraderの魅力ですが、その約定力を活用しきれないのはIC Marketsの大きなデメリットと言えるでしょう。
また、IC Marketsは日本人向けサイトがないため公式サイトは全て英語表記となっています。
海外FX
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相当英語に慣れている方でなければ利用するメリットはないでしょう。
【まとめ】cTraderを使うならAXIORYがおすすめ
ここまで、cTrader(シートレーダー)が使える4つの海外FX業者について見てきました。
- AXIORY:安全性も高く、スプレッドなどの取引環境も優秀
- Tradeview:低コストだがロスカット水準が低い
- FxPro:歴史は古いが取引スペックが微妙
- IC Markets:日本での人気は低く、約定力に難あり
板情報の表示や高い約定力などの高機能な取引ツールでFXトレードしてみたい方は、ぜひいずれかのFX業者でcTraderを試してみてください。
cTrader対応FX業者の中で、特におすすめなのが総合力の高いAXIORY(アキシオリー)。
AXIORYの透明性・取引スペック・日本語対応のサポートであれば、cTraderの使い方に慣れていなくても全く問題ありません。
まだAXIORYで取引したことのない人はAXIORY公式サイトから口座開設してcTraderを試してみてはいかがでしょうか。
すでにAXIORYのcTraderを使ったことのある方は、取引ツールの豊富なTradeViewを利用してみるのもいいかもしれませんね。
当サイトでは、おすすめの海外FX業者をランキング形式で紹介しているのでそちらもぜひご覧ください。
cTraderを使うなら、まずはAXIORYで口座開設しておきましょう。