iFOREX(アイフォレックス)はスキャルピング禁止?理由を徹底解説

iFOREX(アイフォレックス)のスキャルピング

取引手数料不要で狭いスプレッドを利用でき、さらには入金ボーナスキャンペーンも行っているiFOREX(アイフォレックス)。

1996年設立という圧倒的な運営実績も、トレーダーに支持される理由でしょう。

魅力的な取引条件を提供するiFOREXですが、実はスキャルピングが禁止とされています。

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さらに、スキャルピング以外にも禁止されているトレード方法が存在するため、利用の際はあらかじめ確認しておきたいところ。

この記事では、iFOREXがスキャルピングを禁止している理由や、どれくらいの短期取引であれば可能なのかを詳しく解説し、疑問を解消していきます。

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iFOREXでの取引やスキャルピングを考えているトレーダーは、ぜひ参考にしてみてください。

iFOREX(アイフォレックス)は取引規約でスキャルピングが禁止されている

まず最初に、iFOREX(アイフォレックス)におけるスキャルピングの扱いを解説します。

iFOREXでは、公式サイトの「取引規約」および「取引条件」の中でスキャルピング禁止を明言しています。

取引規約(7.1.14)

iFOREX(アイフォレックス)の取引規約について

引用元:iFOREX 取引規約

取引条件→取引条件一般→追加取引規則

iFOREX(アイフォレックス)の取引条件について
iFOREX 取引条件

スキャルピング禁止の理由を要約すると、以下の通りです。

  • iFOREXでは公正な取引をサポートするため、その妨げになるようなスキャルピングは禁止している
  • iFOREXが定義するスキャルピングとは、小さな値動きから大きな利益を狙う戦略であり、1日に10回以上の頻繁な取引によって利益を積み重ねる取引方法である

さらに、スキャルピングを含めたiFOREXが定める禁止取引を行ったとみなされた場合、絶対的な裁量によって利益の凍結やアカウントのロックなどを行う権利があるとしています。

つまり、ユーザー側は異議申し立てができず、問答無用でペナルティが課せられる可能性もある、ということですね。

上記を理由に、iFOREXではスキャルピングが禁止されています。

1日10回未満であればOKな可能性がある

しかし、iFOREXが全てのスキャルピングを禁止しているかというと、そうではありません。

「1日に10回以上は禁止」と定義しているので、言い換えれば1日10回を満たない回数のスキャルピングであれば、禁止されているスキャルピングには該当しないと考えられます。

単発の短期トレードを1日に数回行う程度なら、問題なく行える可能性が高いでしょう。

しかし、1日に10回未満の取引であっても、短時間のうちに注文決済を頻繁に行った場合は、ペナルティ対象もしくは警告を受ける危険はあります

また、スキャルピングではなくても1日に10回以上の取引を行った場合、スキャルピングと同等の禁止取引としてみなされる場合があるので、注意しなければいけませんね。

したがってiFOREXは、スキャルピングを専門として頻繁にポジションを持つトレーダーにはお勧めできませんが、相場状況によって時々スキャルピングも行うようなトレーダーにとっては、十分に利用できる海外FX業者といえるでしょう。

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iFOREX(アイフォレックス)でスキャルピングが禁止な理由を解説

iFOREX(アイフォレックス)がスキャルピングを禁止している理由を解説します。

結論、スキャルピングを禁止している理由は、DD(ディーリング・デスク)方式で顧客の注文を約定させているためと考えられます。

一方で、スキャルピング可能な海外FX業者が行ってるのが、NDD(ノー・ディーリング・デスク)と呼ばれる方式ですね。

DD方式とNDD方式の違いを簡単にまとめると、以下のようになります。

DD方式を解説

・顧客の注文はFX業者が決済する
(顧客はFX業者と取引する形になる)
・業者の裁量判断で顧客注文を処理するためスプレッドのみが収入源ではなく、それによって狭いスプレッドを提供することが可能になる
・注文処理能力を超えないよう、スキャルピング禁止など取引に制限がある

NDD方式を解説

・顧客の注文はインターバンク市場で決済される
・業者の収入源は取引の際の手数料であるスプレッドになるため、ある程度スプレッドは広めにせざるを得ない
・取引の透明性は高く、スキャルピング可能などの取引制限も少ない

DD方式は相対取引とも呼ばれ、顧客が行った注文はFX業者が決済して約定させ、それから他の顧客が行った反対注文と相殺したり、LP(リクイディティ・プロバイダ)へ流して決済します。

DD方式では顧客の注文を業者が処理するため、処理能力を超えた注文を受けるとサーバーダウンをはじめとした損失を業者が負うことになってしまいます

それを避けるためにDD方式の業者は「スキャルピング禁止」としている場合が多いですね。
DD方式は、多くの国内FX業者や一部の海外FX業者が行っています。

一方で、多くの海外FX業者が行っているのがNDD方式です。

ひと言でNDD方式といってもその中には種類がありますが、基本的に顧客の注文はFX業者の内部で処理されず、インターバンク市場に流して約定されます。
そのため、スキャルピングのような回数の多くなる取引方法も問題なく受けられる、ということになります。

関連:NDD方式の海外FX業者おすすめ5選!DD方式との違い&メリット・デメリットまで

「ペナルティを気にせず自由にスキャルピングしたい」というトレーダーの場合は、スキャルピングに対応した海外FX業者を選択した方が良いでしょう。

本記事の後半では、スキャルピングに対して制限がないおすすめの海外FX業者をご紹介していますので、参考にしてみてください。

>>iFOREX(アイフォレックス)以外にスキャルピングが可能なおすすめ海外FX業者は?

スキャルピング以外に注意すべき取引【出金拒否のリスクも】

スキャルピング以外に注意すべき取引【出金拒否のリスクも】
ここからは、iFOREX(アイフォレックス)でスキャルピング以外に注意すべき取引や禁止事項を解説していきます。

もしルール違反と判断されたら、出金拒否などの罰則が科せられるリスクもありますので、事前に把握しておきたいですね。

iFOREXで注意したい取引
  • 裁定取引(アービトラージ)
  • EA(自動売買)取引
  • レートエラーを悪用した取引

各注意点を解説していきます。

裁定取引(アービトラージ)

一般に裁定取引とは、ある2つの商品の価格差の関係を利用して利益を出す取引方法のことを指します。

iFOREXでは、時間差や価格差などのマーケット上にある歪みを利用した行為を不正取引として禁止しているので、注意が必要です。

また、異なる口座を利用した両建ても禁止されています(同じ取引口座内での両建ては可能)。

iFOREXでは追加口座の作成ができないため、iFOREXと他業者の口座を使った両建てが禁止されていることになりますね。

例えば、別の海外FX業者の取引口座でEAを走らせながら、iFOREXで取引を行った場合、思いがけず裁定取引になってしまう可能性もあるため、システムトレーダーの方は気を付けた方が良いでしょう。

EA(自動売買)取引

iFOREXはMT4やMT5には対応しておらず、会員ページ内にある独自のツール(プラットフォーム)を使って取引を行います

したがってiFOREXでは、EAによる自動売買を行うことはできません。

iFOREXの取引は全てブラウザ上の取引ツールで行うため、システムトレードを行うことは普通はできませんが、ロボットを使った取引やアルゴリズミック取引、API取引なども禁止されていますので、知っておいた方が良いでしょう。

iFOREXは裁量トレードのみに対応した海外FX業者とお考えください。

レートエラーを悪用した取引

相場の急変動などによって一時的にボラティリティが高くなった場合などに、レートエラーやサーバー遅延によって、市場のレートとは異なるレートが取引ツール上で提示される可能性があります。

こうしたレートエラーやサーバー遅延を狙った取引は、規約によって禁止されています。

可能性としては低いですが、もしそういう場面に遭遇しても禁止事項ですのでやめておきましょう。

iFOREX(アイフォレックス)はデイトレードに最適

iFOREX(アイフォレックス)は、ドル円で1pips、ユーロドルで0.7pipsなどの低スプレッドで取引ができ、さらに初回入金に最大2,000ドルのボーナスを提供するなど、取引条件の良い海外FX業者です。

しかし、1日に10回以上を目安として頻度の高い取引を行うことを禁止しており、スキャルピング向けのブローカーとは言いにくい側面もあります。

そうしたiFOREXの魅力を最大限に生かせるのは、裁量トレードによるデイトレードです。

ボーナスを獲得して証拠金を増やした状態で取引を始められるメリットに加え、ロスカット水準0%という海外FXの中でも特殊なルールを採用しており、最大400倍のレバレッジを使って思う存分にトレードできるでしょう。

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iFOREXでは最大400倍のレバレッジで取引が可能です。当記事ではiFOREXで取引する際のレバレッジルール・制限のほか、レバレッジ確認・変更方法まで解説します。iFOREXのレバレッジは自分のトレードスタイルに合っているかが分かると思うので、ぜひ最後までご覧ください。

iFOREXのレバレッジ一覧!変更や制限・設定方法、計算方法も解説

もちろん、運営実績のあるiFOREXですので、スイングトレードやポジショントレードなどの長期的な取引も問題なく行えますね。

基本的にスキャルピングは禁止されていますが、1日の取引回数が最大でも10回未満であれば、禁止取引に該当しない可能性が高いです。

1日の取引回数が少なく、ピンポイントでポジションを持つスキャルピングトレーダーの場合も、自分自身のトレードスタイルを考慮した上でiFOREXを候補に挙げても良いのではないでしょうか。

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iFOREX以外にスキャルピングができるおすすめ海外FX業者を紹介

スキャルピングができるおすすめ海外FX業者
取引しやすい条件を提供しているiFOREXですが、制限を気にせずスキャルピングをしたいトレーダーや、EAによる自動売買でスキャルピングをしたいトレーダーにとっては、少々選びにくい面もありますね。

ここからは、自由にスキャルピングができるおすすめ海外FX業者として、利用者からの評価が高い以下の3社をご紹介します。

スキャルピングにおすすめの海外FX業者
  • Exness:無制限レバレッジが利用可能
  • AXIORY:安定した低スプレッド
  • XMTrading:安全性の高い業者

各FX業者の特徴やメリットを解説していきます。

Exness:無制限レバレッジが利用可能

Exness(エクスネス)のサイト画面

Exnessは2008年に設立され、世界7カ国で金融ライセンスを取得し運営している海外FX業者。

業者としての信頼性や安全性もさることながら、Exnessの最大の魅力は海外FXの中でも際立った取引条件にあります。

Exnessの取引条件・おすすめ理由は、以下の通りです。

Exnessの特徴
  • スキャルピングはもちろん他口座間の両建てなども認めており、取引方法に対する制限が少ない
  • 最大で無制限のレバレッジを利用可能
  • ストップレベル0pips
  • ロスカット水準0%
  • ロースプレッド口座やプロ口座などの低スプレッド口座の充実
  • 多くの銘柄でスワップフリー
  • MT4/MT5に対応

制限の極めて少ない取引条件やゼロカットシステムによって、中上級者のトレードにも応えられるのがExnessですね。

Exnessは入金ボーナスなどを全く提供していないのですが、キャンペーンよりもトレードしやすい環境を求めるトレーダーには、まさにうってつけの海外FX業者といえるでしょう。

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Exnessのスキャルピングについて解説した記事もご用意しているので、気になる方はチェックしてください!

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AXIORY:安定した低スプレッド

Axiory(アキシオリー)の公式サイト画像

AXIORYは2013年に設立され、ベリーズ国際金融サービス委員会のライセンスを得て運営している海外FX業者。

AXIORYも信頼性の高いブローカーですが、NDD方式による透明性の高い取引環境、そして低スプレッド・低コスト取引が可能である点が魅力です。

AXIORYの取引条件も簡単に解説します。

AXIORYの取引条件
  • スキャルピングに対して制限なし
  • 1ポジションの最大ロットが1,000ロット(1ロット=10万通貨)であり、ハイレベルな取引にも対応可能
  • ECN方式によるナノ口座/テラ口座は、低スプレッドに加え1ロット往復6ドルの少ない手数料で取引が可能
  • ストップレベル0pips
  • MT4/MT5/cTraderに対応

AXIORYの最大レバレッジは400倍ですが実用的には十分に高く、万一の際のゼロカットにも対応しています。

AXIORYの低スプレッド口座であるナノ口座とテラ口座は、スプレッドの狭さだけではなく取引手数料の少なさ(1ロットにつき往復合計6ドル)も魅力となっており、透明性の高い取引環境で自由にスキャルピングができますね

\\AXIORYを使ってみる//

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AXIORY(アキシオリー)はスキャルピングに向いているという話をよく見かけますよね。その話は本当なのでしょうか?今回は取引環境を徹底的に調べ上げてみました。海外FXでスキャルピングを検討している方は必見です。

XMtrading:安全性の高い業者

XM(XMTrading)の公式サイト画像

XMは日本人利用者が非常に多く、当メディア実施のアンケート調査でも「最も安全性の高い業者」で1位に選ばれています。

XMの中で実質取引コストが最も安い「KIWAMI極口座」なら、制限なしでいつでも好きなタイミングでお得にスキャルピングトレードできます!

XM KIWAMI極口座の特徴
  • 制限なくスキャルピングトレードができる
  • KIWAMI極口座の平均スプレッド(USD/JPY)は0.7pips
  • 最大レバレッジ1000倍で取引できる
  • 安全性が高く日本語対応も安心

XMと利用してスキャルピングトレードする場合、最もおすすめなのが経済指標発表時です。

XMは指標発表時のスキャルピングを禁止していない数少ないFX業者で、出金拒否などのリスクなく、指標発表時の値動きが激しい時間帯にスキャルピングトレードを行うことが可能です。

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XMのKIWAMI極口座について詳しく知りたい方は以下記事も参考にしてみてください。

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よくある質問

よくある質問
ここからは、iFOREXのスキャルピングに関するよくある質問に回答していきます。

よくある質問
  • iFOREXのスキャルピングの定義は?
  • スキャルピングを行うと出金拒否になる?
  • スプレッドはどのくらい?

iFOREXのスキャルピングの定義は?

iFOREXではスキャルピングのことを以下のように定義しています。

小さな価格変動は大きなものに比べて捉えやすいという考えに基づき、1日に10から数百に及ぶ取引を行います。
iFOREX取引条件

iFOREXでスキャルピングを行うと出金拒否になる?

iFOREXでは取引規約・取引条件の中で、スキャルピングにあたる行為を明確に禁止しています。

そのため、スキャルピング取引にと疑われる行為をした場合、禁止事項に該当し、出金拒否が発生する可能性があるため注意しましょう。

スプレッドはどのくらい?

iFOREX(アイ フォレックス)のスプレッドは他業者と比較してもかなり狭い設定になっています。

また、取引手数料もかからないため、実質スプレッドも他社と比べて非常に小さいです。

スキャルピング自体は禁止行為とされていますが、スキャルピングトレード以外の手法で「コストを抑えてFXトレードしたい」と考えている方には非常におすすめできるスペックです。

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iFOREXのスプレッドは狭い?他海外FX業者との比較から注意点まで。

まとめ

今回は、iFOREXのスキャルピングについて、定義や禁止理由、そしてスキャルピングトレードにおすすめの他業者などを詳しくまとめてきました。

お伝えした重要なポイントをまとめると、以下のようになります。

  • iFOREXでは、目安として1日に10回以上のスキャルピングを禁止している
  • ただしスキャルピングは全て禁止というわけではなく、1日に10回未満の短時間取引であれば行える可能性が高い
  • iFOREXは、狭いスプレッドや入金ボーナスを活かしたデイトレードに最適
  • ただしデイトレードであっても、1日の取引回数が10回を超える場合は禁止取引に該当する可能性があるので注意
  • 本格的にスキャルピングをしたい場合は、スキャルピングに制限がない海外FX業者を選ぶ方法もある

iFOREXで最もおすすめな取引はデイトレードですが、1日に数回のスキャルピングをちょっとやる程度なら問題はなさそうです。
1日の取引回数を気にせずにスキャルピングをしたい場合は、ExnessやAXIORYなどの業者も考慮すると良いでしょう。

本記事を参考に、四半世紀以上の実績があるiFOREXのメリットを生かしてぜひトレードしてみてくださいね。

もし「もっといい条件でスキャルピングを行いたい」という方は、スキャルピングトレードに適した業者で口座開設してみてください!

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