海外FXの両建ては必勝法?手法からメリット・デメリットまで

海外FXの両建てとは、買いと売りの両方のポジションを同時に持つことです。

両建てをした状態で為替が動くと、買いか売りのどちらかのポジションでは含み益となり、もう片方のポジションでは含み損という状態になります。

両建ての具体例
  1. 1ドル110円の時にドル円の通貨ペアで両建て
  2. 為替レートが1ドル115円まで動くと、ロング(買いのポジション)では5円の含み益、ショート(売りのポジション)では5円の含み損
  3. 含み損・含み益が相殺され、利益も孫もない状態

この状態を両建てと呼びます。

海外FX業者の両建ては、業者によって「禁止されている両建て」と、「規約内で取引できる両建て」があります。

両建ては海外FX業者でも利益が出しやすい一方、規約違反に該当するとペナルティが課されてしまうこともあります。

この記事で一緒に確認していきましょう。

両建てが可能な海外FX業者としては、比較的ガイドラインのゆるやかな「AXIORY」や「TitanFX」がおすすめです。

この記事を読むあなたにおすすめの口座2選!
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海外FXで可能な両建て

多くの海外FX業者で可能なのは、「同一口座内の両建て」です。

同一口座内での両建て

同一口座内での両建てとは、一つの海外FX業者内の同じ口座内で両建てすること

同一口座内で両建てをする方法は、全ての海外FX業者で認められている手法です。

両建てを実行すると、含み損と含み益の合計は常にゼロ。

そのため同一口座内での両建てすることで、激しく動く相場の様子をじっくり観察することができます。

海外FXで禁止されている両建て

海外FXで禁止されている両建て
海外FXでは、以下の両建ては禁止しているFX業者が多いです。

  • ゼロカットを悪用した両建て
  • 複数口座間の両建て
  • 複数の海外FX業者での両建て
  • 自動売買(EA)を利用した両建て
  • ボーナスを悪用した両建て

ゼロカットを悪用した両建て

ゼロカットを狙った両建ては、以下の流れで行われます。

ゼロカットを悪用した両建ての具体例
  1. 海外FX業者Aでロングポジション、海外FX業者Bでショートポジションを持つドル円両建てを行う
  2. それぞれ残高が1万円の状態から相場の急変動が発生
  3. 海外FX業者Aではロスカットが間に合わず-1万円の残高、海外FX業者Bでは逆に3万円の残高に

相場が上昇下降どちらに動いても、損失側はゼロカットにより相殺されるため、一方の海外FX業者で必ず利益が出せることになります。

このようにして利益を得ることが、ゼロカットを狙った両建てです。

ゼロカットを狙った両建ては海外FX業者にとって損失が大きいため、ゼロカット狙いの両建てを禁止しているところがほとんどなのです。

相場が急激に動くタイミングを見計らって両建てしたり、ボラティリティが激しい通貨ペアでの両建てを頻繁に行うと、ゼロカット狙いで両建てを行っているとみなされペナルティを受けるかもしれませんので気をつけましょう。

複数口座間での両建て

複数口座間での両建てとは、同じ海外FX業者内の複数口座間で両建てをすること

ゼロカットを悪用した両建てによって必ず利益が出てしまうので、複数口座間の両建て自体を禁止としている海外FX業者が多いです。

複数の海外FX業者の口座間での両建て

複数の海外FX業者の口座を利用した両建ても、ゼロカット悪用の仕組みを利用できるため、禁止としている海外FX業者が多いです。

FXGTでドル円ロングポジション、XMでドル円ショートポジションを保有する場合などが該当します。

海外FX業者は、ほとんどがMT4/MT5という共通のトレードツールを使用しているため、規約に違反する両建ては必ずバレます。取引前には、各海外FX業者のガイドラインをよく確認しておきましょう。

EAなどの自動売買を使用する場合

複数口座でEAなどを使ってトレードをする際に、意図せず規約違反に該当してしまうケースがあります。

そのため、EA利用時は両建てそのものを禁止としている海外FX業者もあります。

複数の口座で複数のEAを使用する際は、通貨ペアが被らないような設定を心がけておきましょう。

ボーナスを悪用した両建て(ボーナスアービトラージ)

海外FX業者の中には、豪華なボーナスキャンペーンを提供しているFX業者が数多くあります。

ボーナスを使って複数の海外FX業者で同一通貨ペアの両建てをすると、取引する自己資金は無料ながら、利益は総取り・損失はゼロカットにより補填され、必ず利益が出てしまいます。

海外FX業者にとっては損失でしかないため、ボーナスアービトラージは禁止としている海外FX業者がほとんどです。

関連:海外FXボーナスの両建ては禁止!理由や注意点を詳しく解説【ボーナスアービトラージ】

海外FXの両建て手法4つ

海外FXの両建て手法4つ
続いて、海外FX業者で規約内で利益を出せる両建て手法について解説します。

ここで紹介するのは全て同一口座内の両建てです。

両建ての手法
  • トレンドの方向性が定まるまで利益をキープする
  • スワップポイントを狙う
  • 違う通貨ペアで両建てする
  • 両建てでロスカットを回避する

トレンドの方向性が定まるまで利益をキープする

含み益が存在するタイミングで両建てをすることでその後のロング(買い)とショート(売り)のそれぞれのポジションの含み損益を相殺させ、含み益を維持する手法です。

大きなイベントや政策発表などで、「決済してしまうのはもったいないからポジションは続けたい」という場合には両建てが有益です。

両建て時にトレンドの方向性が定まるまで利益をキープすれば、決済をしない状態で利益を維持できます。

含み益がある状態で両建てをして利益を確保し、その後に相場の動きを確認してからロングかショートのどちらかのポジションを決済すれば、確保していた利益をさらに伸ばしていくことができるでしょう。

スワップポイントを狙う

スワップポイントを狙う両建ては手堅く着実に利益を積み上げていけるので、両建ての中では最もおすすめできる手法です。

スワップポイントとは、各通貨の金利差によって発生する損益で、ポジションを持っているだけで口座に毎日一定額が反映されます。

海外FXでは、基本的に各通貨ペアロングとショートのどちらかがマイナススワップとなっており、両建て時のスワップポイントの合計はマイナスに転じることがほとんどです。

違う通貨ペアで両建てする

相関性によって似たような動きをする二種類の通貨ペアで疑似的な両建てをする手法

相関性の高い通貨ペアは相場上では同様の値動きとなるため、疑似的な両建てのような効果を得ることができます。

相関性が高いFX通貨ペア
  • オーストラリアドル/円とユーロ/円
  • ユーロ/ドルとユーロ/ポンド
  • ニュージーランドドル/円とオーストラリアドル/円

同一通貨ペアではスワップポイントの合計がマイナスになる場合がほとんどです。

そこで相関性の高い2種類の通貨ペアのポジションを両建てすれば、スワップポイントの合計をプラスにすることができます。

ただ、相関性の高い通貨ペアでの両建ては、複数口座での両建てと同じ扱いで、禁止としている海外FX業者もあります。

両建てでロスカットを回避する

1ドル110円でロング(買いポジション)を保有してロスカット水準が100円だった場合、値動きが下落トレンドになってしまったら1ドル100円の直前の1ドル101円でショート(売りポジション)を保有します。

この時点で、110円-101円=-9円の損失ですが、下落トレンドが続いてロスカットになりそうならロングを決済して損切りします。

1ドル101円で保有したショートが1ドル91円まで下がれば10円の含み益が発生するので、先程のロング保有による損失と合計して、-9円+10円=1円の利益となります。

海外FXの両建ては、ロスカット防止策としても機能します。

損失を確定させないために活用してみてください。

両建てのメリット

両建てのメリット
海外FXにおける両建てのメリットは、次のとおりです。

両建てのメリット
  • 相場を様子見できる
  • ロスカットのリスクを下げられる

相場を様子見できる

海外FXの両建てのメリットのまず一つ目は、相場を様子見できること。

両建ては、同じ通貨ペアで同じロット数のロング(買いポジション)とショート(売りポジション)を持つトレード方法なので、両建てをしている限りは口座の含み損益は合計でゼロです。

ですので両建ては、単にそれだけをすること自体には一見してなんの利点があるのか分かりにくいですよね。

両建ては、とあるポジションを保有している時に相場の先行きが予測できなくなり、利確や損切するべきか否か判断に迷った時に行うと有効です。

そのタイミングで両建てをすることで、含み益を維持しながら相場の様子を観察することができます

例えば、ロングポジションを持っていて含み損がある場合。

相場が上がっていきそうだからポジションは決済せず持っておきたいけど、もし万が一下がって含み損を広げてしまうのは怖い。

そんな時に両建てをすることで、その後の相場のトレンドをじっくり観察することができます。

両建てしてしまえば含み損が増えていくことはないので、精神的な負担を軽減することができ正常判断がしやすくなります

ポジションを決済すべきか否か迷った時には、両建てをして一旦相場の動きを様子見してみてはどうでしょうか。

ロスカットのリスクを下げられる

保有ポジションが下降トレンドに入りロスカット水準寸前まで来てしまった際には、両建てでロスカットを回避することができます。

例えば、1ドル100円の時にロングポジション(買い)を持ち、その後に下落トレンドとなってロスカット間近になったとします。

この時に、両建てで同じロット数のショートポジション(売り)を持って、即座にロングポジション(買い)を損切りし10万円の損失が確定。

さらにトレンドは下落し続けて、含み益が20万円となったところで決済して利確します。

すると口座残高は、

-10万円+20万円=10万円

となります。

このように下降トレンドに入ってしまってもロスカットをただ待つのではなく、両建てによって逆ポジションに乗り換えることで損失リスクを下げることができるのです。

では続いて、両建てのデメリットも見ていきましょう。

両建てのデメリット

両建てのデメリット
海外FXの両建てのデメリットは、次のとおりです。

両建てのデメリット
  • 注文のタイミングが難しい
  • スワップがマイナスだとコストになる
  • 海外FX業者のスプレッドが負担になる

注文のタイミングが難しい

海外FXの両建ては、注文タイミングを見極めるのが難しいです。

というのも、両建てポジションを持っているときは含み損益に変化はありませんが、片方を決済するタイミングで相場が想定外の動きを取ると損失がでてしまう場合があるのです。

特に経済指標が発表となる時期などでは相場のボラティリティが高いため、ベストなタイミングで決済をすることは非常に難しいと言えるでしょう。

このように両建ては、相場の値動きが安定しているタイミングでは一定の利益が見込める手法ですが、逆に相場が不安定な時は損失を拡大させてしまいますので注意してください。

スワップがマイナスだとコストになる

海外FXでは、マイナススワップでポジションを保持し続けると、それだけコストがかかります。

両建てポジションの合計スワップがマイナスの場合、両建てポジションを長期間持ち続けてしまうと利益がロールオーバーの度に減っていってしまいます
特に流動性が少ないマイナー通貨を含む通貨ペアは、両建ての合計スワップのマイナス分が大きいケースが多いため長期でポジションを保有し続けることは避けましょう。

例えば、XMTradingにおける2024年6月時点における英ポンド円(GBP/JPY)のスワップは、

  • ロング(買い)スワップ:-590円
  • ショート(売り)スワップ:-130円

ですので、この米ドル円を両建てをするとスワップの合計は、

-590円+(-130円)= -720円

というようにマイナススワップになり、この720円が利益から毎日引かれます。

そのため、両建てを長期間保有しないよう注意することが大切です。

関連:海外FXスワップポイント比較!両建てOKの業者やトルコリラ取引におすすめの業者も紹介!

海外FX業者のスプレッドが負担になる

両建てのデメリットの三つ目は、海外FX業者のスプレッドが負担になってしまうこと。

両建てのポジションを保有している最中では為替による損失リスクはありませんが、注文や決済のタイミングではスプレッドによるコスト負担がかかります

スプレッドとは買値と売値の差分のことで、ポジションを保有したり決済したりする際にユーザーにかかる、言わば取引手数料。

特に相場のボラティリティが激しい時はスプレッドが大きくなる傾向にありますので、想定外に大きな損失となってしまうケースがありますので気をつけてください。

両建てにおすすめの海外FX業者

両建てに向いた海外FX業者を選ぶには、両建てに関する規約の緩さ、スプレッドの狭さ、スワップポイントの値を確認することが重要です。

当サイトでおすすめする両建て向けの海外FX業者は、次の4業者です。

Exness

海外FX両建ておすすめ業社Exness

両建てにおすすめの海外FX業者、2つ目はExnessです。

Exnessの魅力は最大レバレッジが無制限となっており、どの通貨ペアでも1円以下の証拠金で取引できる点です。

また、ロスカット水準も0%となっているため、レバレッジを効かせたハイレバトレードもできます。

そしてExnessでの両建ては、同一口座内、複数口座間、異業者口座間のいずれでも可能です。

Exnessは禁止事項が少なく、高い自由度でハイレバ取引ができるので、高い取引スペックを持つ海外FX業者を探している方はExnessもおすすめです。

関連:Exness(エクスネス)の評判・口コミをデメリットも含め徹底評価!

TitanFX

海外FX両建ておすすめ業社TitanFX

両建てにおすすめの海外FX業者、3つ目はTitanFXです。

TitanFXは、ボーナスキャンペーンが一切ない代わりに、口座スペックや取引環境が非常に充実していることが特徴の海外FX業者。

そしてTitanFXでの両建ては、同一口座内、複数口座間、異業者口座間のいずれでも可能です。

とはいえ、ゼロカットを狙った両建てをしたと判断された場合は、ゼロカットが無効になりますので注意してください。

関連:TitanFXの評判・口コミ

Axiory

海外FX両建ておすすめ業社Axiory

両建てにおすすめの海外FX業者、4つ目はAxioryです。

Axioryの特徴は、約定力の高さと取引コストの安さ。

Axioryでも両建ては、同一口座内、複数口座間、異業者口座間と、全パターンが可能になっています。

ゼロカットを狙った両建てに関しては、禁止する旨を公表していません。

とはいえ利用規約の中には、Axioryに故意に不利益を与える取引は禁止する旨の記載がありますので、ゼロカット狙いの両建ても禁止されていると考えておいてください。

関連:AXIORYの評判・口コミ

Tradeview

海外FX両建ておすすめ業社Tradeview

両建てにおすすめの海外FX業者、5つ目はTradeviewです。

Trade viewでも、同一口座内、複数口座間、異業者口座間と、全パターンの両建てが可能

ゼロカット狙いの両建てに対する禁止事項はAxiory同様に公表していません。

しかし、海外FX業者の多くがゼロカット狙いの両建てを禁止してますので、実際に行ってしまうと思わぬ対処がなされる可能性は皆無ではないと言えます。

Tradeviewにおいても、ゼロカット狙いの両建ては控えておいた方が良いでしょう。

関連:Tradeviewの評判・口コミ

両建てに関するよくある質問

最後に、海外FXの両建て手法に関するよくある質問にお答えしていきます。

海外FXでゼロカット狙いの両建てはバレる?

別々の海外FX業者間の両建てなら、ゼロカット狙いの両建てでもバレることはないのでは?

そのように考える方も多いかと思いますが、たとえ別の海外FX業者間であったとしても、以下の理由で両建ての違反は必ずばれると思ってください。

  • 海外FX業者はほとんどがMT4・MT5を使っていて情報を閲覧できる
  • 仲介業者は複数の海外FX業者に介入している

海外FX業者はここが独立している訳ではなく、情報共有を相互に行っている部分がかなりあります。

不自然なポジション取りなどはすぐに気づかれ、ペナルティを受ける可能性が高いです。

規約違反の両建てにペナルティーはある?

海外FX業者で規約違反の両建てをしたことがバレると、例えば以下のようなペナルティーを受けます

  • 利益の取り消し
  • 出金の拒否
  • 口座の凍結

取引前には、利用する海外FX業者の規約をよく確認しておきましょう。

海外FXでは複数業者間での両建ては可能?

複数の海外FX業者間での両建てができるのは、主に次の3業者です。

  • TitanFX
  • Axiory
  • Tradeview

その他の海外FX業者でも別業者間での両建てを行いたい際には、禁止されていないかどうかをしっかり利用規約で確認してください

両建てしておけば絶対損はしない?

海外FXの両建ては、必ず勝てるわけではありません。その理由は、両建てで利益を出し続けるためには潤沢な資金が必要なためです。

両建てにかかるコスト
  • スワップポイントがマイナスだった場合
  • ポジション決済時のスプレッド

両建て時にロスカットされては元も子もありません。海外FXの両建てで利益を出すなら、できる限りスプレッドの狭いFX業者を選んでおいたほうがよいでしょう。

関連:海外FXスプレッド比較!狭い・最狭・低スプレッドの業者まとめ

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