ThreeTrader(スリートレーダー)は、両建て取引を認めている海外FX業者です。
加えて両建てに際した特徴や禁止事項、注意点なども多くあります。
特に悪質な取引には厳しく、最悪の場合ペナルティを受け、口座凍結になる可能性も・・
そこで本記事では、ThreeTraderの両建てに関するルールや制限、方法などの情報をまとめました!
この記事を最後まで読むことで、事前にThreeTraderでの両建て取引の失敗を防げるでしょう。
ぜひこの記事を参考に、ThreeTraderで安全かつ効率の良いトレードを行ってみてください!
関連:ThreeTraderの評判・口コミは?知っておきたい安全性やメリット・デメリット
ThreeTraderの両建てとは?
ThreeTraderの両建てとは、ひとつの通貨ペアの「売りポジション」と「買いポジション」を同時に持つトレード手法です。
ThreeTraderでは両建てが認められており、別口座を使った両建てが可能となっています。
つまり、ドル円が1ドル107円に上がれば売りポジションが損をし、買いポジションが利益を出すことになるのです。
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このように、相場が上がる場合と下がる場合の両方に備えて、ポジションを取れるのが両建ての特徴です。
ThreeTraderの両建てのルール
次に、ThreeTraderの両建てのルールを解説していきます。
ThreeTraderの両建てのルールは、以下のとおりです。
それぞれを順に見ていきましょう。
両建ては禁止されていない
ThreeTraderでは、両建てを禁止していません。規定のルールさえ守れば両建ては可能です。
規定のルールに関しては、以下で解説していきます。
禁止されている海外FX業者との両建ては禁止
ThreeTraderでは。複数の海外FX業者との両建ては禁止されていません。
ただし、一方の海外FX業者が両建てを禁止している場合は、両建てを行うことはできません。
ThreeTrader内での口座間では可能
ThreeTraderでは、他の海外FX業者との両建ては禁止ですが、ThreeTraderの口座間での両建ては可能となっています。
たとえば、ThreeTraderで提供されてる「Rawゼロ口座」と「Pureスプレッド口座」では、それぞれに売りポジションと買いポジションを持つことが可能です。
また、ひとつの口座タイプで複数口座を展開した場合でも、売りポジションと買いポジションをそれぞれ保有しても問題ありません。
ThreeTraderの両建てのメリット
ThreeTraderの両建てのルールを理解したところで、続いてThreeTraderの両建てのメリットを解説していきます。
先に結論をお伝えすると、ThreeTraderの両建てのメリットは以下のとおりです。
それぞれの両建てのメリットを順番に解説していきます。
レンジ相場でも利益が狙える
ThreeTraderの両建てでは、レンジ相場でも利益が狙えます。
価格が一方向に伸びず、一定の価格水準を維持している相場。
レンジ相場では、上下の波がはっきりしています。そのため、両建てが最も有効な相場と言えるでしょう。
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また、レンジ相場の特性上、リスクを抑えた投資ができます。
リスク分散のひとつの手法として、両建てを取り入れてもよいかもしれません。
両建てをすると証拠金が0になる
2つ目のメリットは、両建てすると証拠金が0になることです。
ポジションを持っていない状態と同じ状況。
たとえば、買いポジションと売りポジションを同じロット数でエントリーした両建ての場合、それぞれのポジションを保有するための証拠金は0になります。
その分証拠金に余裕ができるので、新たにポジションを保有することも可能です。
強制ロスカットを回避できる
3つ目のメリットは、強制ロスカットを回避できる点です。
ThreeTraderは、ロスカット水準が20%に設定されており、含み損が拡大して証拠金維持率が20%を切ると強制決済になります。
たとえば、買いポジションを保有している際、レートが思惑と逆行し、ロスカット水準に近づいたとしましょう。そこで、同じロットの売りポジションを追加で持ったとします。
すると証拠金は0になり、損失額も固定されます。よって、これ以上レートが逆行しても強制ロスカットが執行されることはなくなるのです。
特に高いレバレッジでトレードする方にとっては、両建ては一時的にロスカットを防ぐ手段として有効ですよ。
ThreeTraderの両建ての注意点
次に、ThreeTraderの両建ての注意点について解説していきます。
それぞれの両建ての注意点を具体的に見ていきましょう。
経済指標に発表時の両建ては禁止ではないが危険
ひとつ目の注意点は、経済指標発表時の両建ては禁止ではないが危険な点です。
危険な理由は、経済指標や経済ニュースが発表時になると、急にボラティリティーが高まり値動きも荒くなるからですね。
ThreeTraderでは、経済指標発表時に両建てすることを禁止はしていません。しかし、値動きが荒い時の両建ては難易度が高く危険です。
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両建てのエントリーのタイミングが悪かったりポジションの解消に失敗してしまうと、一瞬で多額の資金を失ってしまう可能性があります。
経済指標発表時には、両建ては控えるか、両建ての仕組みをしっかり理解してからエントリーしましょう。
禁止されている両建てがバレると口座凍結の可能性も
ThreeTraderは、両建て取引を認めている海外FX業者です。しかし、悪質な取引には厳しく、ペナルティを受ける場合があるので注意しなくてはいけません。
規定のルールに反した両建てを行うと、最悪の場合、口座凍結や出金拒否などの処置を取られる危険性があります。
ThreeTraderで両建てする際は、規定のルールに注意して行いましょう。
両建ては可能だがゼロカットは対象外
ThreeTraderでは両建ては可能ですが、ゼロカットは対象外となっています。
たとえば、一方の口座がマイナス残高になっても、ゼロカットにはなりません。
なお、故意にゼロカットを狙っていなければ、ゼロカットされる可能性もあるようです。しかし、意図的にゼロカットを狙った場合は補填されない可能性があります。
両建て取引の際には、ゼロカットに注意して取引を行いましょう。
ThreeTraderの両建てに関するよくある質問
最後に、ThreeTraderの両建てに関するよくある質問をQ&A形式でお答えていきます。
それぞれを順番に見ていきましょう。
ThreeTraderの両建てのデメリットは?
ThreeTraderの両建てのデメリットは、ロスカットされやすくなる点です。
海外FX業者が決めた証拠金維持率を下回ると強制的に決済されるもの。
相場が急変することで損失が増えたり、スワップポイントのマイナスが大きくなったりすると、証拠金維持の水準を下回る可能性が高いでしょう。
そのため、両建てはロスカットを生じさせる可能性が上がるので、注意が必要です。
なぜ両建てを禁止している海外FX業者が存在するの?
両建てを禁止している海外FX業者が存在する理由は、理論上必ず勝てるトレード手法だからです。
特にボーナスとゼロカットを利用した両建て取引に関しては、厳重に取り締まりされています。
たとえば、ゼロカット適用分をボーナスに置き換えた場合、損失はFX業者の負担となってしまいます。
こうした両建てを禁止している海外FX業者の場合、違反すると口座凍結や利益の取り消しとなる可能性があるので注意が必要です。
両建てがなぜバレるのか?
金額の大きさに関係なく、海外FX業者での両建ては、ほぼ100%バレてしまいます。
両建て取引がバレる理由は、主に以下の2つです。
- MT4やMT5などの取引ツールは、履歴が海外FX業者間で共有できる
- 同じLP(リクイディティプロバイダー)や仲介業者を利用しているFX業者が多い
MT4やMT5の取引履歴は、FX業者側で確認できます。そのため、取引情報が共有されると両建ての有無はすぐにバレてしまうのです。
また、海外FX業者の利用するLPや、ブリッジという売買注文を仲介する業者が同一の場合は、同じサーバーで注文が通されるため、この場合も両建てがバレてしまうでしょう。
ThreeTraderの証拠金維持率は?
ThreeTraderの証拠金維持率は、20%となっています。
他の海外FX業者と比べても、ThreeTraderの証拠金維持率は平均的な数値です。
海外FXでは、20%前後に定められていることが多い傾向です。
ThreeTraderの最大ポジションは?
ThreeTraderの最大ポジションは、200ロットまでとなっています。
注文回数に関わらず200ロットに達したら、それ以上はポジションを持つことができません。
他の海外FX業者では注文回数での制限がかかることが多いです。しかし、ThreeTraderの場合は200ロットまでしか保有できないので注意しておきましょう。
ThreeTraderの両建てまとめ
今回は、ThreeTraderの両建てについて解説しました。
ThreeTraderでは、それぞれの口座間では両建てが可能となっています。
また、他の海外FX業者との両建ては禁止されていますので、両建て取引を行う際は十分に注意しましょう。
なお、まだThreeTraderの口座を持っていない方は、ThreeTraderの口座開設方法から口座開設して実際にThreeTraderで両建て取引を体験してみてください。
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逆にドル円が1ドル104円に下がれば、買いポジションが損をし、売りポジションが利益を出すことになります。