XM(XMTrading)では、FX取引を専用の仮想サーバーで行える無料のVPS(Virtual Pribate Server)を提供しています。
XMのVPSを使えば、FX取引専用のサーバーでより高い約定力でのトレードが可能です。
以下のようなトレーダーであれば、XMTradingの無料VPSの利用をおすすめします。
- XMで自動売買・EA取引をしたい方
- スキャルピングトレードがメインの方
- 口座残高1,000ドル以上、毎月の取引数が5ロット以上の方
この記事では、XMの無料VPSのスペックや利用条件、申し込み方法を解説していきます。
XM(XMTrading)のVPSを利用して自動売買・EA取引をしたい方はぜひ最後まで読んでみてください。
口座タイプ | 特徴 |
---|---|
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XMTradingの評判・口コミは、以下の記事に詳しくまとめています。
関連:XMTrading(エックスエム)の評判・口コミ・安全性を徹底評価!
XMTradingの無料VPSとは?
XMの無料VPSとは、XMTradingで利用可能な「Virtual Private Server(仮想専用サーバー)」のことです。
FX取引をするためには、通常ご自身のPCにMT4・MT5をダウンロードしてトレードを行います。しかし、自動売買(EA取引)では24時間PCを稼働させる必要があるため、PCへの負荷を避けることはできません。
そこでVPSを利用することで、ご自身のPCではなく仮想サーバー上のMT4・MT5を使ってFXトレードができるようになるのです。
- 通信速度が上がる
- MT4・MT5を24時間稼働できる
- パソコンの消耗を抑えられる
- 火災や停電によるEA停止リスクが無い
EAでの自動売買取引や、約定力が重要なスキャルピング取引にはVPSは必須の取引環境と言えるでしょう。
FX取引のVPSは有料レンタルが基本ですが、XMTradingでは一定条件を満たせば無料でVPSが利用可能です。
そこでここでは、XMTradingのVPSの
を見ていきましょう。
XMのVPSのスペック・性能
XM(XMTrading)の無料VPSのスペック・性能は以下のとおりです。
項目 | スペック |
---|---|
OS | Windows 2012 R2 |
CPU | 1コア |
メモリ | 1.3GB |
ディスク容量 | 25GB |
性能を見る限り特別スペックが高いとは言えませんが、無料VPSとしてはまずまずのスペックと言えるでしょう。
VPSの最も重要な要素である「メモリ」も、1.3GBと通常利用には十分のスペックを備えています。MT4・MT5を複数稼働する程度であれば全く問題ありません。
よほど負荷の大きいEAを使わない限りは、スペックで不満を感じることはないでしょう。
無料VPSの利用条件
XM(XMTrading)でVPSを利用するためには、通常ですと毎月28ドル(3,780円)の契約手数料がかかります。
しかし、以下の条件を満たすことでXMTradingのVPSを無料で利用することが可能です。
口座残高 | 1,000ドル (約13万5000円) |
---|---|
取引ロット数 | 5ロット以上 (FX通貨ペア・ゴールド・シルバー) |
2024年7月更新
XMTradingでは、2022年6月に無料VPSの利用条件が5,000ドルから1,000ドルに引き下げられました。
XMTradingの無料VPSの利用条件は、かなり緩く設定されているため条件を満たせる方であれば利用しない手はありません。
利用条件の判定は、以下の期間に行われます。
- XMのVPSを申し込みをした時点
- 毎月1日
この期間に利用条件を満たしていないと、有料契約となり毎月28ドル(3,780円)が口座から差し引かれます。
また、口座残高1000ドルの条件には、XMの入金ボーナスや口座開設ボーナスは含まれないので注意しましょう。
海外FX
オンライン
VPSを解約してしまうと、すべてのデータが消失するのでご注意ください。
XMの無料VPSがおすすめな理由
次に、XMTradingの無料VPSをおすすめする3つの理由を説明していきます。
XM取引サーバーから近い
XM(XMTrading)が提供しているVPSは、XMのデータセンター(ロンドン)から約1.5kmの位置にあります。
ご自身のPCで取引する場合は、日本→ロンドンまでの物理的な距離があるため、注文してもすぐに約定するとは限りません。
しかし、XMのデータセンターから近いVPSからの注文であれば、ほぼ遅延なしで約定することができるのです。
XMTradingの取引サーバーから近いVPSの利用は、XMTradingで取引する上では大きなメリットになるでしょう。
Beeks社のVPSが利用できる
XM(XMTrading)では、VPSサービス会社として評判のいい「Beeks社」のVPSを利用できます。
Beeks社は、個人向けのVPSを提供しており、自動売買取引のVPSサービス会社としては、世界最大の会社です。
運用実績も十分ですので、安心してVPSを利用できるでしょう。
Beeks社には日本語版のウェブサイトもあるので、初めてVPSを使う人でも使いやすいVPS会社となっています。
無料VPSの利用条件が緩い
XMTradingでは、無料VPSの利用条件が他の海外FXの業者よりも緩く設定されています。
無料VPSの利用条件を比較してみましょう。
口座残高 | 取引量 | |
---|---|---|
XMTrading | 1000ドル以上 | 5ロット/月 |
FXGT | 5000ドル以上 | 5ロット/月 |
Exness | 500ドル以上の入金 余剰証拠金100ドル以上 |
– |
XM(XMTrading)以外のFX業者でも無料VPSを提供しているところはありますが、口座残高の条件が厳しいFX業者が多いです。
これからVPSを利用する方なら、まずは条件の緩いXMの無料VPSから試してみると良いでしょう。
XMTradingの無料VPSがおすすめな人
XMTradingの無料VPSは、以下のようなトレーダーにおすすめです。
自動売買(EA)取引がしたい方
自動売買(EA)トレードをする方にとっては、VPSの利用は必要不可欠です。
EAで自動売買するためには、MT4・MT5を24時間稼働させなければなりません。
しかし、VPSを利用せずに自分のPCでのMT4・MT5を動かすと以下のデメリットがあります。
- PCを24時間起動させる必要がある
- 火事や停電などによるEA停止のリスク
- PCの消耗が速い
PCへの負担やEA停止のリスクを考えると、ご自身のPCでEAを稼働し続けるのは現実的ではありません。
加えて、VPSの高い約定力があればEAの性能を最大限活かすことが可能です。自動売買トレードをしたい方は、XMの無料VPSの導入を検討してみましょう。
XM(XMTrading)の自動売買(EA)取引については、「XMTradingのEA・自動売買で儲かる人とは?おすすめの選び方や設定方法も」で詳しく解説しています。
スキャルピング取引がメインの方
スキャルピング取引がメインの方も、XMの無料VPSの利用をおすすめします。
スキャルピングは、数pipsの小さい値幅を狙って数秒~数十秒の間で行う超短期のトレード手法です。
一瞬の判断が重要なスキャルピングでは、約定力の高さが利益に直結します。
一瞬の遅延で利益を逃さないためにも、XMTradingの無料VPSの導入を検討しましょう。
関連:XMはスキャルピング禁止?難しい・向かない理由やおすすめ手法まとめ
XMの無料VPSの使い方・設定方法
続いて、XM(XMTrading)の無料VPSの使い方や設定方法を解説していきます。
ここでは、
- XM公式サイトからのVPS申し込み方法
- VPSの接続方法
を見ていきましょう。
VPSの申し込み方法
XMTradingのVPSの申し込み方法は以下のとおりです。
- XM公式サイトにログインする
- VPS申し込みページを開く
- VPSをリクエストする
- 「確定」をクリックする
①XM公式サイトにログインする
まずは、XMの会員ページにログインします。
XMの口座開設がお済みでない方は、以下のリンクから口座開設できます。
>XMTradingの口座開設はこちら
②VPS申し込みページを開く
「口座」メニューから「VPS」を選択して、XMのVPS申し込みページを開きます。
③VPSをリクエストする
VPS利用時の注意事項を確認して、「VPSをリクエストする」をクリックします。
無料VPSの利用基準を満たしている場合は、「あなたの口座は無料でVPSを利用できます」というメッセージが表示されます。
条件を満たしていない場合は、毎月28ドルの手数料がかかることに注意しましょう。
※口座残高が28ドル未満の場合、「入金」ボタンのみが表示されます。
「確定」をクリックする
VPSのリクエスト確定画面が表示されたら、「確定」をクリックしてください。
以上で、XM公式サイトからのVPS申し込み手順は終了です。
続いて、VPSへの接続方法を見ていきましょう。
VPSへの接続方法
XMTradingのVPSの接続方法は以下のとおりです。
- Beeks社からのメールを確認する
- VPSファイルをダウンロードする
- 「接続」をクリック
- VPSにログインする
①Beeks社からのメールを確認する
XM公式サイトからのVPS申し込みが確定すると、Beeks社から「Welcome to BeeksFinancial Cloud」というメールが届きます。
メールを確認して、ログインに必要な以下の内容をメモしておきましょう。
- Username(ユーザー名)
- Initial Password(初期パスワード)
②VPSファイルをダウンロードする
Beeks社からのメールの「Download RDP File」をクリックして、VPSに接続するためのRDPファイルをダウンロードします。
※Macユーザーの方は、「Microsoft Remote Desktop」というアプリをApp Storeでインストールする必要があります。
ファイルのダウンロードが完了すると、デスクトップに「Beeksfx」というアイコンが表示されます。
③「接続」をクリックする
VPSファイルを開くと、「このリモート接続の発行元を識別できません。接続しますか?」と表示されるので、「接続」をクリックします。
④VPSにログインする
VPSのログイン画面が表示されるので、Beeks社のメールに記載されている「Username(ユーザー名)」と「Initial Password(初期パスワード」を入力してログインします。
初めてVPSに接続する場合は、初期パスワードを変更する必要があります。
MT4をインストールする
VPS画面が表示されたら、MT4をインストールしていきましょう。
VPSのトップ画面には、MT4のインストーラーがすでに設置されていますが、日本向けのVPSを利用するためにはXM公式サイトからMT4をインストールする必要があります。
XMTrading取引プラットフォームページから、MT4・MT5をダウンロードしましょう。
以上で、XMTradingのVPSへの接続は完了です。
よくある質問
最後に、XMTradingのVPSに関するよくある質問に回答していきます。
XMのVPSのスペックは?
XMTradingの無料VPSのスペックはこちらです。
OS | Windows 2012 R2 |
---|---|
CPU | 1コア |
メモリ | 1.3GB |
ディスク容量 | 25GB |
無料VPSの利用条件は?
XMTradingの無料VPSの利用条件は、口座残高1000ドル(約13万5000円)、1ヶ月で5ロット以上の取引です。
なお、口座残高1000ドルの条件にはXMのボーナスは含まれません。また、5ロットの取引の対象はFX・ゴールド・シルバーのみです。
※月28ドル(3,780円)で有料でも利用可能です。
VPSはスマホでも利用できる?
はい、可能です。XMTradingのVPSにスマホからアクセスするためには、「Microsoftリモートデスクトップ」というアプリが必要です。
iPhone・Andoroidにそれぞれ対応しているので、アプリストアからダウンロードしてみてください。
VPSに接続できない場合は?
XMTradingのVPSに接続できない場合は、まずはログインIDやパスワードが間違っていないか確認してみましょう。
ログインIDやパスワードが間違っているとVPSに接続できません。
それでも接続できない場合は、XMの公式サポートか、Beek社のサポートセンターに直接問い合わせて見ましょう。
XMのVPSは日本語対応していますか?
XMTradingでは、Beeks社という海外のVPS提供サービス会社のVPSを契約します。
VPSを利用するためには、Beeks社から届く英語のメールで対応しなければなりません。
ただし、Beeks社には日本語サポートがあるため、VPSの使い方や接続方法で困った場合は日本語で行えます。
XMのVPSの解約方法は?
XMTrading会員ページから、「VPS取消しをリクエストする」を選択することでVPSを解約できます。
また、口座残高が28ドルを下回った場合は、自動的にVPSが解約されます。
XMのVPSで日本語が文字化けした場合は?
XMVPSのMT4で、日本語が文字化けしてしまう場合があるようです。
VPSのMT4日本語が文字化けした場合は、以下の手順を試してみてください。
- コントロールパネルを開く
- 「時計と地域」→「地域」を開く
- 「管理」タブの「システムロケールの変更」をクリック
- 「現在のシステムロケール」を「日本語」に設定する
- パソコンを再起動する
まとめ
XMTradingでは、以下の条件を満たすだけで無料VPSを利用できます。
- 口座残高1,000ドル以上
- 1ヶ月に5ロット以上の取引
XMTradingの無料VPSの利用条件は、他の海外FXの業者と比較しても緩くなっています。
利用者の多いBeeks社のVPSを契約しているので、初めてVPSを使う方でも安心して利用できますね。
スキャルピングやEAトレードをしている方以外でも、高い約定力で取引したい方はぜひXMの無料VPSを試してみてください。
XM以外の無料VPSが使える海外FXの業者については、「海外FXのVPS無料業者おすすめ4選!VPSの仕組みやメリット・デメリットも解説」の記事をご覧ください。
口座残高が不足するとVPS契約は自動で解約されます。