FXGTには禁止事項や禁止取引があり、行うと最悪の場合は出金拒否やアカウント凍結される可能性があります。
禁止事項・規約違反の行為には意外なものも含まれているので、うっかり行わないよう事前に詳細を把握しておくことが重要です。
この記事では、FXGTでやってはいけない7つの禁止事項と、行った場合に課せられるペナルティなどについて、徹底的に解説していきます。
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FXGTの禁止事項・規約違反一覧【徹底解説】
FXGTには以下7つの禁止事項があります。まずは全ての項目を詳しく見ていきましょう。
同一人物による複数アカウントの作成・利用
FXGTでは、同一人物が複数のアカウントを開設し口座利用することを禁止しています。
その理由の一つとして、FXGTのメリットである口座開設ボーナスや入金ボーナスについて、複数回の取得をはじめとした不正利用を防止する目的があります。
ただしFXGTでは、一つのアカウント内で複数の追加口座を開設することは認められており、最大8つまでの取引口座を利用することが可能となっています。
同一IPアドレスによる複数アカウントへのアクセス
FXGTでは、同一IPアドレスから複数のアカウントへアクセスすると、「同一人物による複数アカウントの作成・利用」とみなされ、禁止事項に抵触していると判断される恐れがあります。
この禁止事項は、ユーザー本人に意図はなくても、以下のような場合に起きる可能性があります。
- 家族や同居人など、同じインターネット回線を使う人がそれぞれのFXGTアカウントを開設している場合
- トレード仲間が家に遊びに来て、自分のMT4/MT5からその人のFXGTアカウントにログインした場合
このような自体を防ぐためにも、FXGTでアカウント登録を行った際は早めに本人確認を済ませて、アクセスしているのが自分とは別人であることを証明できるようにしておきましょう。
現役トレーダー
クレジットカードの認証をしない
FXGTでは決済方法としてクレジットカードやデビットカードも扱っていますが、初めて入金に使用したカードについては、入金手続き後にカード情報の提供が必要になります。
現役トレーダー
追加情報の提供を怠った場合、規約違反とみなされ処罰の対象になるおそれがあります。
カード入金を行った後は、以下の情報が確認できる使用したカードの鮮明な写真(表面、裏面とも)をアップロードしておきましょう。
- カード名義
- 発行会社名
- カード番号の下4桁、または最初の4桁
- 有効期限
- カード名義人による署名
(ネームレスカードの場合、所有者を証明する書類提出の必要あり)
こうしたカード情報の提供は、カード1枚につき初回利用時のみで大丈夫です。
裁定取引(アービトラージ)
裁定取引は「アービトラージ」とも呼ばれ、同一または同じ性質を持った金融商品の価格の違いを利用して利益を出す取引方法のことです。
FXGTなどのFX業者が提供しているレートは絶対的なものではなく、提携しているリクイディティプロバイダーから提供されたレートを抽出してMT5/MT4上に提示しているため、業者によってレートが異なることがあります。
例えばFX業者AとFX業者Bで、ユーロドルのレートに以下のような違いがあったとします。
- FX業者A→1.07500
- FX業者B→1.07300
上記のようなレートであれば、価格の安い業者で買い、高い業者で売ることで確実に利益を狙うことができます。
現役トレーダー
アービトラージは「サヤ取り」とも呼ばれる一つの取引方法ですが、FXGTをはじめ多くの海外FX業者で禁止されているため行わないようにしてください。
他口座間・複数人での両建て
両建てとは、同一または同じ性質を持った金融商品に対して、ロングとショートのポジションを同時に建てるヘッジ取引のことです。
これには、1銘柄の完全な両建てだけではなく、例えばユーロドルとユーロ円のように関連する銘柄を利用した両建てや、さらに複数の銘柄とポジションを利用した両建ても含まれます。
FXGTでは、個人が所有する複数口座を利用した両建てや、友人・グループによる複数人での両建てなど、他口座間の全ての両建てが禁止されています。
現役トレーダー
その大きな理由は、ボーナスやゼロカットの悪用を防ぐためです。
(ゼロカットの悪用とみなされた場合、マイナス残高はリセットされず、追証を求められる可能性あり)
さらに、以下のように取引方法によっては、ユーザーが意図しない他口座間の両建てが起きる可能性があります。
- スイングトレード用の口座Aでロングポジションを持ちながら、スキャルピング用の口座Bで同銘柄のショートポジションを持つことで両建てが発生
- 複数の口座で戦略の異なるEAを走らせ、意図せず両建てが発生
この場合でも、禁止事項に抵触する両建てとしてみなされ、罰則が課せられる可能性があります。(FXGTサポートに確認済み)
特にEAを含む複数の戦略を使う際は、予期せぬ両建てが起きやすいので注意しましょう。
関連:FXGTは両建てOK?悪質な両建てはバレる?バレない?
インフラの弱点を突く取引
FXGTでは、レートのエラーや接続遅延などのシステムトラブルを利用した取引を禁止しています。
また、外部ツールを使って極端に大量の注文決済を行い、FXGTのサーバーやシステムに負荷をかけるようなインフラの弱点を突く取引も行ってはいけません。
現役トレーダー
反対に、FXGTのシステムトラブルによってユーザーが不当な損失を受けた場合は、補償などの対応が取られる場合もあります。
窓開け・窓埋めを狙う悪質な取引
窓開けとは、それぞれの時間のローソク足などで、終値と始値が乖離することを指します。反対に窓埋めとは、その乖離を埋めに行く値動きのことですね。
FXGTでは、週初めの窓開け・窓埋めを狙う取引自体は禁止していません。
しかし、こうした市場の特性を把握した上で、ゼロカットの悪用となるようなハイレバレッジ取引を行った場合、ユーザーが負うべきリスクをFXGTが負担し損する形になるので禁止事項に含まれています。
FXGTでの禁止事項・規約違反によるペナルティ
FXGTで禁止事項を行なった場合、運が良ければ注意勧告などが行われることもありますが、悪質なものはすぐに処罰の対象になる可能性があります。
ここからは、FXGTの禁止事項のペナルティとして以下2点を確認していきましょう。
禁止事項のペナルティ①利益取り消し・出金拒否
FXGTで禁止事項を行なった場合、当該取引によって得た利益を取り消されたり、出金拒否をされる可能性があります。
FXGTそのものは悪質な出金拒否を行わない業者ですが、ユーザーがルール違反を行なった場合は、ペナルティとして出金拒否される場合もあるので注意しましょう。
関連:FXGTは出金拒否する危険性あり?出金できない原因10選と確実に利益を確保する3つの対処法
禁止事項のペナルティ②口座凍結・アカウント停止
FXGTで禁止事項を行なった場合の最も重いペナルティとして、口座凍結やアカウント停止があります。
この場合、対象となるアカウントへはアクセスができなくなるため出金なども行えません。また、同じ人物がFXGTで新規アカウントを作り直すこともできません。
現役トレーダー
こうした事態にならないよう、禁止事項やその疑いがもたれるような行為は絶対に行わないようにしましょう。
FXGTで禁止事項ではない取引
FXGTの禁止事項とペナルティを把握した上で、ここからはFXGTの禁止事項に該当せず、行っても問題ない取引方法・行為を紹介します。
FXGT同一口座内での両建て
FXGTでは、同じ取引口座内の両建てに限り許可しています。
ただし、意図的なものやそうでないものも含め、FXGTアカウント内の複数口座や、FXGTと他業者との口座間で発生する両建ては全て禁止していますのでご注意ください。
スキャルピングトレード
海外FXの中でも禁止している業者があるスキャルピングですが、FXGTでは問題なく行えます。
特にプロ口座やECN口座は、FX通貨ペア・仮想通貨銘柄のスプレッドが他社と比べて非常に狭いうえに、最大1000倍のハイレバレッジで取引可能です。FXGTはスキャルピングに適した海外FX業者といえるでしょう。
関連:FXGTはスキャルピング可能!禁止事項やデメリットも隠さず解説
経済指標・雇用統計発表時のトレード
FXGTでは経済指標や雇用統計発表時のトレードに制限がなく、自由に取引を行えます。
ただしこの場合でも、ゼロカットの悪用とみなされるような両建てや取引方法はペナルティの対象なのでご注意ください。
指標発表時は短時間で大きな値幅を作ることもあり、トレードスタイルによっては取引のチャンスです。
しかし、一方向に動くだけではなく、場合によってはレートが乱高下したりスプレッドの拡大やスリッページの発生なども多いため、実際に指標トレードを行う際は十分な注意が必要です。
EA(自動売買)取引
FXGTでは、EA(MT4やMT5で動作する自動売買プログラム)を利用した取引を禁止していません。
ただし、複数の口座でEAを走らせたりすると、思いがけなく他口座間の両建てが起きてしまう可能性があります。その場合もペナルティの対象になる可能性があるので、注意が必要です。
関連:FXGTの自動売買(EA)導入手順と注意点!無料で利用するには?
よくある質問
最後にFXGTの禁止事項について、よくある質問と回答を見ていきましょう。
FXGTの禁止事項は?
FXGTには以下7つの禁止事項があります。
- 同一人物による複数アカウントの作成・利用
- 同一IPアドレスによる複数アカウントへのアクセス
- クレジットカードの認証をしない
- 裁定取引(アービトラージ)
- 他口座間・複数人での両建て
- インフラの弱点を突く取引
- 窓開け・窓埋めを狙う悪質な取引
こうした禁止事項には、ボーナスやゼロカットの悪用などFXGTにとって損失になる行為を防ぐ目的があります。
FXGTで禁止事項の両建て取引を教えてください。
FXGTでは同一口座内の両建てに限り認めていますが、自分がFXGTアカウント内に所有する複数の口座を使った両建てや、他業者の口座を使った両建て、グループを組んでの他口座間の両建ては全て禁止されています。
スキャルピングのような短時間の取引でも、サーバーに残っている履歴を調べれば簡単に分かるので、絶対に行わないようにしましょう。
禁止事項・規約違反を行うとどうなりますか?
FXGTで禁止事項を行なった場合、以下のような罰則が課せられる可能性があります。
- 利益取り消し・出金拒否
- 口座凍結・アカウント停止
ユーザーに落ち度がある場合、こうした罰則は取り消せないことがほとんど。
くれぐれも禁止事項・規約違反の行為は行わないようにしましょう。
FXGTで仮想通貨のスキャルピングは可能ですか?
FXGTでは、仮想通貨を含め全ての取引銘柄でスキャルピングが許可されています。
特に仮想通貨の場合、最大1000倍のレバレッジや他社と比べても狭いスプレッドなど、FXGTではより優れた条件でスキャルピングをすることが可能です。
FXGTで出金拒否・出金できないトラブルが起きたことはありますか?
FXGTそのものは、悪質な出金拒否を行う海外FX業者ではありません。
しかし、ユーザーが禁止事項や規約違反行為を行なった場合は、罰則として利益を取り消されたり出金拒否される可能性があります。
FXGTの禁止事項まとめ
以上、FXGTの禁止事項・規約違反行為やペナルティを解説してきました。
FXGTでは、業者側が一方的に不利になるようなボーナスの不正使用やゼロカットの悪用を防ぐために、以下7つの禁止事項を設けています。
- 同一人物による複数アカウントの作成・利用
- 同一IPアドレスによる複数アカウントへのアクセス
- クレジットカードの認証をしない
- 裁定取引(アービトラージ)
- 他口座間・複数人での両建て
- インフラの弱点を突く取引
- 窓開け・窓埋めを狙う悪質な取引
禁止行為・規約違反を行うと、出金拒否やアカウント凍結などの処罰を受ける可能性があるので、絶対に行わないようにしましょう。
すでにFXGTで口座凍結されてしまっているという方は、「FXGTで口座凍結(休眠口座)された?原因と解除方法」の記事もあわせて参考にしてみてください。
FXGTサポートの方で同一人物ではないことが確認されると、規約違反によるペナルティは解除されます。