海外FX業者のTitanFX(タイタンFX)では、法人口座の開設が可能です。
安定的に利益が出るようになり、個人口座で取引し続けた場合、所得税と住民税を合わせると最大55%もの税率が課されてしまいます。
一方、法人口座なら、市町村により多少異なるものの、税率は最大でも約35%程度です。
「海外FXでの税金が高いかな?」と感じたのであれば、TitanFXの法人口座の開設により、様々なメリットが受けられる可能性があります。
法人口座開設のメリットや法人口座開設のタイミングは以下記事も参考にしてください。
>>海外FXの法人口座おすすめ3選!法人化のメリットやタイミング&税金税率まとめ
この記事では、TitanFXの法人口座開設に必要な書類や口座開設の手順、法人口座に関する注意点を解説しています。
TitanFXの法人口座の開設を考えているのであれば、是非参考にしてください。
TitanFXの法人口座開設に必要な書類
TitanFX(タイタンFX)の法人口座開設に必要な書類は、国内・海外法人により異なります。
それぞれ法人で口座開設する際に必要となる書類を確認していきましょう。
国内法人を利用して開設する際の必要書類
国内法人がTitanFX(タイタンFX)の法人口座を開設するには、以下の書類が必要です。
- 会社の登記簿謄本:履歴事項全部証明書(発行から6か月以内)
- 有効期限内の写真付きの身分証(運転免許証、マイナンバーカードなど)を使用し撮影された役員・実質的支配者様全員分の顔写真付き身分証のセルフィ
- 役員・実質的支配者様全員分の現住所証明書(発行から6か月以内の公共料金の請求書、銀行やクレジットカードの利用明細書など)
- 役員および実質的支配者の証明書(TitanFX側よりテンプレートをダウンロード、記入の上提出)
口座開設の際は、書類のアップロードが必要です。
海外法人を利用して開設する際の必要書類
海外法人がTitanFX(タイタンFX)の法人口座を開設するには、以下の書類が必要です。
- 有効期限内の写真付きの身分証(運転免許証、マイナンバーカードなど)を使用し撮影された役員・実質的支配者様全員分の顔写真付き身分証のセルフィ
- 役員・実質的支配者様全員分の現住所証明書(発行から6か月以内の公共料金の請求書、銀行やクレジットカードの利用明細書など)
- 役員および実質的支配者の証明書(TitanFX側よりテンプレートをダウンロード、記入の上提出)
>>※法人様の所在国や役員・実質的支配者様の居住国によって別途追加書類の提出をお願いする場合がございます。
口座開設の際は、書類のアップロードが必要です。
TitanFX法人口座の注意点
TitanFX(タイタンFX)の法人口座を開設する際は、以下の点に注意が必要です。
- 入金時は取引口座名義と入金先の名義が同一でなければならない
- 法人口座から個人口座に切り替えできない
- 利益の出金が自由にできない
- 口座解約には時間がかかる
いずれの注意点も法人口座開設前に知っておくと便利な知識です。
法人口座開設にあたり、余計な手間を省くためにも参考にしてください。
入金時は取引口座名義と入金先の名義が同一でなければならない
TitanFX(タイタンFX)では法人口座開設後、取引口座へ入金する際には、取引口座名義と入金先の名義が同一でなければいけません。
個人名義の入金口座(例えばbitwallet口座)しか持っていない場合、新たに法人名義の口座を作成しないと、TitanFXの法人口座に入金はできませんのでご注意ください。
法人口座へ入金する際は、入金方法の名義が法人名義と同じかどうか、事前に確認してください。
法人口座から個人口座に切り替えできない
TitanFX(タイタンFX)では、すでに開設している法人口座を個人口座に切り替えての利用はできません。
したがって、個人口座で取引をしたい場合、新たに個人口座の開設が必要です。
個人口座の開設は、以下の手順で簡単に行えます。
- TitanFXの口座開設フォームにアクセス
- メールアドレスとパスワードを設定しユーザー登録
- プラットフォーム(MT4、MT5)、口座タイプ(スタンダード口座、ブレード口座、マイクロ口座)、レバレッジ(1:1~1,000:1)ベース通貨(JPY、USD、SGD、EUR)の選択
- お客様情報を入力(名、姓、生年月日、現住所、国名)
- SMS認証およびメールアドレス認証
以上で口座開設は完了です。
本人確認手続きが未了の場合でも、口座開設のみでクレジットカードなどからの入金は行えます。
入金反映後はすぐに取引可能です。
ただし、口座開設のみで、本人確認手続きが未了の場合、出金ができないなどの一部機能は制限されます。
TitanFX(タイタンFX)の口座開設方法と本人確認の手順を画像付きで解説。口座開設のときに気を付けるべき点や入力事項の例も全て細かく記載しています。
法人口座の利益の出金は自由にできない
法人口座開設後の取引により獲得した利益はあくまでも会社のものなので、個人の事情による好き勝手な出金はできません。
もちろん、個人的な支出の支払いを法人口座の利益ではまかなえません。
法人口座の利益を個人的な支出に充てるには、役員報酬として支給する必要があります。
また、役員報酬には所得税がかかるため、「累進課税が適用される」「役員報酬の金額変更は自由に行えない」といったポイントも合わせて注意してください。
このような事情も鑑みて役員報酬の金額設定は行うべできでしょう。
法人口座開設前に税理士の意見を聞くなど、慎重に決定する必要があります。
>>【FP監修】海外FXの税金まとめ!計算方法から支払額シミュレーションまで完全解説
口座解約には時間がかかる
法人口座を解約するには、多少の時間はかかると想定しておきましょう。
法人口座を解約する際は、TitanFX(タイタンFX)に一度連絡する必要があります。
連絡後、登録したメールアドレス宛にTitanFXから法人口座解約にいての案内が届きます。
お客様情報などの必要な情報を記載後、TitanFXにメールの返信をしてください。
不備がなければ、TitanFX側で口座解約の手続きを進めます。
このように手続きにかかる時間や不備がある場合などを想定すると、ある余裕をもって解約手続きを進めることが大切です。
TitanFXの法人口座を開設する方法
TitanFX(タイタンFX)の法人口座の開設手順は、以下の通りです。
- ステップ①TitanFXの法人口座でユーザー登録
- ステップ②法人情報を登録
- ステップ③法人口座にログイン
- ステップ④法人の詳細入力と確認書類の提出
それぞれの開設手順を確認していきましょう。
ステップ①TitanFXの法人口座でユーザー登録
TitanFX(タイタンFX)の法人口座のユーザー登録は以下の方法で行います。
- TitanFXの公式ページで「リアル口座を開設」をクリック
- お申込み口座を選択:法人取引口座にチェック
- メールアドレス:法人取引口座へログインする際のメールアドレス
- パスワード:法人取引口座へログインする際のパスワード
- 同意事項にチェック
- 「さあ、始めましょう」をクリック
続いて取引口座の選択を行います。
- プラットフォーム:MT4、MT5いずれかのプラットフォームを選択
- 口座タイプ:スタンダード口座、ブレード口座、マイクロ口座から口座タイプを選択
- レバレッジ:1:1~1000:1の範囲でレバレッジを選択
- ベース通貨:JPY、USD、SGD、EURから取引口座で利用する基本通貨を選択
- 同意事項にチェック
「次へ」をクリックして、法人情報の登録を行います。
ステップ②法人情報を登録
お客様情報の入力を行います。
- 法人名:登記事項証明書(登記簿謄本)に記載されている法人名を半角アルファベットで入力
- 国名:国名を選択
- 電話番号を記入
- 住所:登記事項証明書(登記簿謄本)に記載されている住所を半角アルファベットで入力
- 「取引口座を開設する」をクリック
登録したメールアドレス宛てにTitanFXから「Titan FX IBプログラムへようこそ! (メール認証手続き要)」という表題のメールが届くので、メール内の「確認」をクリックし、口座の設定を行います。
ご登録内容によって、TitanFX側で確認が必要な場合があります。
その場合、TitanFX側での確認が完了後に口座設定が可能となります。
ステップ③法人口座にログイン
TitanFX(タイタンFX)の公式ページからログインを行い、法人口座の設定を行います。
ユーザー登録時に設定した法人取引口座へログインするための「メールアドレス」と「パスワード」を入力し「ログイン」をクリックします。
ステップ④法人の詳細入力と確認書類の提出
TitanFX(タイタンFX)へログイン後、表示されたメッセージ画面の「開始する」をクリックし、詳細情報の入力画面へ移動します。
以下の詳細情報を入力および選択を行います。
- 会社法人等番号(12桁)
- 会社設立の年月日
- 秘密の質問
- 秘密の質問の回答
次に、取締役情報の入力および選択を行います。
- 取締役の人数の選択
- 取締役の個人情報の入力
└名前
└生年月日
└住所
└市区町村
└都道府県
└郵便番号
続いて、実質的支配者の入力および選択を行います。
- 実質的支配者の人数の選択
- 実質的支配者の個人情報の入力
└名前
└生年月日
└住所
└市区町村
└都道府県
└郵便番号
全ての入力および選択が完了したら「次へ」をクリックします。
続いて、法人確認のため必要書類のアップロードを行います。
必要書類は日本法人と海外法人では異なるので「TitanFXの法人口座開設に必要な書類」まで戻って再度確認してください。
投資額に関する質問に回答し、取締役の本人確認書類をアップロードします。
以上で法人口座の開設手順はすべて完了です。
よくある質問
最後に、TitanFX(タイタンFX)の法人口座に関する、以下の「よくある質問」についてまとめています。
- 法人口座を開設するタイミングは?
- 法人口座のメリットは?
- TitanFXで口座維持費はかかる?
- TitanFXでCFD取引をするメリットは?
- TitanFXの口座タイプは?
- TitanFXの口座開設ボーナス内容は?
- TitanFXのブレード口座のスプレッドは?
それぞれの「よくある質問」についての回答をしていきます。
法人口座を開設するタイミングは?
法人口座を開設するタイミングは、年間所得が900万円を超えたあたりをひとつの目安として考えておくとよいでしょう。
しかし、900万円はあくまでもひとつの目安とすべきでしょう。
というのも、経費も含めると海外FX取引で獲得しなければならない利益は900万円以上になるからです。
法人口座では個人口座よりも維持管理にコストがかかり、設立の際もコストがかかります。
また、法人口座は個人口座よりも経費として計上できる範囲が広いため、経費を含む利益額にはかなりの差が出る可能性もあります。
したがって、所得金額だけでなく、個別の事情も考えなければならない点には注意してください。
法人口座のメリットは?
海外FXの法人口座の開設で得られるメリットは、以下の通りです。
- 経費として認めらる範囲が広がる
- 10年間の損失繰越ができる
- 損益通算できる範囲が広がる
- 個人口座よりも最大税率が低い
以上のように、コンスタントに利益を稼げるようになれば、法人口座開設による節税メリットは大きなものとなります。
TitanFXで口座維持費はかかる?
TitanFX(タイタンFX)の全ての口座タイプで口座の維持費は一切かかりません。
また、法人口座開設に伴う費用もかからないため、気軽に法人口座の開設が可能です。
TitanFXでCFD取引をするメリットは?
TitanFX(タイタンFX)でCFD取引をするメリットは、以下の通りです。
- CFD取引では最大1,000倍のレバレッジを利用できる
- CFD取引なら様々な金融商品の取引が可能
- CFD取引なら期限を気にせずに取引できる
TitanFXのCFD取引なら、多数の仮想通貨ペアの取り扱いもあり、24時間365日取引が可能です。
FX取引にCFD取引も加えれば、取引の幅を広げられます。
TitanFXの口座タイプは?
TitanFX(タイタンFX)の口座タイプは、以下の3種類です。
- スタンダード口座:どのトレーダーにもマッチする口座
- ブレード口座:スプレッドが狭いため、取引コストを抑えて取引が可能
- マイクロ口座:少ない数量での取引ができる口座
本記事は、TitanFX(タイタンFX)の各口座タイプの種類や特徴・違い・おすすめなど徹底解説しています。 この記事を読めばTitanFXで口座タイプ選びに悩むことなく、スムーズにトレードを始められるでしょう。
TitanFXの口座開設ボーナス内容は?
TitanFX(タイタンFX)では口座開設ボーナスの提供はしていません。
しかし、不定期で「キャッシュバックキャンペーン」や「豪華賞品のプレゼントキャンペーン」のキャンペーンを開催しています。
TitanFXのブレード口座のスプレッドは?
TitanFX(タイタンFX)のブレード口座のスプレッドは「0.0pips~」の変動スプレッド制を採用しています。
ただし、ブレード口座での取引は、1ロットにつき3.5ドルの取引手数料がかかる点には注意してください。
とはいえ、取引手数料を含めたとしても、ブレード口座のスプレッドコストは他の口座タイプよりも安くなります。
スプレッドコストが安くなるブレード口座ならEA(自動売買)にも適しています。
「TitanFXのスプレッドは狭い」と思っていませんか?実際は、口座タイプや銘柄(CFDを含む)によります。海外FX10年の私がAxioryやXMTradingとも比較&一覧化します。
まとめ
TitanFX(タイタンFX)では法人口座の開設が可能です。
ただし、法人口座開設時には、個人口座開設の場合よりも書類が多くなる点には注意しなければなりません。
他にも以下の点には注意が必要です。
- 法人口座から個人口座に切り替えできない
- 利益の出金が自由にできない
- 口座解約には時間がかかる
以上の注意点は、法人口座開設前に確認しておくべきです。
また、タイタンFXでは、法人口座でも個人口座同様、3種類の口座タイプの開設ができます。
特に、ブレード口座はスプレッドコストを抑えて取引ができるため、開設しておくと便利な口座です。
当記事を参考に、ぜひTitanFXの口座開設を進めてみてください。