2023年現在、XMTradingで法人口座の開設はできません。
2018年頃までは、XMTradingでも法人口座開設が可能でしたが、現在は新規の受付は停止しています。
しかし、海外FXで法人口座を開設すると、
- 個人口座よりも税率が低い
- 経費として計上できるものが多い
- 損益通算・損益繰越が可能
というメリットがあります。
そこでこの記事では、海外FXにおける法人化のメリット・デメリットや、XMの個人口座を法人用として代替する方法を解説していきます。
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---|---|
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XMTradingでは法人口座は開設できない
2023年12月現在、XMTradingでは法人口座の開設はできません。
XMTrading公式サイトにも下記のように記載されています。
法人口座を開設できますか?
いいえ、取り扱いがございません。
以前はXMTradingも法人口座を提供していましたが、2018年頃から新規の受付は停止されています。
法人口座が開設できなくなったことで、他の海外FX業者に乗り換えているトレーダーもいるようです。
そこでこの記事では、XMTrading以外で法人口座が開設できる海外FX業者を4つご紹介していきます。
XMTrading以外のおすすめ海外FX法人口座4選
XMTrading以外で、法人口座が利用できるおすすめの海外FX業者4選をご紹介します。
おすすめ海外FX業者①FXGT
引用:FXGT公式サイト
FXGT(エフエックスジーティー)は、仮想通貨・ビットコインFXなど取り扱い商品の豊富さが魅力のブローカーです。
FX通貨ペア | 54種類 |
---|---|
仮想通貨 | 42種類 |
貴金属・原油 | 5種類 |
株価指数 | 10種類 |
株式投資 | 54種類 |
※2023年12月現在
加えて、FXGTでは仮想通貨取引でも最大レバレッジも1000倍で取引が可能です。
XMTradingの仮想通貨取引の最大レバレッジが250倍ですので、仮想通貨トレーダーにとっては非常に魅力的ですね。
FXGTはボーナスキャンペーンも充実しているので、法人口座で多額の資金を活用したい方にもおすすめです。
関連:【FXGTの評判・口コミ】安全性はどう?利用価値を辛口で評価
おすすめ海外FX業者②AXIORY
引用:AXIORY公式サイト
AXIORY(アキシオリー)は、トップレベルの約定力とスプレッドの狭さを誇る海外FX業者です。
通貨ペア | スタンダード口座 | ナノスプレッド口座 テラ口座 |
---|---|---|
USDJPY (ドル円) |
1.6pips | 0.6pips |
EURUSD (ユーロドル) |
1.38pips | 0.39pips |
EURGBP (ユーロポンド) |
1.52pips | 0.74pips |
GBPUSD (ポンドドル) |
1.87pips | 0.87pips |
EURJPY (ユーロ円) |
1.74pips | 0.74pips |
またAXIORYは安全性の高いブローカーとしても有名で、その信頼性はXMTrading以上と言われることもあります。
法人口座を開設するなら、海外FX業者の信頼性・安全性の高さは必要不可欠です。
安全性を重視して法人口座を選ぶなら、AXIORY一択と言えるでしょう。
関連:AXIORY(アキシオリー)の評判・口コミ!デメリットも隠さず評価
おすすめ海外FX業者③Exness
引用元:Exness公式サイト
Exness(エクスネス)は、海外FXトップクラスの「無制限レバレッジ」が利用できることが大きな特徴です。
また、先述の2社と同じく安全性・信頼性が高く、Exnessは取得困難なイギリス(FCA)やキプロス(CySEC)などグループ全体で8つもの金融ライセンスを取得しています。
- イギリス(FCA)
- キプロス(CySEC)
- 南アフリカ(FSCA)
- ケニア(CMA)
- モーリシャス(FSC)
- 英領バージン諸島(FSC)
- セーシェル(FSA)
- キュラソーおよびシント・マールテン(CBCS)
Exnessでも法人口座が開設可能ですが、開設条件は以下の通り厳しめです。
- 個人口座を開設し最低3か月程度の取引実績があること
- プレミアシグネチャー会員(累計入金10万ドル以上、累計取引量2億ドル以上)であること
- 法人口座開設のための必要書類を提出すること
口座のスペック自体は海外FXでもトップクラスですので、上記の法人口座開設条件を満たせる方であればExnessの口座開設がおすすめです。
関連:Exness(エクスネス)の評判・口コミをデメリットも含め徹底評価!
おすすめ海外FX業者④TitanFX
引用元:TitanFX公式サイト
TitanFX(タイタンFX)は、低スプレッドとハイレバレッジを特徴とした海外FX業者です。
スペックはAXIORYと似ていますが、最大レバレッジ500倍と口座残高によるレバレッジ制限がないことに強みがあります。
約定力が安定しており、法人口座で安定感のあるFX取引をしたい方におすすめです。
通貨ペアの種類も60種類以上と豊富で取引制限もほとんどないことから、自由度の高いトレードを楽しめるでしょう。
関連:TitanFX(タイタンFX)の評判と口コミ!デメリットも隠さず評価
法人化のメリット
ここでは、海外FXの法人口座・法人化の3つのメリットをご紹介していきます。
個人口座よりも税率が低い
法人口座では、個人口座よりも低い税率が設定されています。
個人口座と法人口座の税金制度や税率の違いは以下のとおりです。
個人口座(XM) | 法人口座 | |
---|---|---|
税制 | 総合課税 | 法人税 |
税率 | 所得税:5~45% 住民税:10% 復興特別所得税:2.1% |
法人税:15~23.2% 法人事業税:3.5%~7% 法人住民税:自治体ごと |
個人口座であれば、所得税だけで最大45%の税金がかかりますが、法人税の税率は23.2%です。
FX取引での利益が大きいほど、支払う税金の差も大きくなってきます。
目安として、FX取引での利益が900万円を超えたら法人口座の開設を検討してみましょう。
経費に計上できるものが多い
法人口座では、個人口座よりも経費として計上できるものが多くなります。
法人化すると、以下の費用が経費として計上可能です。
- FX関連の書籍・セミナー代
- 取引に使用するパソコン代
- 有料EA・有料インジケーター代
- 情報収集のための会食代
- 家賃の一部
- 光熱費
- 役員報酬
- 生命保険料
- 退職金
個人口座でも、書籍代やパソコン代などのFXの関連の費用は経費として計上できますが、これだけでは大きな節税にはなりません。
本格的に税金対策・節税をしたい方にとっては、法人口座の開設は非常に役立ちます。
損益通算・損益繰越が可能
法人口座を作ると、損益通算・損益繰越が可能になります。
個人口座(XM) | 法人口座 | |
---|---|---|
損益通算 | 雑所得(総合課税)のみ | すべての事業所得で可能 |
損失繰越 | 不可 | 10年間 |
FXでの利益を他の収入源の損失で相殺することで、支払う税金を減額することができる。
利益を相殺することで、課税所得を減額して、税金を下げることができる。
XMTradingの個人口座でも損益通算は可能ですが、「総合課税の雑所得内のみ」の制限があります。法人口座であればすべての事業所得で損益通算が可能です。
また、個人口座では損失繰越はできませんが、法人口座では10年間の損益繰越が認められています。
損益通算・損益繰越を利用すれば、より効果的な節税・税金対策が可能でしょう。
法人化のデメリット
続いて、海外FXの法人化・法人口座のデメリットも見ていきましょう。
法人設立にコストがかかる
法人口座を開設するには、まずは法人を設立しなければなりません。
法人を設立するためには、
- 株式会社:約25万円
- 合同会社:約10万円
の初期費用がかかります。
法人・企業を維持するためには税理士の依頼費用もかかるので、個人口座に比べてコストがかかることは覚えておきましょう。
利益の引き出しが自由にできない
法人口座では、FX取引による利益を自由に引き出すことはできません。
いつでも出金できる個人口座と比べると、法人口座の自由度は低めとなっています。
また「役員報酬」として引き出すことになるので、事業年度の途中での金額変更もできないことには注意しましょう。
含み益にも税金がかかる
法人口座では、決済前の含み益に対しても税金が課せられます。
個人口座では、ポジションを決済するまでは税金が発生することはありません。
法人化でトータルの税金は安くなることが多いですが、利益の計上は少し複雑になります。
専門的な知識が必要になるので、法人口座の税金は税理士に依頼するようにしましょう。
XMTradingの個人口座を法人口座として運用する方法
XMTradingでは法人口座を開設することはできませんが、個人口座を「法人用」として運用することは可能です。
「XMTradingでは法人口座を利用できない」ためにやむを得ず個人口座を利用している、という理由であれば、法人口座として運用することができます。
ただし、個人での取引や入金・出金手続きとは区別する必要があるため、XMTrading専用の銀行口座を用意しなければなりません。
税金の申請も複雑になるので、XMの個人口座を法人口座として運用する場合には必ず税理士に相談しておきましょう。
XMTradingの法人口座に関するよくある質問
最後に、XMTradingの法人口座に関するよくある質問について回答していきます。
XMTradingでは、法人口座を開設できますか?
いいえ、XMTradingでは法人口座の新規開設の受付は現在停止しています。
なお、過去に法人口座を開設していた方は、現在でも続けて利用可能です。
法人口座が開設できる海外FX業者は?
XMTrading以外で法人口座が開設できる海外FX業者は、以下のとおりです。
- FXGT
- AXIORY
- Exness
- TitanFX
- TradersTrust
- Tradeview
法人口座開設に必要な書類は?
法人口座開設には、主に下記の書類が必要です。
- 法人確認書類(法人登記簿や定款など)
- 法人の所在地確認書類(印鑑登録証明書や銀行の利用明細など)
- 取締役の本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)
- 取締役の住所確認書類(印鑑登録証明書や銀行の利用明細など)
- 取締役の決定書
海外FX業者ごとに必要書類や開設方法が異なるので、法人口座を開きたいブローカーに直接問い合わせてみましょう。
XMTradingは以前までは法人口座が使えた?
XMTradingでは、2018年頃までは法人口座の開設が可能でした。
新規受付が停止になる前に法人口座を開設していた方であれば、現在でも続けて利用可能です。
海外法人ならXM口座を法人化できる?
いいえ、海外法人であってもXMTradingで法人口座を開設することはできません。
ネット上には「海外法人であればXMの法人口座を作れる」という意見もありましたが、全くの誤りです。
どうしても法人口座を開きたい場合は、他の海外FX業者で口座開設しましょう。
XMTradingの口座タイプの種類は?
XMTradingの口座タイプの種類は、全部で4種類です。
- スタンダード口座:基本口座でボーナスが全て利用できる
- KIWAMI極口座:低スプレッド・ハイレバレッジの口座
- ゼロ口座:ECN口座
- マイクロ口座:少額投資向け
ボーナスを使って取引したい方には、スタンダード口座がおすすめです。
低スプレッド・ハイレバレッジでスキャルピングトレードをしたい方には、KIWAMI極口座がおすすめです。
関連:XMの口座タイプおすすめはどれ?種類別の違い比較や変更方法も
XMTradingの法人口座まとめ
XMTradingでは、法人口座を開設することはできません。
しかしFXで一定以上の利益が出ている方であれば、法人口座を開設すると税金面で非常に有利になります。
FXGTなどの、法人口座が作れるFX業者をチェックしておくと良いでしょう。
- FXGT【おすすめ】
- AXIORY【おすすめ】
- Exness【おすすめ】
- TitanFX
- TradersTrust
- Tradeview
ただ、これからFXトレードを始める方やFX初心者の方であれば、法人化するメリットはあまりありません。
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