- 「海外FXの最大ロットや保有可能なポジション数を知りたい」
- 「最大ロット数が多いおすすめの海外FX業者は?比較表を見たい」
- 「ロット制限や適正ロットの計算方法は?」
海外FX業者を使うにあたって、上記のようにお考えの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、海外FXの最大ロットについて徹底解説します!
- 最大ロットとは?
- 最大ロット・ポジション数を業者別に比較
- 最大ロット数で選ぶおすすめの海外FX業者ランキング
- 必要証拠金・損益の計算方法
- レバレッジ制限などの注意点
これを読めば、海外FXのロットに関して完全に把握できるようになるでしょう。
最大ロット数の比較やおすすめ業者ランキングに加えて、ロットに関する計算方法も初心者向けに解説しています。
海外FXで取引を始めたい方は、ぜひブックマークしてご活用ください!
>>ロット数で選ぶおすすめランキングを先に見たい方はこちら!
海外FXの最大ロットとは?
海外FXの最大ロットを語る前に、そもそも「ロットって何?」という方もいるかと思います。
まずは、海外FXの「ロット」や「最大ロット」の意味から順に見ていきましょう!
- 海外FXのロットとは?
- 海外FXは1ロット=10万通貨
- 国内FXは1ロット=10万通貨
- 最大ロット数には2種類ある
海外FXのロットとは?
FXの「ロット」とは、取引を行うときの単位のことです。
FXでは1通貨(1ドルや1ユーロなど)では取引せず、10万通貨(10万ドルや10万ユーロなど)といった感じでまとまった通貨を取引します。このまとまった単位が「ロット」です。
下記のように考えれば、ロットをイメージしやすいのではないでしょうか?
- 卵:10個をまとめて1パック
- タバコ:10箱をまとめて1カートン
上記の1パック・1カートンが、FXでの1ロットにあたります。
卵を1個ずつ数えてレジ打ちしてたら、計算も大変。そこで、10個を1パック(1ロット)にして販売しているわけです。
FXでも同じく、10万通貨を「100,000ドル」と入力してたら手間なうえ、計算も煩雑に。そのため、ある程度まとまった通貨量を「1ロット」として取引します。
海外FXは1ロット=10万通貨
海外FXでは、1ロットの取引単位は「10万通貨」です。
「10万通貨」の単位は、通貨ペアの左側(先)にくる通貨を言います。
例えば、EUR/USD(ユーロドル)なら、左側の単位がEUR。つまり、10万通貨とは10万ユーロのことになります。
- USD/JPY(ドル円):10万通貨=10万ドル=約1,400万円
- EUR/JPY(ユーロ円):10万通貨=10万ユーロ=約1,600万円
- GBP/JPY(ポンド円):10万通貨=10万ポンド=約1,800万円
*1ドル=140円・1ユーロ=160円・1ポンド=180円で計算
簡単に言えば、海外FXでドル円を1ロット(=10万通貨)取引するということは、約1,400万円分を取引することを意味します。
「1,400万円分の取引」を「1ロットの取引」と言い換えているとお考えください。
ただし、実際に1,400万円を用意するのは至難の業。そこで活躍するのが、海外FXのレバレッジというわけです。
例えば、最大レバレッジ1000倍のXMであれば、1,400万円の1000分の1、つまり14,000円の資金があれば、ドル円1ロット(10万ドル)の取引ができます。
これで、海外FXの「1ロット」のイメージを把握できたのではないでしょうか。
国内FXは1ロット=1万通貨
一方、多くの国内FX業者では、1ロット=1万通貨です。
- 海外FX:1ロット=10万通貨=10万ドル=約1,400万円
- 国内FX:1ロット=1万通貨=1万ドル=約140万円
*1ドル=140円で計算
国内FXの場合、1ロットと言っても取引量が海外FXの10分の1。同じく1ロットで取引した場合、利益も海外FXの10分の1になります。
また、国内FXは金融庁に規制されており、最大レバレッジ25倍という制限もあります。
1ロット=10万通貨で、かつハイレバ取引可の海外FXのほうが、少額資金でも稼ぎやすいと言えるでしょう!
最大ロット数には2種類ある
では、ロットの意味をご紹介した所で、海外FXの「最大ロット数」を解説します。
実は、海外FXの「最大ロット数」には、2種類の意味があるのです。
- ①1ポジション(取引1回)における最大ロット数
- ②全取引で保有可能な最大ロット数
①1ポジションにおける最大ロット数
1つ目の「1ポジションにおける最大ロット数」は、1回の注文における最大ロット数のこと。
例えば、1ポジションでの最大ロット数が200なら、1回の注文で最大200ロットまでエントリーできます。「最大ロット数」という言葉のイメージ通りではないでしょうか。
主要海外FX業者では、50ロット~1,000ロット程度で設定されています。
②全取引で保有可能な最大ロット数
2つ目の「全取引で保有可能な最大ロット数」とは、①の最大ロット数に、保有可能なポジション数を掛けたロット数のことです。
海外FXでは、1ポジション(1回の注文)あたりの最大ロット数だけでなく、保有可能なポジション数も決められています。
例えば、以下のような場合で計算してみましょう(例:XMTrading)。
- 1ポジションあたりの最大ロット数:50ロット
- 保有可能な最大ポジション数:200ポジション
上記の場合、1回の注文では最大ロット数は50ロット。しかし、その取引を200回まで繰り返すことが可能です。
つまり、XMTradingにおける全取引で保有可能な最大ロット数は「50ロット×200回=1万ロット」という計算になります。
以上のように、海外FXの最大ロット数には、「1注文での最大ロット数」と「全取引での最大ロット数」の2種類の意味があることを理解しておきましょう!
海外FX業者の最大ロット・ポジション数を比較!
では、海外FX業者における「最大ロット数・最大ポジション数」と、2つを掛けた「保有可能な最大ロット数」を徹底比較します!
下表が、海外FX業者の最大ロット数の比較表です(各業者のスタンダード系口座で比較)。
海外FX業者 | 最大ロット数 | 最大ポジション数 | 最大ロット数 |
---|---|---|---|
AXIORY | 1000ロット | 無制限 | 無制限 |
Exness | 200ロット | 無制限 | 無制限 |
FXGT | 100ロット | 200ロット(1口座) | 1.28万ロット |
TitanFX | 100ロット | 200 | 2万ロット |
ThreeTrader | 80ロット | 200ロット | 200ロット |
Tradeview | 75ロット | 200 | 1.5万ロット |
HotForex | 60ロット | 500 | 3万ロット |
XM | 50ロット | 200 | 1万ロット |
iFOREX | 50ロット | 無制限 | 無制限 |
Big Boss | 50ロット | 無制限 | 無制限 |
LandFX | 30ロット | 100ロット | 100ロット |
比較表の中で、下記の3社には最大ポジション数という考え方がありません。
- FXGT:1口座の最大ロット数が200ロット(計64口座を開設可能なので合計の最大ロット数は12,800ロット)
- Threetrader:全取引の合計で最大ロット数は200ロット
- LandFX:全取引の合計で最大ロット数は100ロット
上記の海外FX業者は、注文の回数に関わらず最大ロット数が決まっているのでご注意ください。
また、主要な海外FX業者の中でGEMFOREXは、サービス一時停止中のため比較表から外しています。
さて、海外FX業者の最大ロット数の比較表を見て、皆様はいかがお感じになられたでしょうか?
結論、最大ロット数で比較すれば、AXIORY(アキシオリー)とExness(エクスネス)が、他の海外FX業者を圧倒しています!
- AXIORY:1ポジションの最大ロット数が1,000ロット
ポジション数が無制限 - Exness:1ポジションの最大ロット数が200ロット
ポジション数が無制限
AXIORY・Exnessとも、1回の注文あたりの最大ロット数が多いうえ、ポジションに制限がないので、実質的には最大ロット数の上限がない状況。
iForexやBigbossなどもポジション数は無制限ですが、1ポジションの最大ロット数の多いAXIORY・Exnessに軍配が上がるでしょう。
- 「海外FXで最大ロット数を気にせず取引したい」
- 「海外FXでは細かなロット計算をせず大口で取引したい」
上記のようにお考えの方には、AXIORY・Exnessが非常におすすめですよ!
最大ロット数で選ぶおすすめ海外FX業者ランキング!
ここからは、最大ロット数で選ぶおすすめ海外FX業者ランキングを解説します!
「最大ロット数で選ぶ」と言いつつも、海外FX業者の選び方・比較方法としては、総合力を見ることも大切b>です。
特に、最大ロット数で取引するほどの大口になれば、信頼性やスプレッド、最大レバレッジも関連してきます。中には、ボーナスを活用して、最大ロット数での取引を目指したい方もいるでしょう。
そこで、以下の優先順位のもと、最大ロット数が多く総合的なスペックもおすすめな海外FX業者・口座タイプを、ランキング形式でご紹介します!
- 保有可能な最大ロット数
- 海外FX業者としての信頼性
- スプレッド
- 最大レバレッジ
- ボーナス
ズバリ、最大ロット数が多くて総合的におすすめな海外FX業者は、下記7社です!
では、各業者のおすすめの口座タイプとともに見ていきましょう!
1位:AXIORY(アキシオリー)|ナノ口座
引用元:AXIORY公式HP
最大ロット数 | 1000ロット |
---|---|
最大ポジション数 | 無制限 |
保有可能な最大ロット数合計 | 無制限 |
信頼性 | 非常に高い |
スプレッド | 狭い |
最大レバレッジ | 400倍 |
ボーナス | 100%入金ボーナス(期間限定) |
おすすめランキングトップの海外FX業者・口座タイプは、AXIORYのナノ口座です!
AXIORY(ナノ口座)をイチオシする理由は、下記の通り。
- 保有可能な最大ロット数が無制限
- スプレッドが狭い
- スキャルピングで必須のcTraderを使える
- 約定力99.99%(公式発表)
- 法人口座も開設可能
AXIORYは最大ロット数も無制限なので、海外FXで大口トレードをしたい中上級者に非常に向いているでしょう!大口トレーダーに需要の多い法人口座も開設可能です。
またAXIORYは、取引ツールでcTraderを使える数少ない海外FX業者でもあります。多ロットでスキャルピングしたい方にも、AXIORYはおすすめですよ!
なお、AXIORYでは2023年6月26日~8月26日の期間限定で、100%入金ボーナスを開催しています。なんと、取引ロット数の条件をクリアすれば、ボーナス自体も出金可能!
ボーナスの出金が可能な業者は、海外FXでもAXIORYぐらいです。AXIORYのボーナスキャンペーンは年数回しかないので、今のうちに口座開設しておきましょう!
関連:AXIORY(アキシオリー)の最大ロットとポジション数まとめ!海外FX他社との比較も
2位:XM(エックスエム)|KIWAMI極口座
引用元:XM公式HP
最大ロット数 | 50ロット |
---|---|
最大ポジション数(1口座) | 200ロット |
保有可能な最大ロット数合計 | 1.28万ロット |
信頼性 | 非常に高い |
スプレッド | 非常に狭い |
最大レバレッジ | 1000倍 |
ボーナス | 口座開設ボーナス13,000円 |
2位は、XMのKIWAMI極口座。
XMは日本人トレーダーの人気No.1の業者。海外FXの王者と言ってもよいでしょう。ランキング上位にくるのは当然と言った感じですね。
XMのKIWAMI極口座は、最大ロット・信頼性・スプレッド・最大レバレッジ・ボーナスのバランスが取れており、海外FX初心者から上級者まで幅広くおすすめします!
海外FX最狭レベルのスプレッドを誇りながら、13,000円の口座開設ボーナスをもらえる点も魅力です。
海外FX初心者の方は、XMとFXGT(後述)の口座開設ボーナスから取引を始めてみるのもよいでしょう。
関連:XMの1ロットは何通貨?最小ロット・最大ロット数や損益計算方法も解説
3位:Exness(エクスネス)|ロースプレッド口座
引用元:Exness公式HP
最大ロット数 | 200ロット |
---|---|
最大ポジション数 | 無制限 |
保有可能な最大ロット数合計 | 無制限 |
信頼性 | 非常に高い |
スプレッド | 非常に狭い |
最大レバレッジ | 無制限 |
ボーナス | なし |
3位は、Exnessのロースプレッド口座です。
Exnessの強みは、最大ロットだけでなく最大レバレッジも無制限である点。海外FX広しと言えど、無制限レバレッジで取引できる業者はExnessだけです。
Exnessは、大きなロット数での取引が可能な海外FX業者なので、一度の取引で大きな利益を目指したい方にも向いているでしょう!
スプレッドも他社と比較してかなり狭いので、取引コストを抑えたい方にもExnessはおすすめです。
関連:Exness(エクスネス)の最大ロット数・最大ポジション数まとめ!制限も解説
4位:FXGT(エフエックスジーティー)|スタンダード口座
引用元:FXGT公式HP
最大ロット数 | 100ロット |
---|---|
最大ポジション数 | 100 |
保有可能な最大ロット数合計 | 1万ロット |
信頼性 | 高い |
スプレッド | 普通 |
最大レバレッジ | 1000倍 |
ボーナス | ・口座開設ボーナス15,000円 ・初回入金100%ボーナス(上限8万円) ・2回目入金50%ボーナス(上限15万円) ・25%入金ボーナス(上限120万円) |
4位は、FXGTのスタンダード口座。
FXGTのスタンダード口座は、他社と比較するとスプレッドは普通ですが、ボーナスが豪華!15,000円の口座開設ボーナスに加えて、100%入金ボーナスももらえます。
最大ロットで取引するための第1歩は、資金を増やすことです。まずはFXGTのボーナスを活用して、足がかりにしてみてはいかがでしょうか?
資金が少ない方・初めての海外FXに入金するのに不安を感じる方は、FXGTの口座開設ボーナスだけで取引して、ノーリスクで海外FXデビューするのも手かもしれませんね。
関連:FXGTのロット制限とは?最大ロット・最小ロット・計算方法まとめ
5位:iFOREX(アイフォレックス)|エリート口座
引用元:iFOREX公式HP
最大ロット数 | 50ロット |
---|---|
最大ポジション数 | 無制限 |
保有可能な最大ロット数合計 | 無制限 |
信頼性 | 非常に高い |
スプレッド | 狭い |
最大レバレッジ | 400倍 |
ボーナス | ・100%入金ボーナス(上限600ドル) ・25%入金ボーナス(上限1,400ドル) |
5位は、iFOREXのエリート口座。
iFOREXは1996年設立。長い運営歴を誇る、信頼性の高い海外FX業者です。
保有可能な最大ロット数も無制限で、大口トレーダー向きと言えます。
他の海外FX業者と比較しても、iFOREXのスプレッドは狭い部類に入ります。さらに100%入金ボーナスも常設で開催。
iFOREXは、最大ロット・信頼性・スプレッド・ボーナスのバランスが良い海外FX業者と言えるでしょう!
6位:ThreeTrader(スリートレーダー)|Rawゼロ口座
引用元:ThreeTrader公式HP
最大ロット数 | 80ロット |
---|---|
最大ポジション数 | 規定なし |
保有可能な最大ロット数合計 | 200ロット |
信頼性 | 高い |
スプレッド | 非常に狭い |
最大レバレッジ | 500倍 |
ボーナス | なし |
6位は、ThreetraderのRawゼロ口座。
Threetraderは、海外FXで最狭スプレッドを誇る業者です。
では、海外FXの中でも特にスプレッドの狭い業者・口座で比較しましょう!
比較通貨ペア (pips) |
XM (KIWAMI極口座) |
Exness (ロースプレッド口座) |
ThreeTrader (Rawゼロ口座) |
Tradeview (ILC口座) |
---|---|---|---|---|
USD/JPY | 0.7 | 0.7 | 0.5 | 0.8 |
EUR/JPY | 1.1 | 1.0 | 0.7 | 0.9 |
GBP/JPY | 1.2 | 1.1 | 1.1 | 1.4 |
AUD/JPY | 1.2 | 1.2 | 1.0 | 1.1 |
EUR/USD | 0.7 | 0.7 | 0.6 | 0.6 |
GBP/USD | 0.7 | 0.8 | 0.7 | 0.9 |
ゴールド | 1.3 | 1.4 | 1.7 | 1.7 |
上記平均スプレッド | 1.0 | 1.0 | 0.9 | 1.0 |
通貨ペア別で比較しても、総じてThreeTraderのスプレッドが狭いことが分かりますね!
XMやExnessも十分に海外FX最狭レベルですが、ThreeTraderはさらに狭いスプレッドです。
2021年設立と比較的新しい業者かつ、最大ロット数が少なめなのでランキングは6位ですが、ThreeTraderは今後大きく伸びる可能性があるでしょう。大注目の海外FX業者ですよ!
7位:Tradeview(トレードビュー)|ILC口座
引用元:TradeView公式HP
最大ロット数 | 75ロット |
---|---|
最大ポジション数 | 200 |
保有可能な最大ロット数合計 | 1.5万ロット |
信頼性 | 非常に高い |
スプレッド | 非常に狭い |
最大レバレッジ | 200倍 |
ボーナス | なし |
7位は、TradeviewのILC口座。
Tradeviewは2004年設立と運営歴も長く、信頼性の高い海外FX業者です。
XMやExness、ThreeTraderと比較しても、遜色ないスプレッドの狭さがTradeviewの魅力。
Tradeviewは取引ツールとしてcTraderを使えるので、スキャルピング中心の方に向いているでしょう!
海外FXにおけるロット計算方法を徹底解説
続いて、海外FXでの様々なロット計算方法を解説します。
海外FXでロット計算や損益計算で困った時に、ぜひご活用ください!
- 海外FXでの必要証拠金の計算方法
- 海外FXでの損益計算方法
- 海外FXの適正ロット数の計算方法
なお、円絡み(ドル円・ユーロ円など)と円絡み以外(ユーロドル・ユーロポンドなど)では、必要証拠金や損益の計算方法が若干異なるので注意しましょう。
海外FXでの必要証拠金の計算方法
海外FXでの必要証拠金、つまり取引するためにいくら必要かの計算方法は、以下の通りです。
必要証拠金=為替レート×通貨単位(10万)×ロット数÷レバレッジ
例えば1ドル=140円のドル円をレバレッジ1000倍で取引する場合だと、1ロットの必要証拠金は「140円×10万×1÷1000=14,000円」と計算できます。
必要証拠金=為替レート×通貨単位(10万)×ロット数÷レバレッジ×日本円換算レート
例えば、1ユーロ=1.1ドルのユーロドルをレバレッジ1000倍で取引する場合(1ドル=140円時)だと、1ロットの必要証拠金は「1.1ドル×10万×1÷1000×140円=15,400円」です。
上記の計算式からも、海外FXでは最大レバレッジが高いほど、必要証拠金は少なくなることが分かりますね!
海外FXでの損益計算方法
次に、海外FXでの損益計算方法もご紹介しましょう。
1pipsの損益=10万円×0.01=1,000円
例えば、ドル円で1ロット取引して1pips順行すれば、1,000円の利益になります。
1pipsの損益=10万通貨×0.0001=10通貨
例えば、ユーロドルで1ロット取引して1pips順行すれば、利益は10ドル≒1,400円です。
損益 | ドル円 | ユーロドル | ユーロポンド |
---|---|---|---|
1pips | 1,000円 | 1,400円 | 1,800円 |
10pips | 10,000円 | 14,000円 | 18,000円 |
100pips | 100,000円 | 140,000円 | 180,000円 |
*2023年8月時点のレートで概算(スプレッドは考慮せず)
海外FXの適正ロット数の計算方法
海外FXの適正ロット数として、おすすめしたいのが「1回の取引の損失額を総資金の3%以内に抑える」方法。
資金が10万円なら、1回の取引の損失が3,000円以内になるようなロット数で取引する、ということです。
例として、ドル円で取引して10pipsで損切りする場合を見てみましょう!
- 損失の許容範囲は3,000円
- 1ロットで取引すると1万円の損失(前述の解説)
- 許容損失3,000円は1万円の30%
- よって1ロット×30%=0.3ロットが適正ロット数
いきなり取引可能な最大ロット数で取引すると、1回のトレードで全資金を失うリスクがあります。
負けても総資金の3%以内に抑えれば、極端に言えば30連敗までは耐えられる計算です。
海外FXは、ハイレバレッジや最大ロット数の多さが魅力的ですが、まずは資金を守ることを最優先するのがよいでしょう。
海外FXの最大ロットに関する注意点
ここからは、海外FXの最大ロットに関しての注意点を3つ解説します。
- 口座タイプによって最大ロット数が変わる場合もある
- 最大ロット数とレバレッジ制限の関係性に注意
- CFD銘柄は最大ロット数が異なる業者も多い
口座タイプによって最大ロット数が変わる場合もある
海外FXでは、口座タイプによって最大ロット数が変わることが多いです。
例えばXMの場合。下表のように、マイクロ口座と他口座で比較すると、最大ロット数が異なります。
XM口座タイプ | 最大ロット数 |
---|---|
マイクロ口座 | 100ロット |
スタンダード口座 | 50ロット |
KIWAMI極口座 | 50ロット |
ゼロ口座 | 50ロット |
XMマイクロ口座の通貨単位は「1ロット=1,000通貨」です。
1ロット=1,000通貨の口座タイプは、10万通貨の口座タイプと比較すると、損益も100分の1になります。そのため、最大ロット数も通常口座と異なる場合があるので注意しましょう。
最大ロット数とレバレッジ制限の関係性に注意
海外FXの中には、最大ロット数を取引する前にレバレッジ制限がかかる業者もあります。
例えば、FXGTのレバレッジ制限を見てみましょう。
FXGTでは、取引量が増えると最大レバレッジが制限されます。
取引量 | レバレッジ制限 |
---|---|
30万ドル未満 | 1000倍 |
30万ドル~100万ドル | 500倍 |
100万ドル~200万ドル | 200倍 |
200万ドル~300万ドル | 100倍 |
300万ドル~500万ドル | 50倍 |
500万ドル以上 | 20倍 |
取引量30万ドル、つまりドル円で3ロット~10ロットを取引するときには、最大レバレッジが500倍に制限されるということです。
海外FXでは、最大レバレッジで最大ロット数を取引できるとは限らない点にご注意ください。
CFD銘柄は最大ロット数が異なる業者も多い
海外FX業者では、FX以外のCFD銘柄も取り扱っています。
しかし、CFD銘柄の最大ロット数はFXとは異なることが多いので気をつけましょう。
下表は、AXIORYのCFD銘柄(一部)の最大ロット数です。
CFD銘柄 | 最大ロット数 |
---|---|
エネルギー(WTI原油) | 50ロット |
エネルギー(天然ガス) | 1000ロット |
株価指数(日経225) | 250ロット |
株価指数(Dow) | 200ロット |
CFDごとに最大ロット数が違うだけでなく、同じCFD内でも最大ロット数が異なってることが分かりますね。
海外FX業者でCFD銘柄を取引する際には、公式HPで事前に最大ロット数を確認しておきましょう!
海外FXの最大ロットについてよくある質問
最後に、海外FXの最大ロットについてよくある質問をまとめたので、ぜひご活用ください。
- AXIORY(アキシオリー)の最大ロット・ポジション数はいくら?
- Exness(エクスネス)の1ポジションあたりの最大ロット数は時間帯で違うの?
- XM(エックスエム)は保有ロット数によって最大レバレッジが制限される?
- iFOREX(アイフォレックス)はどんな人におすすめのFX業者ですか?
AXIORY(アキシオリー)の最大ロット・ポジション数はいくら?
AXIORY(アキシオリー)の1注文での最大ロット数は1000ロット、最大ポジション数は無制限です。
他の海外FX業者と比較しても、AXIORYの最大ロット数は1位となっています。
Exness(エクスネス)の1ポジションあたりの最大ロット数は時間帯で違うの?
はい、Exness(エクスネス)の1ポジションあたりの最大ロットは、時間帯によって異なります。
- 日本時間16:00~翌5:59の最大ロット数は200ロット
- 日本時間6:00~15:59の最大ロット数は20ロット
東京市場の時間帯は、最大20ロットに制限されるので注意しましょう。
XM(エックスエム)は保有ロット数によって最大レバレッジが制限される?
いえ、XM(エックスエム)は、保有ロット数によって最大レバレッジは制限されません。
ただし、XMでは有効証拠金合計によってレバレッジ制限があるのでご注意ください。
有効証拠金総額 | レバレッジ制限 |
---|---|
4万ドル未満 | 1000倍 |
4万~8万ドル | 500倍 |
8万~20万ドル | 200倍 |
20万ドル以上 | 100倍 |
XMでレバレッジ制限されたくない方は、随時出金して有効証拠金額を調整するのもアリでしょう。
iFOREX(アイフォレックス)はどんな人におすすめのFX業者ですか?
iFOREX(アイフォレックス)は、1996年設立の老舗業者です。運営歴の長い業者から選びたいという方に向いています。
また、iFOREXは「スプレッドの狭さ+ボーナス」を求める方にも、おすすめの業者です。
まとめ
今回は、海外FXの最大ロットをランキング比較しました。
おすすめランキング1位の海外FX業者は、AXIORY(アキシオリー)です。
AXIORYは、1ポジションの最大ロット数が1,000ロット。最大ポジション数は無制限なので、ロット数を気にせず取引できます。
大口トレーダーや、cTraderを使ってスキャルピングしたい方に、AXIORYは非常に向いているでしょう。
以下の海外FX業者も、ランキング上位となっているのでおすすめです。
- 海外FX最狭クラスのスプレッド:XM・Exness・ThreeTrader・Tradeview
- 豪華なボーナス:FXGT
- 海外FXの老舗業者:iFOREX
海外FXの最大ロットは、取引量などによって制限されることもあるのでご注意ください。
最大ロット数の多さは海外FXの魅力です。ただし、必要証拠金や適正ロット数を計算したうえで、資金を守りながら取引しましょう!