「ベストファクターの口コミ・評判を知りたい」
「ベストファクターの必要書類は?」
「ファクタリングサービスのメリットとデメリットを知っておきたい」
ベストファクターは株式会社アレシアが運営するファクタリングサービスで、以下の特徴を持っています。
- 業界最低手数料2%~
- 平均買取率92.2%
- 最短24時間のスピード調達
上記の他、個人事業主・フリーランスでも利用でき、比較的少額の売掛債権も買い取ってもらうことも可能です。
本記事ではベストファクターの特徴やメリットなどを解説。口コミや評判も紹介していますので、利用を検討している方は参考にしてください。
公式:ベストファクター
目次
ベストファクター(BestFactor)とは?
ベストファクター(BestFactor)とは、売掛金などの売掛債権を期日前に買い取ることによって早期に資金化できるサービスである「ファクタリング」を行なっている会社です。
運営会社の株式会社アレシアは2017年1月創業と、ファクタリング会社とすれば比較的長めの業歴となっています。
また、東京本社だけでなく大阪にも支社を構えており、安心できる大きなファクタリング会社だといえます。
まずはベストファクターのファクタリングについて詳しく解説していきます。
ベストファクターのファクタリングサービス概要
取扱ファクタリング | 2社間・3社間 |
---|---|
買取金額 | 30万円〜1億円 |
手数料 | 2%〜 |
オンライン契約 | 不可 ※申し出により郵送は可能 |
買取スピード | 最短即日 |
利用対象者 | 法人・個人事業主 |
ベストファクター(BestFactor)は2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの両方を取り扱っています。
2社間ファクタリングとは申込企業とファクタリング会社の2社だけで契約するファクタリングで売掛先企業に秘密でファクタリングを利用できます。
売掛先企業が契約に介在しないので契約に時間がかからず最短即日で手続きできます。
一方、3社間ファクタリングとは申込企業と売掛先企業とファクタリング会社の3社で契約するファクタリングです。
あらかじめ売掛先企業の同意を得て取引するので、手数料が安い反面、資金化までには2週間程度の時間がかかります。
ベストファクターは「いつお金が必要なのか」「売掛先企業にはファクタリングがバレても問題ないか」などに応じて最適なファクタリングの種類を選択できます。
ベストファクター運営元は株式会社アレシア
ベストファクター(BestFactor)の運営会社の情報です。
運営会社名 | 株式会社アレシア |
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代表者 | 班目裕樹 |
本社所在地 | 東京都新宿区西新宿1-6-1 新宿エルタワー24階 |
支店 | 大阪市中央区北久宝寺町3-6-1本町南ガーデンシティ7階 |
営業時間 | 0120-765-021 |
電話 | 平日10:00~19:00 |
東京だけでなく、大阪にも支店を構えています。
設立も2017年と、ファクタリング会社の中では比較的長い業歴となっているので、安心して利用できるファクタリング会社だといえるでしょう。
ベストファクターの口コミ・評判
ベストファクター利用者の口コミ・評判を紹介します。
黒字倒産を回避できた口コミ・評判
会社の経営は順調にいってますが、キャッシュフローが回らなくなりあわやの黒字倒産という事態になり顧問税理士にファクタリングを提案してもらい、初めて利用しましたが、普段から書類をきちんとまとめいていた甲斐もあり必要書類の提出もスムーズにいき即日振込みが入りました。
ちゃんと売り上げの立っている自分の会社がまさかこんな状況になると思いもせず正直生きた心地がしませんでした。
無事危機も脱出し今は順調に経営を行なっております。また何かの機会でお世話になるかも知れませんが、その時は宜しくお願い致します。
対応の早さを評価した口コミ・評判
ファクタリングは何回か使ってるけどここの営業の人は対応が早くていい
当日中に約600万円調達できた口コミ・評判
どうしても今日中に600万円必要でした。
そう伝えると、担当者の方がすぐに弊社岐阜まで飛んできてくださり、そのまま契約、信頼を失うことなく事なきを得ました。今後利用される方のためにメモを残しておきます。旅費交通費は弊社負担で、その他の事務手数料などはかかりませんでした。644万円の請求書について10%程度の手数料が引かれたため、自分で30万円程度用意する必要がありました。
必要な時は本当に助かるのですが、やはり手数料が高いので、使いどころをよく考える必要があるかと思います。
当日中に約600万円を調達できた口コミです。訪社のための交通費はかかったようですが、無事当日中に資金が用意できたようです。
材料購入代を調達できた口コミ・評判
取引先の資金繰り悪化により入金がずれ込んでしまい、自分の会社も資金繰りが悪化してしまい材料購入代が払えなくなりインターネットで調べていたら本サービスを見つけすぐに連絡、書類提出後翌日に買取金額が振り込まれてきました。
今回は不可抗力でこのような事態になってしまいましたが、商売をやっているといつこういう事になるかわからないので、緊急時の資金調達先ができたことに安心です。
スタッフの対応の良さを評価した口コミ・評判
良い事も悪い事もどんな質問にも丁寧に答えて頂き、何よりスタッフの方々が親切でした。なかなか相談しにくい内容ですが、ご担当者様の人柄に安心して会社の資金の事について相談ができました。
手続きの簡単さを評価する口コミ・評判
補助金の申請作業に四苦八苦していたから分かるのですが、手続きがとにかく楽でした。手続きに使った時間はトータルで数時間程度です(入金までは数日ですが)。ファクタリングが簡単と言うのは存じていました。しかしうちの会社は私一人で回しているような規模なので、準備にはあまり時間を取れません。本業に支障がなかったという意味でも、ベストファクターさんにお願いしてよかったです。
少額利用で想定より手数料が低かった口コミ・評判
調達額は少なかったのですが、手数料はあまり取られませんでした。うちが行ったのは少額買い取りなのですが、過去一度も売掛先からの支払いに遅延がなかったことが、プラスに働いたのかもしれません。あとは支払い期日が短かったのも要因の一つでしょうね。残念ながら審査基準は非公開でしたが、結果がよかったのでひとまず安堵しています。
少額債券でも低い手数料で売却できた口コミです。過去の売掛先企業の支払い状況もプラス評価につながったようです。
口コミ引用元:
「お客様の声/口コミ・評判を投稿できます。」
「即日振込専門ファクタリング会社 - ベストファクター - Google マップ」
ベストファクターのメリットと特徴
ベストファクター(BestFactor)のファクタリングには次の10のメリット(特徴)があります。
ベストファクターは手数料や買取までのスムーズさだけでなく、スタッフの対応等の顧客満足度の高さも重視している優良ファクタリング会社だといえます。
それぞれのメリット・特徴について詳しく解説します。
手数料が「2%〜」と安い
ベストファクターは手数料が2%〜と明記されており、他のファクタリング会社よりも低い手数料で利用できるのがメリットです。
ただし、2%の手数料が適用されるのは3社間ファクタリングだけとなっています。
ベストファクターのホームページには以下のように明記されています。
2社間ファクタリングの手数料として業界最安値の「5%〜」からご案内しています。
2社間ファクタリングでは5%〜20%程度の手数料が適用されると考えてよいでしょう。
優良な売掛債権であれば5%程度の手数料が適用される可能性もあります。
2社間ファクタリングの手数料相場は10%〜20%程度ですので、ベストファクターは非常に低い手数料でファクタリングできるといえます。
手数料が高めに設定されている店舗型のファクタリング会社の中で、ベストファクターの手数料が低いのは大きなメリットです。
申込から入金までの対応が早い
ベストファクターは申込から入金までの対応が早いのもメリットです。
基本的には売掛債権の情報をホームページのフォームからアップロードするだけで審査が開始され、ベストファクターの提示条件に同意できたら契約手続きを行うだけです。
ベストファクターのホームページには「即日振込実行率:59.5%(2023年11月実績)」と明記されており、実に取り扱う売掛債権の6割以上を当日中に買い取っていることが分かります。
急いでお金が必要な場合でも、ベストファクターであれば申込から入金までがスムーズですので、お金が必要なタイミングで間に合う可能性があります。
買取希望額が少額でも利用できる
ベストファクターは買取希望額が少額であっても利用できます。
ベストファクターは30万円から買取に応じているので、売掛債権の金額が小さな個人事業主やフリーランスでもファクタリングで必要な資金を調達することが可能です。
ファクタリング会社には「買取希望額100万円〜」などと最小金額が高額に設定されているケースも少なくありません。
このような会社で個人事業主やフリーランスがファクタリングを利用することは困難ですが、ベストファクターであれば、30万円以上の売掛債権さえあれば個人事業主やフリーランスも問題なく利用できます。
審査に必要な書類が少ない
ベストファクターで必要になる書類は次のようなものだけです。
- 本人確認書類
- 通帳のコピー
- 売掛債権成因資料
- 印鑑証明書
- 登記簿謄本
他のファクタリング会社では決算書や確定申告書などの書類の提出が必要になることもありますが、ベストファクターでは決算書は必要ありません。
非常に少ない資料で、審査を受けて契約手続きができるので、気軽にファクタリングを利用することができます。
なお、これらの書類はインターネット上からアップロードすることで提出できるので、郵送やFAXなどの面倒な方法で提出する必要はありません。
審査は比較的緩い
ベストファクターの審査は比較的緩くなっています。
ファクタリングの審査は主に売掛先企業に対して行われるので、売掛先企業の業況に問題がなければ、自社が赤字や債務超過や税金を滞納していたとしても審査に通過できる可能性があります。
そのため、銀行から融資を断られた場合もベストファクターであれば審査に通過して必要な資金を調達できるでしょう。
店舗型のファクタリング会社は審査が厳しい傾向にありますが、ベストファクターであれば店舗型のファクタリング会社でありながら審査が緩めなので、問題なく資金調達できる可能性があります。
スタッフの質・専門性が高い
ベストファクターはスタッフの質が高いことでも評価の高いファクタリング会社です。
ベストファクターのスタッフはファクタリングだけでなく、財務や経営についての知識も豊富です。
そのため、単に「顧客にファクタリングを利用させる」だけが仕事ではなく、顧客の資金繰り改善や経営改善についてのサポートも行なっています。
ベストファクターには財務コンサルティングという業務があり、ファクタリングを利用している企業の財務改善のためにさまざまなアドバイスを行なってくれます。
また、ベストファクターは2020年の日本トレンドサーチのイメージ調査で次の部門で1位を獲得しています。
- 経営成績の向上が期待できるファクタリング会社
- ファクタリング会社支持率
- 経営者に紹介したいファクタリング会社
ファクタリング会社としての印象は非常に良いので、担当者の対応も非常に丁寧であることが分かります。
「ファクタリングは怖い」「ファクタリング会社の担当者は専門性がなさそう」などと、ファクタリング会社や従業員に対してネガティブなイメージを持っている人も多いですが、ベストファクターはスタッフの専門性が高く、対応も丁寧なので安心です。
基本的に全ての債権が買取可能
ベストファクターでは基本的に全ての種類の売掛債権の買取に応じてくれます。
通常の商取引によって生ずる売掛債権はもちろん、診療報酬、調剤報酬、介護補修などの医療福祉系債権、また、建設業者が保有している期間の長い売掛債権も買取可能です。
なお、ベストファクターのホームページには「最多利用業種」として建設業、「最高利用額業種」として物流業が明記されています。
ここからベストファクターは多種多様な業種の売掛債権の買取に応じてくれることが分かります。
「この業種の売掛債権は買い取らない」ということはないので、手元に売掛債権があるのであればまずは相談してみるとよいでしょう。
取引先にバレずにファクタリングができる
ベストファクターでは取引先に秘密でファクタリングを利用できます。
ベストファクターは申込企業とベストファクターの2社だけで契約する2社間ファクタリングの取り扱いをしているためです。
2社間ファクタリングでは、申込企業が保有する売掛債権をファクタリング会社が買い取り、売掛債権の期日になると売掛先企業から申込企業に入金になった売掛債権代金をファクタリング企業へ送金することで返済が完了します。
売掛先企業はいつも通りに代金を支払っているだけですので、ファクタリングの利用を売掛先企業に知られずに利用できます。
ファクタリングについて「怪しい資金調達方法」「資金繰りに苦しんでいる証拠」などとネガティブに評価する企業が多いのも事実です。
そのため、場合によってはファクタリングの利用を知られたことによって売掛先企業との取引に悪影響が生じてしまう可能性もあります。
銀行系のファクタリング会社は売掛先企業も交えて契約する3社間ファクタリングしか取り扱っていませんが、ベストファクターなら3社間ファクタリングだけでなく、2社間ファクタリングも取り扱っているので、売掛先企業にファクタリングの利用を知られる心配なく、資金調達することが可能です。
償還請求権なしなので安心
ベストファクターのファクタリングは「償還請求権なし」なので安心して利用できます。
償還請求権とは、ファクタリングによって売却した売掛債権が回収不能になった場合、売主に対してファクタリング会社が代金を請求する権利です。
そのため「償還請求権あり」のファクタリングを利用した場合、万が一売掛先企業が代金を支払わなかったら自社に責任が及びます。
しかしベストファクターのファクタリングは「償還請求権なし」なので、万が一売掛債権が回収不能になっても、その責任は全てベストファクターが負ってくれ、自社には一切責任は及びません。
ファクタリングによって売掛債権の回収リスクまで一緒に売却できるのはファクタリングの非常に大きなメリットです。
なお、「償還請求権あり」のファクタリングは実質的な貸付と見做されるので、貸金業者登録をしていない業者が取り扱うのは違法行為です。
「償還請求権あり」のファクタリングについては、金融庁も次のように警告しています。
また、ファクタリングであっても、経済的に貸付けと同様の機能を有していると思われるようなものについては、貸金業に該当するおそれがあります。
例えば、譲渡した債権の回収(集金)がファクタリング業者から売主に委託されており、売主が集金できなかった場合に、
○ 売主が債権を買い戻すこととされている
○ 売主自身の資金によりファクタリング業者に支払をしなければならないこととされている
などといったようなものについては、貸金業に該当するおそれがあります(貸金業の該当性については、契約書の文言だけでなく、経済的側面や実態に照らして判断されるものです。)。
ファクタリングは万が一売掛債権が回収不能になった場合の、回収リスクも一緒に売却するのが原則です。
「償還請求権あり」のファクタリング会社は違法業者の可能性が非常に高いので、ベストファクターのような「償還請求権なし」の業者と取引するようにしてください。
個人事業主も歓迎の体制
ベストファクターは法人だけでなく、個人事業主も利用できます。
ベストファクターのホームページには個人事業主の利用について次のように明記されています。
基本的に個人・法人問わずご利用いただけます。
ファクタリングは、利用者さまの信用や法律上の人格よりも、売掛債権の確実性が重視されるため、審査の際に取引先企業の属性や法人規模が考慮される可能性はあります。
要するに、売掛先企業の属性や規模は審査で重視されるものの、申込者が個人なのか法人なのかは重視されないということです。
ベストファクターは個人事業主でもフリーランスでも信用のある売掛債権さえ保有していれば問題なく利用できるでしょう。
ファクタリング会社の中には「法人しか申し込めない」会社もあるので、個人事業主やフリーランスも利用できるのはベストファクターのメリットです。
ベストファクターのファクタリングのデメリット
ベストファクターの主なデメリットは次の3点です。
ベストファクターの3つのデメリットについて詳しく解説していきます。
契約時に対面による面談が必要
ベストファクターは原則的として契約時に対面での面談を設けているため、訪問するか来社してもらう必要があります。
東京や大阪のベストファクターの本社や支社へ行くことができる人は問題ありませんが、東京や大阪の事務所へ行くことが難しい人は契約までに時間がかかってしまいます。
ベストファクターは顧客に対する丁寧な対応を心がけているため、面談が必要になるというのは安心できるファクタリング会社であるという証拠でもありますが、手続き的にはオンライン完結型と比較して面倒なのでデメリットだといえます。
また、交渉によって郵送やFAXでの契約にも対応しているようですので、どうしても急ぎでお金が必要という方は「非対面で契約できないか」と交渉してみましょう。
基本的に最高利用額は1億円
ベストファクターの買取限度額は原則として1億円までと決まっています。
小規模の事業者にとっては「1億円も売掛債権を持っていないから関係ない」と思うかもしれませんが、中堅以上の企業になると1億円を超える売掛債権を保有することは全く珍しいことではありません。
そのためベストファクターは中堅以上の企業になると、利用が難しいかもしれません。
他の店舗型のファクタリング会社や銀行系ファクタリング会社は数億円規模の買取にも対応していることを考えると、ベストファクターの買取限度額は低いといえるでしょう。
なお、買取限度額1億円というのはあくまでも原則で、交渉や審査次第ではさらに高額な売掛債権の買取にも対応しています。
実際に、2023年11月時点で、ベストファクターのホームページには前月最高買取額として「3600万円」と表記されています。
交渉や審査次第では1億円を超える買取にも対応しているようですので、1億円を超える売掛債権のファクタリングを希望する場合は、まずは相談してみましょう。
手数料の上限は20%と高めの設定
ベストファクターの手数料の上限は20%となっており、他のファクタリング会社と比較してやや高めに設定となっています。
2社間ファクタリングの手数料相場は10%〜20%程度ですので、相場の範囲内であるもののオンライン完結型のファクタリング会社と比べると高いといえるでしょう。
ただし、手数料は審査によって決定し、ベストファクターで優良な売掛債権をファクタリングする場合には5%程度の手数料が適用されることも珍しくありません。
20%の手数料が適用されるケースは、他社では断られてしまうようなリスクの高い売掛債権を買い取る場合などです。
ベストファクターの上限手数料は20%と確かに高いですが、その分、他社では断られてしまうようにハイリスクの売掛債権の買取にも応じているといえるでしょう。
ベストファクターの必要書類
ベストファクター(BestFactor)の審査と契約に必要な書類を解説します。
ベストファクターの審査で必要な書類は次の通りです。
- 本人確認書類
- 売掛債権の入出金が分かる通帳の写し
- 請求書・見積書・基本契約書などの資料
これらの書類から売掛債権の回収可能性を検討し、問題ないと判断できた場合には契約に進みます。
ベストファクターとの契約時に必要な書類は次の通りです。
- 納税証明書
- 印鑑証明書
- 登記簿謄本
申込時、契約時にこれらの書類を用意するだけですので、ベストファクターは非常に簡単に売掛債権を資金化できることがわかります。
ベストファクターのファクタリング利用手順
ベストファクターの申し込みから資金化まで流れは次の通りです。
- 問い合わせ・無料相談に申し込み
- 担当者によるヒアリング・簡単な審査
- 必要書類の提出・本審査
- 契約・指定の口座にベストファクターから入金
- 回収した売掛金をベストファクターに振込
ベストファクターで売掛債権を現金化するまでの流れについて詳しく解説します。
①ベストファクターに問い合わせる・無料相談に申し込む
まずは電話またはメールフォームでベストファクターに問い合わせ・無料相談に申し込みましょう。
電話は平日10時〜19時までの受け付けとなっており、メールフォームでは24時間365日対応しています。
ベストファクターではファクタリング以外の資金繰りや経営全般の相談なども無料に応じているので、資金繰りなどに悩んでいるのであれば気軽に問い合わせをしてみましょう。
②ベストファクター担当者によるヒアリング・簡単な審査
取い合わせを行うと、次のような点を担当者からヒアリングされます。
- 自社の概要や売上・収益
- 売掛先企業との取引履歴
- 売掛債権の金額
- 資金が必要なタイミング
これらのヒアリングから簡単な審査を行い、その場で利用可能かどうかの査定結果が通知されます。
なお、もしもベストファクターが提示した条件に自社が納得できない場合も、ベストファクターが強引な勧誘をすることはないので安心して問い合わせができます。
③必要書類をベストファクターに提出・本審査
ベストファクターが提示した条件に納得できたら、次の必要書類を提出して本審査が開始されます。
- 本人確認書類
- 売掛債権の入金が分かる通帳の写し
- 請求書・見積書・基本契約書などの資料
本審査では簡易審査の際に確認した内容に間違いがないかどうかを、提出書類から審査担当者が確認する作業がメインになります。
申込から本審査完了まで最短即日で完了します。
④契約・指定の口座にベストファクターから入金
本審査に通過したら契約時には次の書類を提出します。
- 印鑑証明書
- 納税証明書
- 登記簿謄本
ベストファクターの契約には面談が必要になるので、上記書類を持参してベストファクターのオフィスへ行くか、ベストファクターの担当者に訪問してもらうかの方法によって契約手続きを締結します。
申込日当日に契約が完了した場合には、最短即日で買取金額から手数料が控除された金額が指定した銀行口座にベストファクターから振り込まれます。
⑤回収した売掛金をベストファクターに振込
2社間ファクタリングの場合には、売掛債権の期日に売掛先企業から申込企業へ振り込まれてくる代金をベストファクターへ送金しなければなりません。
申込企業がベストファクターへ代金を送金することによって、ベストファクターは売掛債権を回収したことになります。
これによってファクタリング手続きは完了です。
なお、3社間ファクタリングの場合には、売掛債権期日に売掛先企業がベストファクターへ直接代金を支払うので自社がやることはありません。
ベストファクターに関するよくある質問
ベストファクターのファクタリングについてよくある質問を紹介していきます。
個人事業主でも利用できますか?
ベストファクターのファクタリングは個人事業主やフリーランスでも利用できます。
ただし売却できる売掛債権は法人に対するものだけで、個人に対する売掛債権は売却できないので注意してください。
ベストファクターの審査は緩いですか?
上限手数料が20%と、他社よりも高めの設定になっているので緩いといえます。
他社では「リスクが高い」と断られてしまった売掛債権も、ベストファクターであれば高い手数料で買い取ってもらえる可能性があります。
なお、リスクが低い売掛債権であれば低い手数料で買い取ってもらうことができるので安心して利用してください。
赤字でも利用できますか?
ベストファクターのファクタリングは赤字でも利用できます。
ベストファクターのホームページには「赤字決算・債務超過なのですが利用できますか?」という質問に対して以下のように回答しています。
はい。利用可能です。
ファクタリングは売掛債権の売買行為であり、借り入れではありませんので、負債額や経営状態は考慮されません。
赤字でも債務超過でも審査においてはほぼ無関係だということが分かります。
審査で考慮されるのは売掛債権の安全性だけですので、申込企業の経営状態がどんなに悪くても優良な売掛債権さえ持っていれば資金化できる可能性が高いでしょう。
ベストファクターの必要書類はなんですか?
ベストファクターで必要になる書類は審査の際と契約の際で異なります。
審査で必要になる書類は次の通りです。
- 本人確認書類
- 売掛債権の入出金が分かる通帳の写し
- 請求書・見積書・基本契約書などの資料
契約時には次の書類が必要です。
- 印鑑証明書
- 納税証明書
- 登記簿謄本
スムーズに審査と契約を進めるために、あらかじめこれらの書類を手元に用意した上で申し込みをした方がよいでしょう。
訪問する必要はありますか?
ベストファクターの契約には面談が必要です。
そのため、原則的には東京か大阪のベストファクターのオフィスへ訪問する必要があります。
なお、どうしてもベストファクターの事務所への訪問が難しい場合には、ベストファクターの担当者が自社まで訪問してくれます。
自社まで担当者が訪問する場合は即日資金化が難しくなりますが、ベストファクターでは担当者が会社まで訪問してくれるので、必ずしも申込者がベストファクターのオフィスまで訪問する必要はありません。
以下はベストファクターに取材した際のインタビュー記事です。
即日入金はできますか?
ベストファクターは即日入金が可能です。
実際にベストファクターのホームページには「即日振込実行率」として61.5%と明記されています。
実に半分以上の売掛債権を即日で買い取っていることが分かります。
ベストファクターの契約には面談が必要になるため、当日中に東京や大阪のオフィスを訪問できる場合に限りますが、当日中に訪問できる人は即日入金を受けられる可能性が高いでしょう。
ベストペイとは何ですか?
ベストペイとはベストファクターを運営している株式会社アレシアが運営する「注文書買取サービス」です。
ベストファクターでは請求書を買い取りますが、ベストペイでは注文書を買い取るのが大きな違いです。
注文書とは仕事に着手する前の書類です。
つまり、ベストペイでは仕事の発注を受けた段階で、注文書の金額を資金化することができるのです。
小規模な企業が大口の仕事を受けると「仕事の規模が大きすぎて、手元の運転資金では対応できない」と、仕事を断ってしまうようなケースは珍しくありません。
ベストペイの注文書ファクタリングであれば、仕事を受注した段階で見込みの売上代金を手にできるので、大きな仕事を受けても資金不足を原因として仕事を断る必要はありません。
ベストファクターでは仕事完了後の請求書を、ベストペイでは仕事着手前の注文書を資金化できます。
「いつお金が必要なのか」によってベストファクターとベストペイを使い分けるのがよいでしょう。
ベストファクターの口コミ・評判 まとめ
本記事ではベストファクターのファクタリングサービスの特徴や審査に必要な書類を解説。口コミ・評判も紹介しました。
ベストファクターは店舗型のファクタリング会社として、担当者の質や対応のレベルが高く安心できるファクタリング会社です。
上限手数料は20%と高めですが、その分審査のウイングが広く、他社で断られたような売掛債権も買取に応じてくれることもあります。
もちろん、優良な売掛債権は低い手数料で買い取ってもらうことが可能です。
契約には面談が必要なのでベストファクターのオフィスに訪問しなければなりませんが、難しい場合は来社してもらうこともできます。
口コミ・評判にはさまざまなものがありましたが、手数料や入金スピードは利用者の状況によって変わってくるため、まずは見積もり依頼・無料相談をしてみてはいかがでしょうか。
なお、総合的に評価されている人気のファクタリング会社については、ファクタリングおすすめランキングにて詳しく解説しています。