
「オンライン完結型って聞いてたけど電話面談があった」
「忙しくて営業所まで行く時間がない」
「完全オンラインでファクタリング契約を行いたい」
上記のような悩みを持っている方におすすめなのが、オンライン完結型ファクタリングです。
オンライン完結型であれば、非対面かつオンラインで契約できるので、営業所へ行くことができない人でもファクタリングサービスを利用できます。
しかしオンライン完結で即日入金してもらうには、サービスの選び方や申込方法などに注意が必要です。
そこで本記事では、オンライン完結型のファクタリング会社の選び方や2023年版のおすすめサービス、申込時の注意点などを詳しく解説します。
目次
【2023年版】おすすめオンライン完結ファクタリング会社12選【入金まで非対面】
2023年版11月現在の当社おすすめオンライン完結ファクタリングは以下の通り。
ファクタリング会社 | 面談の有無 | 即日入金 |
---|---|---|
アクセルファクター | 面談不要 | 最短2時間 |
ファストファクタリング | 面談不要 | 最短2時間 |
QuQuMo(ククモ) | 面談不要 | 最短2時間 |
labol(ラボル) | 面談不要 | 最短60分 |
PayToday | 面談不要 | 最短30分 |
ファクターズ | オンライン可 | 最短3時間 |
ペイトナーファクタリング | 面談不要 | 最短10分 |
FREENANCE(フリーナンス) | 面談不要 | 最短即日 |
プロテクトワン | オンライン可 | 最短即日 |
ウィット | 面談不要 | 最短2時間 |
ビートレーディング | オンライン可 | 最短5時間 |
日本中小企業金融サポート機構 | オンライン可 | 最短即日 |
面談の有無や入金スピードも併記していますので、完全オンラインでファクタリングを利用する際の参考にしてください。
※2023年11月更新
アクセルファクター | 最短2時間オンライン完結
最短入金(審査)スピード | 2時間 |
---|---|
利用可能額 | 30万円〜無制限 |
手数料 | ~100万円:10%~ 101~500万円:5%~ 501~1000万円:2%~ |
利用対象者 | 法人 個人事業主・フリーランス |
面談の有無 | オンライン可能 |
- 面談不要
- 法人・個人利用可
- 最短即日入金
アクセルファクターは店舗型のファクタリング会社として信頼の高い企業でしたが、コロナ禍や市場の変化に伴い非対面契約も推進しています。
取り扱うファクタリングの約半数が即日買取となっており、手数料目安は債権金額ごとに決まっているので、事前にコストを把握しやすいのがメリット。
30万円からの買取に対応しているため、小規模事業者も安心して利用できます。
審査通過率も90%以上と高いので、審査に自信のない事業者の方にもおすすめです。
ファストファクタリング| 最短2時間オンライン完結

最短入金(審査)スピード | 最短即日(2〜3時間) |
---|---|
利用可能額 | 10万円〜1億円 |
手数料 | 5%〜 |
利用対象者 | 法人 個人事業主・フリーランス |
面談の有無 | 面談なし |
- 面談不要
- 最短即日で入金
- 法人・個人利用可
ファストファクタリングは大阪に本社を構えるオンライン完結型ファクタリング会社。
面談不要で利用できますが、面談が必要な場合でもオンライン面談に対応しています。
また、手数料は5%〜と2社間ファクタリングでは最安の水準。
他社と相見積もりをしたり、ファクタリング会社を乗り換えたりすることでさらに手数料を優遇してもらえます。
オンライン完結で即日入金できるだけでなく、手数料も安いため、コストを抑えたい方にとってもおすすめのファクタリング会社といえます。
QuQuMo(ククモ)| 最短2時間オンライン完結
出典:QuQuMo公式サイト
最短入金(審査)スピード | 最短2時間 |
---|---|
利用可能額 | - |
手数料 | 1%〜14.8% |
利用対象者 | 法人 個人事業主・フリーランス |
面談の有無 | 面談なし |
- 面談不要
- 最短即日で入金
- 法人・個人利用可
QuQuMo(ククモ)は最短2時間の即日入金に対応したファクタリング会社です。
QuQuMoはオンライン契約サービスのクラウドサインを採用しているため、書類の記入や捺印は不要。セキュリティ面も安全です。
また、QuQuMoは買取可能金額を定めていないため、少額利用したい個人やフリーランスでも利用できます。
QuQuMoのメリットの1つが、手数料が1%〜14.8%と上限が決まっている点もあります。
オンライン完結のファクタリングサービスを探しているなら、QuQuMoの利用を検討してみてください。
labol(ラボル)| 最短60分オンライン完結
最短入金(審査)スピード | 最短60分 |
---|---|
利用可能額 | 1万円〜 |
手数料 | 一律10% |
利用対象者 | 個人事業主・フリーランス向け |
面談の有無 | 面談なし |
- 面談不要
- 最短即日(60分)で入金
- 1万円~利用できる
- 個人・フリーランス向け特化
labol(ラボル)は上場企業である株式会社セレスの100%子会社が運営するファクタリングサービスなので信頼性も抜群です。
さらに、ラボルは申し込みから最短60分の即日入金にまで対応。
24時間365日、土日祝日も入金に対応しています。
また、ラボルは個人事業主やフリーランス向けに特化したサービスなので、他のファクタリング会社で審査落ちした人でも利用できる可能性が高くなります。
ラボルは1万円から、手数料一律10%で利用できるので、変動手数料が不安な方にもおすすめできるファクタリングサービスです。
PayToday| 最短30分オンライン完結
最短入金(審査)スピード | 最短30分 |
---|---|
利用可能額 | ー |
手数料 | 1%〜9.5% |
利用対象者 | 法人 個人事業主・フリーランス |
面談の有無 | 面談なし |
- 面談不要
- 最短即日で入金
- 法人・個人利用可
PAYTODAYは、低手数料で迅速に資金調達したい人におすすめのファクタリング会社です。
上限手数料は9.5%と、他社比較でも安価ですので、手数料が心配な方にもおすすめ。
また、AIが審査を行うので審査回答が早く、最短即日(30分)というスピードを実現しています。
最低買取金額も設定されていないので、少額利用したい個人事業主も安心して利用できるでしょう。
ファクターズ
出典:ファクターズ公式サイト
企業名 | 株式会社ワイズコーポレーション |
---|---|
営業時間 | 平日 9:00~19:00 |
対応エリア | 全国 |
最短入金(審査)スピード | 最短3時間 |
利用可能額 | 最小30万円~最大3,000万円 |
オンライン完結 | 可能 |
手数料 | 3%〜 |
契約種類 | 2社間 |
利用対象者 | 法人 個人事業主・フリーランス |
対象債権 | 売掛債権 |
- 30万円~利用可
- 最短即日で入金
- 法人・個人利用可
ファクターズはオンライン面談に対応したオンライン完結型ファクタリング会社です。
最短即日(4時間)の入金に対応しており、手数料は3%〜と業界でも低い水準になっています。
相見積もりを歓迎していることから、他社より安い手数料での債権買取が期待できます。
ファクタリング会社選びで迷った際は、複数社と相見積もりをしてみるとよいでしょう。
ペイトナーファクタリング(旧yup先払い)
最短入金(審査)スピード | 最短10分 |
---|---|
利用可能額 | 〜100万円 |
手数料 | 10% |
利用対象者 | 法人 個人事業主・フリーランス |
面談の有無 | 面談なし |
- 面談不要
- 最短即日で入金
- 個人・フリーランス向け特化
ペイトナーファクタリングは完全オンライン、少額買取、スピード買取に特化したファクタリング会社です。
AIが審査をするので申込後すぐに審査の回答があり最短10分の即日入金に対応しています。
手数料は一律10%と決まっているので、手数料上限が分からないと不安という方にもおすすめです。
少額買取に特化しているため、買取可能額は最大100万円まで(初回25万円まで)です。
少額の売掛債権を迅速に現金化したい際は、ペイトナーファクタリングがおすすめのファクタリング会社です。
FREENANCE(フリーナンス)
最短入金(審査)スピード | 最短即日 |
---|---|
利用可能額 | 1万円〜1,000万円 |
手数料 | 3%〜10% |
利用対象者 | 法人 個人事業主・フリーランス |
面談の有無 | 面談無し |
- 面談不要
- 最短即日で入金
- 個人・フリーランス向け特化
Freenance(フリーナンス)はGMOグループが運営するファクタリング会社です。
面談なしの完全オンライン完結で、最短即日の入金に対応しています。
手数料は3%〜10%と2社間ファクタリングとしては非常に安価で利用可能。手数料上限が決まっている点も安心です。
また1万円~買取に対応しているので、少額利用したい個人事業主やフリーランスにもおすすめです。
契約書をアップロードすると最短30分で審査の回答があるので、急いで資金が必要な方にも最適です。
また会員登録のみで、業務中の事故の補償を受けられる保険「あんしん補償」に加入できるので、補償が少ない個人事業主やフリーランスにもおすすめのファクタリングサービスとなっています。
プロテクトワン
最短入金(審査)スピード | 最短即日 |
---|---|
利用可能額 | 〜1億円 |
手数料 | 1.5%〜 |
利用対象者 | 法人 個人事業主・フリーランス |
面談の有無 | 非対面可能 |
- オンライン面談可
- 最短即日で入金
- 法人・個人利用可
プロテクトワンは最短30分の審査による即日入金に対応したオンライン完結型ファクタリング会社です。
審査通過後、最短数分で指定した口座へ買取代金を振り込むので、早ければ1時間以内で資金化できます。
ヒアリングや契約手続きは、電話やビデオ通話アプリでの非接触の面談を行なっているので、直接プロテクトワンに訪問できない人でも利用可能です。
手数料も1.5%~と低水準なのでコストも抑えられるでしょう。
ウィット
最短入金(審査)スピード | 最短2時間 |
---|---|
利用可能額 | 30万円~500万円 |
手数料 | 5.0%~ |
利用対象者 | 法人 個人事業主・フリーランス |
面談の有無 | 面談なし |
- 面談不要
- 最短即日で入金
- 法人・個人利用可
ウィットは電話一本で完結するオンライン完結型ファクタリング会社です。
WEB上で申込フォームに入力するのが億劫な人でも、電話1つでファクタリング申込とヒアリングを同時に完了させられます。
最短2時間の即日入金に対応しているので、「急いで資金が必要」という方にもおすすめです。
ビートレーディング
最短入金(審査)スピード | 最短5時間 |
---|---|
利用可能額 | 30万円〜 |
手数料 | 2%〜20% |
利用対象者 | 法人 個人事業主・フリーランス |
面談の有無 | オンライン面談可能 |
- 面談不要
- 最短即日で入金
- 法人・個人利用可
ビートレーディングは店舗型ファクタリング会社として歴史があり、規模も大きいファクタリング会社です。
店頭での契約が基本でしたが、コロナ対策やオンライン完結型ファクタリングの普及に伴い、オンライン面談でにも対応しました。最短5時間で資金調達でき、手数料も2%~と比較的低めです。
また、ファクタリング以外にも資金繰り全般の相談ができるので、「信頼できる1社と取引したい」という方はビートレーディングでのファクタリングがおすすめです。
日本中小企業金融サポート機構
最短入金(審査)スピード | 最短即日 |
---|---|
利用可能額 | ー |
手数料 | 2社間:5%~10% 3社間:1.5%~10% |
利用対象者 | 法人 個人事業主・フリーランス |
面談の有無 | 要相談 |
- 面談不要
- 最短即日で入金
- 法人・個人利用可
日本中小企業金融サポート機構はファクタリングだけでなく、M&Aや資金繰りのコンサルティングなど、トータルのサポートを行なっています。
ファクタリングは基本的に面談が必要ですが、交渉次第でオンライン面談切り替えてくれることもあるようです。
手数料は2社間・3社間ともに低めに設定されているため、手数料も抑えつつファクタリングを利用できます。
資金繰り全般のサポートを受けたい人は、日本中小企業金融サポート機構で相談をしながらファクタリングを利用するのがおすすめです。
オンライン完結(完全非対面)のファクタリングとは?
オンライン完結ファクタリングとは、申込から契約まで完全にオンライン(WEB)上で完結できるファクタリングで「クラウドファクタリング」と呼ばれることもあります。
そもそもファクタリングとは、売掛金などの売掛債権をファクタリング会社へ売却し、売掛債権の期日前に現金化できるサービスです。
ファクタリングでは契約内容や手数料を説明する必要があるだけでなく、利用者が実在するかどうか確認しなければなりません。そのため、ファクタリング契約は対面が基本でした。
しかし最近はオンライン上で契約手続きを完了できるファクタリング会社が増えてきています。
オンラインファクタリングの特徴は次の通りです。
- 申込から契約手続きまでオンライン(WEB)で完結
- ファクタリング会社に行けない人も即日入金
- 対面型ファクタリングよりも手数料が安い傾向
オンライン完結型ファクタリングは、申込をインターネット上で行い、必要書類もWEB上から提出し、面談は不要(もしくはZOOMなど)で、WEB上で契約手続きを行います。
全ての手続きが原則WEB上で完結するので、自宅や会社にいながらファクタリングを利用可能です。
従来のファクタリングは当日中にファクタリング会社の事務所に行ける人だけが即日で資金調達を行うことができましたが、オンライン完結型ファクタリングであれば、当日中にファクタリング会社へ訪問できない人も即日で資金調達できるようになりました。
また、オンライン化によりファクタリング会社側のコストも抑えられるため、オンライン完結ファクタリングは従来のファクタリングよりも手数料が低くなる傾向があります。
オンライン完結(非対面)のファクタリング会社を選ぶポイント
オンライン完結のファクタリング会社の多くは、非対面で即日入金が可能ということを謳っていますが、それだけではどのファクタリング会社を選択したらいいか分からないのではないでしょうか?
ファクタリング会社を選ぶ際は、次のポイントを比較軸にしましょう。
- 即日入金は可能か?
- 手数料は安いか?
- 買取可能金額は自分に適しているか?
- 個人事業主・フリーランスでも利用可能か?
即日入金は可能か?
オンライン完結ファクタリング会社を選択する際には「入金スピード」を意識しましょう。
オンライン完結ファクタリング会社の中には「最短10分で買取」などと謳っている会社もあります。
そもそもオンライン完結ファクタリング会社は従来のファクタリング会社よりも買取スピードが速く、即日入金の業者も非常に多くなっています。
しかし、オンライン完結ファクタリング会社によって入金スピードは異なります。
したがって、急いで資金調達したいのであれば、そのファクタリング会社がどの程度のスピードで入金可能かを調べましょう。
「最短即日」と謳っている業者よりも、「最短1時間」「最短30分」など、入金までの具体的なスピードを謳っている業者へ申し込む方が無難といえます。
急いで資金が必要な場合には、「即日入金は可能か」「具体的にどの程度のスピードで入金になるのか」を調べてから申し込みをしてください。
手数料は安いか?
オンライン完結ファクタリング会社を選ぶ際は手数料も重要です。
一般的に2社間ファクタリングの手数料は5%〜20%程度となっています。
そのため20%を超えるような高額な手数料を設定しているファクタリング会社とは取引すべきではありません。
あまりにも手数料が高額な業者は、いわゆる悪徳業者といわれるグレーな業者である可能性があります。
オンライン完結ファクタリング会社の中には10%を切るような手数料を設定している所も多数あります。
悪徳業者を避けるためにも、コスト負担を軽減するためにも、手数料が高い業者は避けるか、一律手数料を設定しているファクタリング会社か、手数料の上限を設定しているファクタリング会社を選びましょう。
手数料の低いファクタリング会社が見つからない場合には、複数のファクタリング会社から見積もりを取り、最も手数料が安いファクタリング会社と契約しましょう。
買取可能金額は自分に適しているか?
ファクタリング会社によって買取可能額は異なります。
例えば「最低買取金額100万円」のファクタリング会社に100万円未満の売掛債権を売却することはできません。
個人事業主や中小企業などの売上規模が小さな事業者は、あまりにも売上規模が小さいとファクタリングを利用できない可能性があります。
オンライン完結ファクタリング会社の中には、「最低買取金額1万円」など、非常に小さく設定しているところも多いので、ファクタリング会社が設定している買取可能額が自社の売上規模に対応しているのかを調べてから申し込みをしてください。
小規模の事業者の方は、買取可能額ができる限り小さいファクタリング会社を選択した方がよいでしょう。
個人事業主・フリーランスでも利用可能か?
個人事業主やフリーランスの方は、オンライン完結ファクタリング会社が「個人事業主・フリーランスに対応しているか」ということを調べた上で申し込みを行いましょう。
ファクタリング会社の中には法人のみ対応している業者も多数あり、そのような業者では個人事業主・フリーランスは利用できません。
また、「債権譲渡登記(債権が譲渡されていることを登記すること)が必須」となっているファクタリング会社では個人事業主・フリーランスは利用不可です。なぜなら債権譲渡登記は法人しかできないからです。
個人事業主・フリーランスの方は、ファクタリング会社が法人以外にも対応しているかを必ず確認してから申し込みをしましょう。
オンライン完結(非対面)ファクタリングのメリット
完全WEB契約可能なオンライン完結ファクタリングには次のメリットがあります。
- 完全オンラインで契約を完了できる
- 最短即日で入金される
- 手数料を安く抑えることができる
- 契約コストを削減できる
- 24時間申し込み手続きが可能
完全オンラインで契約を完了できる
オンライン完結ファクタリングを利用すれば、その名の通り申し込みから審査、入金に至るまで完全にオンライン(WEB)上で手続きを進められるのがメリットです。
オンラインに対応していないファクタリング会社の場合、書類を郵送で送付したり、面談がある場合は対面で行ったりしなくてはなりません。
出張サービスを設けているファクタリング会社もありますが、多忙な経営者や個人事業主の方は、対面でのやり取りや準備の時間を工面するのも大変なのではないでしょうか。
オンライン完結であれば、会社や自宅にいながらファクタリング契約を完了できるため、時間と手間を大幅に節約することができるでしょう。
最短即日で入金される
オンライン完結のファクタリングなら、事務所へ行く時間や担当者の空き時間に左右されるといった「契約手続きにかかる時間」を大幅に省略できることもあり、最短即日で入金してもらうことが可能です。
また、ファクタリング会社の中にはAI審査を採用している会社も多く、そのようなファクタリング会社では数分程度の審査時間で完結する場合もあります。
契約手続きも審査も時間がかからないので、対面型のファクタリング会社よりも即日入金される可能性が非常に高いのが特徴です。
急いでお金が必要な場合には、オンライン完結ファクタリング会社を利用するのがよいでしょう。
手数料を安く抑えることができる
オンライン完結ファクタリング会社は店舗型と比較すると手数料が低く設定されています。
オンライン完結ファクタリング会社は来店が不要です。
店舗型ファクタリングのように、審査や管理、接客のために従業員を雇用する必要もありませんし、全国に支店を構えることも不要です。
そのためオンライン完結ファクタリング会社は店舗型ファクタリングよりもコストを大幅に抑えられます。
コストを削減できるため、低手数料でファクタリングを提供できるようになるのです。
手数料を安く抑えたい個人事業主やフリーランスの方にとって大きなメリットといえます。
契約コストを削減できる
オンライン完結ファクタリングでは契約時に印紙代がかかりません。
基本的に契約書には収入印紙を貼付して印紙税を納める必要がありますが、電子契約では印紙税が不要になります。
注文請書の調製行為を行ったとしても、注文請書の現物の交付がなされない以上、たとえ注文請書を電磁的記録に変換した媒体を電子メールで送信したとしても、ファクシミリ通信により送信したものと同様に、課税文書を作成したことにはならないから、印紙税の課税原因は発生しないものと考える
ただし、電子メールで送信した後に本注文請書の現物を別途持参するなどの方法により相手方に交付した場合には、課税文書の作成に該当し、現物の注文請書に印紙税が課されるものと考える引用:国税庁|(別紙)
ファクタリングの収入印紙は、買取金額が高額になると数万円程度にのぼります。
オンライン完結ファクタリングであれば、収入印紙代を節約できるのは大きなメリットです。
24時間申し込み手続きが可能
オンライン完結ファクタリングは24時間申し込みができます。
来店が必要な店舗型ファクタリングの場合、営業時間内に店舗を訪問する必要があります。
そのため夜間や休日などはファクタリングを利用できません。
オンライン完結ファクタリング会社であれば、24時間365日申し込みを受け付けているので、深夜でも土日祝日でも好きな時間に申込可能です。
時間や曜日に左右されることなく申し込みができるのは、オンライン完結ファクタリングのメリット。日中に時間を取れない個人事業主やフリーランスの方も利用できます。
オンライン完結(非対面)ファクタリングの注意点
非対面・オンライン完結のファクタリングは便利ですが、次の4つのポイントには注意が必要です。
- ファクタリング会社によっては面談がある
- 必要書類をデータ化する必要がある
- 3社間ファクタリングに非対応
- 審査に通りにくい可能性がある
ファクタリング会社によっては面談がある
オンライン完結ファクタリングが必ず面談なしとは限りません。
ファクタリング会社によっては「オンライン完結」と明記していても、オンライン面談を要求されることがあります。
また、審査過程で面談によって利用者の人物を確認したいと考えることもあります。
確実に面談なしでファクタリングを利用したいのであれば、「面談なし」と公式サイトで明記しているファクタリング会社を選択してください。
本記事で紹介している中では、次のファクタリング会社は面談なしで利用可能です。
必要書類をデータ化する必要がある
オンライン完結ファクタリングでは申し込み時に必要書類をデータ化しなければなりません。
基本的には必要書類を写真で撮影してアップロードするだけですが、売上の明細書や請求書などをエクセルなどで管理している場合には、PDFに変換するなどの手間がかかります。
パソコンに慣れていない方は必要書類のデータ化に手間取ってしまうかもしれません。
なお、オンライン完結ファクタリング会社の中には、FAXでの必要書類の提出ができる場合もあります。
3社間ファクタリングに非対応
オンライン完結ファクタリングは基本的に3社間ファクタリングには対応していません。
ファクタリングには2社間ファクタリングと3社間ファクタリングの2種類あります。
2社間ファクタリングは、申込者とファクタリング会社の2社で契約し、売掛債権期日に売掛先から申込企業へ支払われた代金をファクタリング会社へ送金することで返済が完了します。
返済の際に申込企業がファクタリング会社へ代金を返済しないリスクがあるので2社間ファクタリングは手数料が高めに設定されます。
一方、3社間ファクタリングは申込者とファクタリング会社と売掛先企業の3社で契約し、あらかじめ売掛先に「ファクタリングを利用する」同意を得た上で契約締結をします。
売掛債権期日になると売掛先企業が直接ファクタリング会社へ代金を支払うので、2社間ファクタリングよりも確実に代金を回収できます。
ファクタリング会社のリスクが低い3社間ファクタリングは、2社間ファクタリングより手数料が低く設定されているのが特徴です。
しかし契約時に売掛先企業の同意が必要になるので、契約に時間がかかります。
オンライン完結ファクタリングは基本的に「2社間ファクタリング」しか取り扱っていません。
3社間ファクタリングを利用したい場合はオンライン完結ファクタリングは利用できないので注意しましょう。
審査に通りにくい可能性がある
オンライン完結型ファクタリングは対面型のと比較して審査に融通が利かないケースもあります。
オンライン完結型ファクタリングではAI審査が行われることも多いため、少しでも基準に合致しなかったり、書類に不備があったりする場合には審査に即座に落とされてしまいます。
対面型ファクタリング会社の場合、軽度の基準外があっても融通を効かせてくれて審査に通過できる場合があります。
例えばオンライン完結型ファクタリングの場合には1円でも最低買取額を下回ると審査を進めることができませんが、対面式のファクタリング会社の場合には最低買取金額を下回っても審査に通過できる場合があるということです。
オンライン完結型ファクタリングは審査基準が厳しいわけではありませんが、審査に融通が利かないので、ファクタリング会社の設定基準に合致しているか確認しましょう。
オンライン完結型ファクタリングの契約手順
オンライン完結型ファクタリングの申し込みから入金までの流れは次の通りです。
- オンライン(WEB)で申し込みをする
- 必要書類をオンラインで送付する
- ファクタリング会社による審査
- オンライン上で契約を締結する
- 入金される
オンライン(WEB)で申し込みをする
まずはファクタリング会社の公式サイトから申し込みます。申込は24時間365日可能です。
申込内容を間違えると間違った内容で審査が進んでしまい、審査がやり直しになる可能性があります。
対面型のように申込内容を確認してもらえないため、内容を確認してから申し込みましょう。
申込時は次のような内容を記載します。
- 会社名(屋号)
- 住所
- 代表者氏名
- 営業歴
- 年商
- 買取希望金額
- 売掛先企業の情報
ファクタリング会社によって必要な情報は異なりますが、ほとんどのファクタリング会社で上記の情報が必要です。
必要書類をオンラインで送付する
申し込みが完了したら、審査で必要な書類をオンラインで提出しましょう。
審査で必要な書類は次の通りです。
- 本人確認書類
- 売掛債権成因資料(請求書や納品書)
- 売掛先企業からの入金があった通帳の写し
審査に必要な書類を提出しなければ審査は進みません。
スムーズに審査に通過するため、必要な書類は事前に用意しておきましょう。
ファクタリング会社による審査
申込と必要書類の提出が完了すると、ファクタリング会社による審査が行われます。
AIが審査を行うファクタリング会社では審査にかかる時間は数十分〜数時間程度。
ただしオンライン完結型ファクタリング会社の中には、審査は審査担当者が1つ1つ人間の視点で行う場合もあり、このようなファクタリング会社では審査に時間がかかることがあります。
いずれにせよ、即日入金を希望するのであれば、当日の午前中には申込を完了した方が当日中に審査が完了する可能性が高くなります。
審査が完了すると、手数料や掛け目(売掛債権のうち何%を買い取るのかの割合)が通知されます。
オンライン上で契約を締結する(クラウドサインなど)
審査通過後ファクタリング会社が提示した契約条件に納得できたら、オンライン上で契約を締結します。
契約方法はファクタリング会社によって異なりますが、独自の契約システムや、クラウドサインでオンライン上で契約を進めます。
クラウドサインとは国内シェアNo.1の電子契約サービスで、オンライン上での安全な契約を実現します。
本記事で紹介しているQuQuMoもクラウドサインを導入しており、利用者はクラウドサイン会員でなくでも問題ありません。
クラウドサインでも独自契約システムでも、基本的にはパソコンやスマホ上で契約書の内容を確認し「契約に同意する」などのボタンをクリックするだけです。
サインも印鑑も必要ないので、契約手続きは非常に簡単です。
入金される
オンラインでのファクタリング契約手続きが完了すると、指定した銀行口座に買取代金が入金されます。
ほとんどの銀行口座がモアタイム(土日祝日や営業時間外)に対応しているので、ファクタリング会社の営業時間であれば15時以降も振り込みを受けられます。
入金後は売掛債権の支払い期日にファクタリング会社に送金するだけです。
オンライン完結型ファクタリングに関するよくある質問
オンライン完結型ファクタリングに関するよくある質問と回答を紹介します。
- 電話なし・面談なしのオンライン完結型ファクタリング会社は?
- クラウドサインで契約できるオンライン完結型ファクタリング会社は?
- オンライン完結型ファクタリング会社でも反応が遅いことはありますか?
面談不要(電話なし・ヒアリングなし・面談なし)のオンライン完結型ファクタリング会社は?
本記事で紹介している中では、次のファクタリング会社は面談不要(電話なし・ヒアリングなし・面談なし)で利できます。
クラウドサインで契約できるオンライン完結型ファクタリング会社は?
当記事で紹介している中ではQuQuMo(ククモ)が契約にクラウドサインを採用しています。
オンライン完結型ファクタリング会社でも反応が遅いことはありますか?
申し込み状況によって、返答が遅いこともあるようです。
以下のオンライン完結型のファクタリング会社は審査時間を分単位で公表しているので素早い対応が期待できるでしょう。
オンライン完結型ファクタリング まとめ
本記事では2023年版のオンライン完結型ファクタリング会社を紹介しました。
オンライン完結型(非対面)のファクタリング会社であれば、ファクタリング会社の事務所へ行かずにファクタリング契約ができ、即日入金の可能性も高くなります。
セキュリティ面でも安全にファクタリング契約を結べるよう、クラウドサインを導入している企業もあります。
またファクタリング会社側もコストを抑えられるので、低い手数料でファクタリングを利用できる傾向にあります。
ファクタリング会社の中には「最短即日」と謳っていながら、対面契約が必要で審査に時間がかかる会社があることも珍しくありません。
本記事で紹介したオンライン完結型のファクタリング会社を参考に、非対面かつ低手数料でスムーズにファクタリングを実施してください。