2024年現在、XM(XMTrading)などの海外FX業者を利用するFXトレーダーが増えてきています。
海外のFX業者でのFX取引は完全に合法ですが、中には「海外のFXは危険」「リスクが高い」と感じる人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、以下の内容についてくわしく解説していきます。
最後に、危険性・リスクの低いおすすめの海外FX業者も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
海外FXの危険性・リスクは高い?国内FX会社と徹底比較
まずは、海外FXの危険性やリスクについて国内FXと比較しながら解説していきます。
結論からいうと、海外FXに存在するリスクは以下の3つ。
- 危険性の高い悪質な海外FX業者が存在する
- ハイレバレッジ取引でギャンブルトレードが可能
- 日本語サポートが不十分な場合がある
とはいえ、上記のリスクは危険な海外FX業者の見極め方や適切な資金管理方法を知っていれば避けられます。
以下の表に、国内FXと海外FXの危険性・リスクについてまとめました。
国内FX | 海外FX | |
---|---|---|
金融庁の許可 | ○ | ×(※警告を受けている) |
信託保全 | 義務化 | 業者による |
日本語サポート | 完全対応 | 業者ごとに異なる |
レバレッジ | 25倍に制限 | 制限なし (5000倍以上の業者も) |
ロスカット水準 | 50%~100% | 0%~100% |
ゼロカット | なし | あり(借金リスクなし) |
取引方式 | DD方式 | NDD方式 |
国内FXのメリット
危険性・リスクに関する国内FXのメリットは以下の3つです。
- 金融庁の許可を受けている
- 信託保全が義務化されている
- 日本人サポートが充実
では、国内FXのメリットについて確認していきましょう。
金融庁の許可を受けている
金融庁の許可
国内FX | 海外FX | |
---|---|---|
金融庁の許可 | ○ | × |
危険なFX会社 | ほぼいない | 多い |
国内FX会社は、日本の金融庁による厳正な審査を受けたうえで、許可を得て運営されています。
そのため、国内FXには出金拒否などで稼ぐ詐欺業者や危険な業者は基本的に存在しません。
現役トレーダー
効率良く利益を出すよりも、金融庁によってしっかり規制されているFX会社で取引したいトレーダーであれば国内FXは非常に向いているといえるでしょう。
関連:海外FXは出金拒否されるって本当?原因と対処法&税金の扱いも解説
信託保全が義務化されている
信託保全の義務化
国内FX | 海外FX | |
---|---|---|
信託保全 | 必ずある | ない業者も多い |
国内FXの危険性・リスクに関する2つ目のメリットは、信託保全が義務化されていることです。
信託保全とは、万が一FX会社が破綻してしまった場合でも、顧客の預けている資産は全額返還される仕組みのこと。
金融庁の規制によって信託保全が義務化されている国内FX会社であれば、倒産によって資金が失われることはありません。
日本人サポートが充実
日本人サポートが充実
国内FX | 海外FX | |
---|---|---|
日本人向けサポート | 充実 | 業者ごとに異なる |
国内FX会社は日本人による運営のため、日本人向けのサポートは非常に充実しています。
そのため、何か困ったことがあったらすぐサポートを受けて日本語で詳しい状況を伝えられますよ。
一方で、海外FXでは業者ごとに日本人向けサポートの充実度が異なるため、問題解決に多少時間がかかることがあります。
現役トレーダー
FX会社によっては英語でやり取りする必要があります
とはいえ、海外FX業者でも最近では日本人スタッフを雇用するといった、日本人向けのサービスを充実させている海外FX業者も増えてきています。
したがって、英語でのやり取りが不安な方や、初めてFX取引に挑戦する方であれば、日本人利用者の多いFX会社を選ぶと良いでしょう。
国内FXの危険性・リスク
金融庁の規制により危険な業者が少ない国内FXですが、リスクが全くないわけではありません。
海外FXと比較したときの国内FXの危険性・リスクは以下の通りです。
- レバレッジが低い
- ロスカット水準が高い
- 借金リスクがある
- DD方式で取引の透明性が低い
では、国内FXの危険性・リスクについて確認していきましょう。
レバレッジが低い
レバレッジが低い
国内FX | 海外FX | |
---|---|---|
最大レバレッジ | 25倍に制限 | 1000倍以上のFX会社も存在 |
国内FXでは、金融庁によって最大レバレッジが25倍までに制限されています。
証拠金制度(レバレッジ制限)
個人が店頭FX取引を行う際は、通貨ペアの種類を問わず、取引金額に対して4%以上の証拠金を差し入れ、維持する必要があります(レバレッジに換算すると25倍以下。)。
最大レバレッジが高いと損失リスクが高まると感じる人もいるかもしれませんが、実際にはその逆。
最大レバレッジが高ければ、その分必要証拠金が少なくなるためロスカットリスクが減り資金を失う可能性は低くなります。
現役トレーダー
FX取引では「ロスカットされないこと」が重要です。
取引金額を上げてしまえば当然損失リスクも高まりますが、最大レバレッジが高いだけではリスクが高いことにはなりません。
最大レバレッジが高くなれば、損失リスクはむしろ小さくなることは覚えておきましょう。
関連:海外FXレバレッジ比較!全80社からおすすめ口座を6つ厳選
ロスカット水準が高い
ロスカット水準が高い
国内FX | 海外FX | |
---|---|---|
ロスカット水準 | 高い | 低い |
国内FXのロスカット水準は50%~100%に設定されていることが多く、海外FXと比較すると比較的高い水準です。
ロスカット水準が高いと少しの含み損でもロスカットされやすくなるため、「あと少し保有すれば利益が期待できる」といったタイミングでも資金を失う危険性が高まります。
先程も言ったように、FX取引ではロスカットされないことが最も大切です。
損失リスクをできるだけ小さくしたい方は、ロスカット水準の低い海外FX業者がおすすめです。
関連:海外FXのロスカット水準を比較!計算方法や損しないための工夫も解説
借金を負うリスクがある
借金を負うリスク
国内FX | 海外FX | |
---|---|---|
借金リスク | ある | ない |
海外FXには、「ゼロカットシステム」と呼ばれるマイナス残高をFX会社が補填してくれる制度があるため借金を負うことはありません。
一方、国内FXでは顧客の損失を業者が補填することを法律で禁止しているため、ゼロカットシステムを採用できません。
(損失補填等の禁止)
第三十九条 金融商品取引業者等は、次に掲げる行為をしてはならない。顧客に損失が生ずることとなり、又はあらかじめ定めた額の利益が生じないこととなつた場合には自己又は第三者がその全部又は一部を補塡し、又は補足するため当該顧客又は第三者に財産上の利益を提供する旨を、当該顧客又はその指定した者に対し、申し込み、若しくは約束し、又は第三者に申し込ませ、若しくは約束させる行為
そのため、国内FXでは相場の大暴落によってロスカットが間に合わない場合、追加の証拠金(追証)を請求されることがあります。
現役トレーダー
追証を支払えないと借金を背負うことになってしまいます。
国民を危険から守るための法律ですが、FXにおいてはむしろデメリットであることは知っておいて損はないでしょう。
DD方式で取引の透明性が低い
取引の透明性が低い
国内FX | 海外FX | |
---|---|---|
取引方式 | DD方式 | NDD方式 |
FXには「DD方式」と「NDD方式」の2種類の取引方式があり、国内FXの多くは「DD方式(Dealing Desk)」を採用しています。
【DD方式とは】
顧客の注文をFX会社が仲介して市場に流すことで取引を成立させる取引方式。
DD方式では、顧客と市場の間にFX会社が存在するため、FX会社がトレーダーの注文を流さず資金を抱える「のみ行為」が行われる可能性があります。
現役トレーダー
約7割のトレーダーが負けるFXでは、「のみ行為」によって大きな利益を得られるのです。
トレーダーが負ければ負けるほどFX会社が得をするため、DD方式を採用している国内FXでは、業者による価格操作や約定拒否が行われる危険性が0ではありません。
DD方式の国内FX会社は、顧客の注文を機械的に市場に流している海外FX業者と比較すると取引の透明性が低いと言わざるを得ないでしょう。
海外FXのメリット
危険性・リスクにおける海外FXのメリットは以下のとおり。
- 最大レバレッジが高い
- ロスカット水準が低い
- ゼロカットシステムで借金リスクがない
- NDD方式で取引の透明性が高い
では、危険性・リスクにおける海外FXのメリットについて、確認していきましょう。
最大レバレッジが高い
国内FXの最大レバレッジは25倍と低めに制限されています。
一方で、海外FXには最大レバレッジの制限はありません。
そのため、FX会社によっては1000倍~5000倍、レバレッジ無制限のFX会社も存在します。
海外FX業者 | 最大レバレッジ |
---|---|
Exness | 無制限 |
FBS | 3000倍 |
LAND-FX | 2000倍 |
FXGT | 1000倍 |
XM(XMTrading) | 1000倍 |
TitanFX | 1000倍 |
AXIORY | 1000倍 |
最大レバレッジが高ければ、必要証拠金が少なくなるため強制ロスカットの危険性が低くなります。
より少ない資金でFXトレードに挑戦したい方であれば、最大レバレッジが高いFX会社を選ぶと良いでしょう。
現役トレーダー
ハイレバ取引をする場合は、少しの価格変動でも損益額が大きくなるため資金管理は徹底しましょう。
ロスカット水準が低い
海外FX業者のロスカット水準は0%~100%と、国内のFX会社と比較すると低めに設定されている業者も多く存在します。
海外FX業者 | ロスカット水準 |
---|---|
Tradeview | 100% |
MiltonMarkets | 50% |
FxPro | 50% |
XM | 20% |
AXIORY | 20% |
HFM(HotForex) | 20% |
FBS | 20% |
IS6FX | 20% |
TitanFX | 20% |
FXGT | 20% |
Bigboss | 20% |
TradersTrust | 20% |
Exness | 0% |
iFOREX | 0% |
LAND-FX | 0% |
以下に国内FXのロスカット水準もまとめているのでぜひご確認ください。
国内のFX会社 | ロスカット水準 |
---|---|
外為オンライン | 100% |
インヴァスト証券 | 100% |
外為どっとコム | 100% |
トレイダーズ証券 | 100% |
カブドットコム証券 | 75% |
カネツFX証券 | 50% |
DMM FX | 50% |
SBI FXトレード | 50% |
GMOクリック証券 | 50% |
楽天証券 | 50% |
ロスカット水準が低ければ、ロスカットの危険性が下がるためFXトレードの勝率を上げられます。
より勝ちやすいFX会社で取引したいなら、ロスカット水準の低いFX会社を選ぶと良いでしょう。
ゼロカットシステムで借金リスクがない
海外FX | 国内FX | |
---|---|---|
借金リスク | ない | ある |
主要な海外FX業者の多くは、「ゼロカットシステム」を採用しているためマイナス残高になっても借金を負う心配はありません。
【ゼロカットとは】
ロスカットが間に合わなかった時に、損失分をFX会社が補償してくれる制度
海外FXでのハイレバレッジ取引はリスクが危険視されることが多いですが、ゼロカットにより自己資金以上に損失を被ることはありません。
関連:海外FXのゼロカットシステムとは?追証なしで取引できる仕組みや注意点
NDD方式で取引の透明性が高い
海外FX | 国内FX | |
---|---|---|
取引方式 | NDD方式 | DD方式 |
海外FXの多くは、「NDD方式(No Dealing Desk)」という取引方式を採用しているため、取引の透明性が比較的高いといわれています。
FX会社が仲介に入らないため取引の透明性が高いと言われている。
関連:NDD方式の海外FX業者おすすめ5選!DD方式との違い&メリット・デメリットまで
NDD方式の取引では、取引ごとのスプレッドを利益源としているため、トレーダーが儲かれば儲かるほどFX会社の利益も増加します。
そのため、海外FXではトレーダーの有利になるようなスペックを提供してくれるFX会社が多い印象です。
FX取引の透明性や口座スペックを重視する方であれば、NDD方式の海外FX業者はおすすめです。
ボーナスキャンペーンを使えばリスクなしで取引できる
海外FXでは、トレーダーが有利にFX取引を進められるように豪華なボーナスキャンペーンを開催している業者が多数存在します。
- XM:13,000円口座開設ボーナス
- IS6FX:豪華景品が当たるプレゼントキャンペーン
たとえば、XMtradingの13,000円口座開設ボーナスを使えば入金なし・リスクなしでFX取引を開始できます。
現役トレーダー
海外FXの危険性やリスクが気になる方は、まずはボーナスだけで取引してみましょう!
海外FXの危険性・リスク
海外FXの危険性・リスクはこちら。
- 金融庁の許可を受けていない
- 信託保全が義務化されていない
- ハイレバのギャンブルトレードが可能
では、海外FXの危険性・リスクについて確認していきましょう。
金融庁の許可を受けていない
金融庁の許可がない
海外FX | 国内FX | |
---|---|---|
金融庁の許可 | × | ○ |
危険なFX会社 | 多い | ほぼいない |
信託保全 | 必ずある | ない業者も多い |
海外FX業者を利用するリスクとして、日本の金融庁の許可を受けていないことが挙げられます。
とはいえ、海外FX業者を利用してもトレーダーが罪に問われることはありません。
現役トレーダー
海外FX業者の利用自体は完全に合法です。
金融庁による監視がないことで危険性の高い海外FX業者も存在しますが、すべての海外FX業者が危険というわけではありません。
危険性の低い海外FX業者を見分けるポイントを理解して、信頼性の高い海外FX業者を利用しましょう。
信託保全が義務化されていない
海外FXでは信託保全が義務化されていないことも、人によっては危険と感じるポイントでしょう。
たしかに信託保全を採用していないFX会社では、万が一会社が倒産した場合に資金が戻ってこない危険性があります。
ただし、XMなどの盤石な資金基盤のある海外FX業者であれば、会社が倒産するリスクはほとんどありません。
海外FX業者の運営会社の情報や資金基盤を確認して、倒産リスクが少しでもあるFX会社は避けたほうが無難でしょう。
現役トレーダー
それでもリスクが気になる方は、信託保全を採用している海外FX業者を選びましょう。
ハイレバのギャンブルトレードが可能
最大レバレッジの制限がない海外FXでは、高いレバレッジでのギャンブルトレードが可能です。
ハイレバトレードで負ければ、一瞬で自己資金がなくなってしまう危険性も0ではありません。
リスク管理ができずに自己資金をどんどん投入してしまう人は海外FXでのトレードはやめておいた方が良いでしょう。
現役トレーダー
FX取引は余剰資金で行うのが基本です。
海外FX=危険と誤解される5つの理由を解説
ここまで、国内FXと海外FXの危険性・リスクについて確認してきました。
海外FXの危険性は思ったほど高くないことが分かると思いますが、ここからは改めて海外=が危険だと誤解される5つの理由について解説していきます。
- 日本の金融庁に警告を受けている
- FX初心者は海外FXでは勝てない?
- ハイレバレッジは損失リスクが大きい?
- 海外FXは借金リスクがあり危険?
- 出金拒否などのトラブルに巻き込まれる?
「本当に海外FXは危険じゃないのか?」と思う用心深い方であっても、この章を読めばきっと納得してくれるはずです。
日本の金融庁に警告を受けている
海外FXは日本の金融庁に警告を受けているため、「海外FX=危険・違法」と思う人が多いです。
海外所在業者であったとしても、日本の居住者のために又は日本の居住者を相手方として金融商品取引を業として行う場合は、金融商品取引業の登録(日本の「金融商品取引法」に基づく登録)が必要です。日本で登録を受けずに金融商品取引業を行うことは、禁止されています。
金融庁による警告は、危険な海外FX業者による悪質な勧誘を防ぐための警告であり、海外FX業者が自ら勧誘をしていなければ違法にはなりません。
国内に拠点を有しない無登録の外国証券業者であっても、有価証券関連業に係る行為についての勧誘をすることなく、あるいは金融商品取引業者(第一種金融商品取引業に限る。)による代理又は媒介により、国内にある者の注文を受けて外国からその者を相手方として有価証券関連業に係る行為を行うことについては許容されている。
また、海外FX業者を利用したトレード自体は制限されていないので、トレーダーが罪に問われることはありません。
とはいえ、悪質な運営をしている海外FX業者も存在するので、海外FX業者を見分けるポイントはチェックしておきましょう。
関連:海外FXをおすすめしない理由を徹底解説!国内FXとの違いも比較
FX初心者は海外FXでは勝てない?
初めてFX取引に挑戦する方の中には、「FX初心者なら海外FXよりも国内FX」と思っている方もいるかもしれません。
しかし見ている為替相場は同じですので、海外FXと国内FXでFX自体の勝ちやすさにはそんなに差はありません。
取引条件で比較すると、
- 最大レバレッジの高さ
- ロスカット水準
- ゼロカットシステムの有無
などのメリットがある海外FXの方が利益を上げやすいとも言われています。
一方、海外FXよりも国内FXの方がスプレッド(取引コスト)が安いというデメリットも存在します。
現役トレーダー
一概にどちらの方が稼ぎやすいかは断言できません。
ただ、完全初心者であれば、ボーナスキャンペーンで無料でFXトレードを体験できる海外FX業者で始めてみるのをおすすめします。
以下の記事では口座開設だけで貰える口座開設ボーナスが豪華な海外FX業者を紹介しているのでぜひご覧ください。
関連:海外FXボーナスの最新情報・口座開設ボーナスを徹底比較
ハイレバレッジは損失リスクが大きい?
海外FXが危険だと誤解する人の多くは、「ハイレバレッジ取引=危険」と考える人が多いです。
確かにハイレバ取引が可能な海外FXでは、1度の取引で大きな損失を出してしまう危険性は0ではありません。
ただ、大きな損失になるのは自己資金に見合わない大きな取引をした場合のみ。
自分の資金と実力から許容できる損失額をしっかり設定すれば、そこまで大きな損失を被る危険性は少ないでしょう。
現役トレーダー
リスクを度外視したギャンブルトレーダーだけをみて、海外FXが危険だからと敬遠するのはもったいないです。
海外FXは借金リスクがあり危険?
海外FXにかぎらず、FX自体に借金リスクがあるのでは?と考える人も意外と多いです。
先程説明したように、海外FXでは「ゼロカットシステム」によって相場の急変動が起きてもとしても借金を負うリスクはありません。
ただ、FXでの一攫千金を狙って借金をしてギャンブルトレードに突っ込むトレーダーがいることも事実です。
現役トレーダー
十分な余剰資金がある方のみFX取引に挑戦することをおすすめします。
出金拒否などのトラブルに巻き込まれる?
海外FXでは利益を出しても出金拒否などのトラブルに巻き込まれる危険がある、と考える人も少なくありません。
実際、FXで利益がでても出金できないという事例も発生しています。
しかし原因と対策を知っていれば、ほとんどが対処可能です。
海外FXで出金拒否になる原因のほとんどは次の2つ。
- 悪質なFX会社を利用している
- ルールを破るなどトレーダー側に問題がある
つまり、健全なFX会社を利用し、その業者の出金や取引に関するルールを守りさえすれば、基本的に出金拒否のリスクはないということです。
関連:FXで儲かりすぎると口座凍結されるって本当?理由や対処法を調べてみた
海外FXは為替相場に左右される投資なので、リスクや危険が0ということはありません。
とはいえ、正しい利用方法を知っていれば多くの人が持つ悪いイメージほど危険な投資ではないことが分かるでしょう。
危険性の低い信頼できる海外のFX業者を見分けるポイント
危険性の低い海外FX業者を見分けるポイントは次の4つです。
- 所有している金融ライセンスの種類
- 信託保全の有無
- ゼロカットの有無
- 海外FX業者としての実績
これから海外FX口座を開設しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
所有している金融ライセンスの種類
危険性の低い海外FX業者を見分ける1つ目のポイントは、所有している金融ライセンスの発行元や種類です。
海外FXの多くは、信頼性を担保するために海外の金融ライセンスを取得しています。
現役トレーダー
ひとくくりに金融ライセンスといっても、どの国のライセンスかによって安全性はさまざま。
数ある金融ライセンスの中でも、審査が厳しく安全性が高いと言われているのは次の2つです。
- キプロスの金融ライセンスCysec:XM(XMTrading)
- イギリスのFCAライセンス:HFM(Hotforex)
上記の金融ライセンスを持っている海外のFX会社は危険性が低いといえるでしょう。
反対に、金融ライセンスを取得していない海外FX業者・マイナーな国の金融ラインセンスを取得している海外FX業者には注意が必要です。
危険性が低い海外FX会社であれば、金融ライセンスの情報やライセンス番号をホームページに載せているのでご自身で確認してみてください。
信託保全の有無
海外FXの安全性が心配な方は、信託保全を採用している海外のFX会社を選びましょう。
信託保全とは、万が一海外FX会社が経営破綻に追い込まれた場合でも、口座内に置いてある資金が投資家に返還される仕組みです。
万一の自体に備えたい方は、以下の海外FX会社での口座開設がおすすめです。
ゼロカットの有無
危険な海外のFX会社を見分けるポイントの3つ目は、ゼロカットを採用しているかどうか。
ゼロカットを採用している海外のFX会社であれば、相場の大暴落で証拠金以上の損失がでても借金を負う危険はありません。
ただ、ゼロカットを採用していてもいざという時に執行してくれるかは、確認が必要です。
現役トレーダー
過去の実績を確認してゼロカットが執行されるかチェックしておきましょう。
人気海外FX会社のXM(XMTrading)では、2015年のスイスフランショックで大暴落が発生した時も、すべてのトレーダーにゼロカットを適用した実績があります。
関連:XM(XMTrading)ではゼロカットは適用される?
海外FX業者としての実績
海外のFX会社の危険性を見極める上で、FX会社としての実績を見ることも大切です。
確認すべき実績は主に以下の通り。
- 運営歴
- 入金・出金の実績
- Twitterや2chなどのSNSの評判・口コミ
実際にSNSなどの投稿を確認して、海外のFX会社の評判を調査してみましょう。
当サイトでは、各海外FX業者の評判もまとめていますのでカテゴリーページや以下の記事も参考に確認してみてください。
関連:海外FX業者おすすめランキング一覧!全80社の人気口座を徹底比較
危険性・リスクの低いおすすめ海外FX業者ご紹介
最後に上記のポイントを考慮した危険性・リスクの低いおすすめ海外FX会社をご紹介します。
- XM(XMTrading)
- AXIORY
- Tradeview
では、危険性・リスクの低いおすすめ海外FX会社について確認していきましょう。
XM(XMTrading)
引用元: XM(XMTrading)公式サイト
海外のFX会社 | XMTrading |
---|---|
金融ライセンス | FCA(イギリス金融行動監視機構)他14種類 |
信託保全 | 最大100万ドル |
設立年 | 2009年 |
ゼロカットの有無 | ○ |
最大レバレッジ | 1000倍 |
XMTrading(エックスエムトレーディング)は、最も日本人に人気のある海外のFX会社です。
運営元であるXMグループは、世界190カ国、500万人以上のトレーダーを抱える最大手企業。
また、世界で最も取得が困難と言われている金融ライセンス「FCA(イギリス金融行動監視機構)」を保有しており、危険性を疑う余地はありません。
さらに日本人スタッフにリアルタイムで問い合わせることも可能となっています。安心して取引できる環境が整っているためFX初心者の方にもおすすめできるFX会社です。
\\13,000円の口座開設ボーナス!//
AXIORY
引用元: AXIORY公式サイト
海外のFX会社 | AXIORY |
---|---|
金融ライセンス | ベリーズ(IFSC) |
信託保全 | 全額信託保全 |
設立年 | 2011年 |
ゼロカットの有無 | ○ |
最大レバレッジ | 1000倍 |
AXIORYは、2011年に設立された海外のFX会社です。
派手なプロモーションはありませんが、低コストな取引環境を提供し、何より完全な信託保全が実現されています。
信託保全を実施していれば、FX会社が倒産した時も補償が得られるため損失リスクはありません。
日本人スタッフも在中しており、運営歴が長く評判も良い、おすすめの海外FX会社です。
Tradeview
引用元: Tradeview公式サイト
海外のFX会社 | Tradeview |
---|---|
金融ライセンス | ケイマン諸島(CIMA) |
信託保全 | 全額信託保全 |
設立年 | 2004年 |
ゼロカットの有無 | ○ |
最大レバレッジ | 500倍 |
Tradeviewは2004年に設立された海外FX業者です。
ボーナスキャンペーンなどは一切開催されていませんが、先述のAXIORYと同様に信託保全に対応しています。
また、金融ライセンスはオフショアの中でもトップクラスに取得難易度・安全性の高いケイマン諸島(CIMA)のライセンスを取得。
日本語対応もされているため、安全性を優先したい方はTradeviewも要チェックの海外FX業者です。
危険性・リスクに関連するよくある質問
海外FXの危険性・リスクに関連するよくある質問をまとめました。
- 海外のFXで儲けた人がいる噂を聞くけど本当に合法?
- 海外FXの評判が知りたいが参考になるサイトや記事・ブログはある?
- 海外のFXでは顧客資産の詐欺や破綻の危険性・可能性はある?
海外FXの危険性・リスクに関連するよくある質問について、順番に解説していきましょう。
海外のFXで儲けた人がいる噂を聞くけど本当に合法?
海外FXで儲けた人の話はよく噂で耳にすると思います。
結論、合法の場合が大半でしょう。理由は海外のFX会社を利用して取引を行うことに違法性は全くないからです。
特に海外FXは、1000倍以上のハイレバレッジ取引が特徴!つまり、一攫千金で利益を狙うことも可能なのです。
海外のFX会社で儲けた人は、ハイレバレッジでの取引を行い利益を獲得している場合がほとんど。海外FXに興味がある方はぜひボーナスを付与しているFX会社で口座開設してノーリスクで海外FXを体験してみてください。
海外FXの評判が知りたいが参考になるサイトや記事・ブログはある?
海外FXの評判が気になる場合は、参考になるサイトや記事・ブログは以下がおすすめです。
参考サイト:FPA公式サイト
海外のFX会社の評判や口コミがひと目で確認できますよ!
海外のFXで顧客資産の詐欺や破綻の危険性・可能性はある?
結論、ないとは言い切れませんが、大手海外FX会社であれば、顧客資産の詐欺や破綻の可能性は低い言えます。
一方でマイナーなFX会社であれば、顧客資産の詐欺や破綻の可能性は無きにしろあらずです。
海外のFX会社を利用する際は、安全性の高い大手海外FX会社の利用をおすすめします。
海外FX業者の危険性・リスクまとめ
ここまで、海外FXの危険性・リスクについて解説してきました。
海外FXのリスクで注意したいポイントは以下の5つ。
- 日本の金融庁の許可を受けていないが違法ではない
- 取引スペックでは国内FXよりもリスクが低い
- 海外FXはゼロカットにより借金リスクはない
- 危険な海外FX会社を見極める必要がある
当記事で紹介した海外FX会社を参考に、まずはボーナスを使って無料でトレードを始めてみてください。
危険な業者がいないのは安心できますね。